極上アルファは運命を諦めない

gokujo alpha wa unmei wo akiramenai

極上アルファは運命を諦めない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×23
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
43
評価数
10
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
真宮藍璃 

作家さんの新作発表
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イラスト
小禄 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
電子発売日
価格
¥681(税抜)  
ISBN
9784775529713

あらすじ

オメガで警察官の瀬名は、友人を救うため潜入したアングラクラブで大勢の男たちに襲われそうになり、とあるアルファに抱かれることで助けられた。お互いの素性も知らぬまま別れたふたりだったが、数年後、何の因果か、そのアルファと仕事上のパートナーを組む羽目になってしまった! そのアルファ・来栖は厚労省の管理官で、自分たちは運命の番同士だと主張して結婚を迫ってくる。アルファ勝りで強気な瀬名は、運命なんて信じないと、来栖の求愛を頑なに拒み続けるが……!?

表題作極上アルファは運命を諦めない

来栖優仁,厚生労働省バース安全管理局管理執行課管理官
瀬名隼介,警視庁バース公衆安全部特別執行官,警部補

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

これぞ ”The・包容力攻め”!

こちら、刺さる萌え要素満載のお話で、自分にとっての神作品でした…!・:*+.

「偉そうにしないアルファ」「包容力攻め」「(肉体的・精神的に)強い受け」「バディもの」「刑事もの」と、萌えの宝庫状態で読み始めてすぐ夢中に。

あと表紙……エッチすぎんか!受け様のはだけた上半身に目を奪われます//

近未来(23世紀)を舞台に、謎の強制発情促進薬を巡る陰謀とサスペンス。
刑事ドラマとか大好きなので、もう初っ端からワクワク止まらず。

また、キャラの魅力がね……!もうすごくて(語彙力)、攻め受けどちらも読み始めてすぐ大好きになりました◎

オメガで初めて特別執行官に選ばれるような、強くて「デキる男」の受け様がとにかく格好いいいいいい!!
攻めとのセッッでは攻めに任せて少し甘え、存分に乱れる様子もたまらないです。

そしてアルファの攻め、来栖がね…そうそう、「包容力」ってこういうヤツだよ!と辞書に載せたいお手本包容力攻めでございます。

決して威張らず、相手に無理をさせず嫌がらせず、でもアプローチは諦めず。
「怒らせちゃったかな?」と心配になって…なんてしゅんとして言われたら、自分の跡をつけてきたことが分かっても怒れません!笑
かかか可愛いよ…!萌えに感謝✨

事件の真相や解決までのハラハラと疾走感、そして二人の恋の行方に…と、ドキドキ興奮が最後まで止まりませんでした。

”オメガだからってアルファに負けないぞ!”と半ば意地を張っていた瀬名ですが、来栖の前では肩肘張らずに自然体でいられるんだな…と。

番になった二人の結婚式の様子や、その後の新婚生活まで見てみたいなあ〜〜
続編があればいいのに!

0

なんか、運命って言って迫ってくるんですけど

極上アルファは運命を諦めない、その通りなお話でした。

瀬名はなんだかんだで発情させられてばかりで来栖に何度も…。
来栖は実はオメガのフェロモンがあまり効かない人でその理由が…。

会ったときから来栖が瀬名に押せ押せで。
なんで?再会したらますますアプローチがエスカレートして。
どうやら運命の相手らしいけど、運命だからってそんなのなんか嫌って瀬名を振り向かせる来栖と、事件とハラハラでした。

潜入がヒヤヒヤでしたがわりと短かったですね。
来栖といることで瀬名の体が回復したり精神的に落ち着いてくるのも良かったです。

運命であろうとなかろうと。
運命の捉え方のすり合わせや自覚も良かったです。

0

武闘派オメガ



アルファが長年追いかけていたヤマと自分が長年探している人が同じと知り行動を共にする中で口説き落とされるオメガ

バース犯罪対策本部に所属している瀬名(受け)は捜査の最中何故か覚えのある匂いを嗅ぎ取ります。犯人を追いかけている途中で再会したのは過去に友人を助けようと潜入した先でピンチを救い出してくれたアルファ・来栖(攻め)でした。
来栖は瀬名と再会するなり、「君は運命の番だ。結婚を前提に付き合って欲しい」と言われびっくり。逃げ帰ってくるのですが、後日職場で新しいパートナーとして紹介されます。
警戒する瀬名ですが、未だ見つからない友人が来栖がずっと追っている組織と関係があるのではないかという来栖の言葉に一緒に行動することにするのです。
運命の番を信じたくなく、匂いで判断したくない瀬名に来栖は瀬名をその気にさせるため事あるごとに口説いてくるのです。


幼馴染の成也からの助けて欲しいというメッセージを読んで、怪しげなクラブに潜入した瀬名は、「愛の供物」として沢山のアルファたちにレイプされそうになったところを助けてくれたのが来栖でした。
オメガでありながら小さい時から格闘技などを習わされていた瀬名は正義感が強く子供の時から成也をかばってきていました。結局、そのクラブから逃げることに成功したとはいえそれ以来行方不明の成也のことをずっと探し続けています。

事件の捜査をしながらも口説いてくる来栖に、匂いに惑わされるのを一生懸命抗おうとする瀬名ですが、誠実な来栖の態度に、もともと思い切りが良かったこともありなんだかんだで瀬名が積極的に距離を縮めて行く様子が、こっちがぐいぐい行ってるはずなのにいつのまにか迫られてるアルファという図はちょっと面白かったです。
ただ、成也をほって置けないと思う気持ちはわかりますが、自分を顧みない行動にはちょっとハラハラしました。
青くまっすぐな正義感と表現されていましたが、これからは番もできたことだし、ちゃんと相談して行動して欲しいものです。

事件は結局、やっぱりという感じでしたが、成也のその後とか組織のその後とかもう少し読みたかったなと少し物足りなく思いました。

2

巡巡り会う定めが運命ならば

今回は厚生労働省管理官と警視庁捜査官のお話です。 

攻様と再会した受様が彼の番となるまで。

かつて人類は生殖能力の退化する謎の病原菌により
存亡の危機に立たされ、遺伝子操作によって
男女を超えた新しいバース性を誕生させ、
奇跡的な復興を遂げます。

今の人類は男女の他に
知力体力共に大きく秀でて社会をけん引するアルファ性、
性質が穏やかで忍耐強く丈夫な体を持つベータ性、
妊娠出産能力がずば抜けて高いオメガ性の
いずれかに属します。

オメガ性に属する受様は
同じくオメガ性を持つ友人の失踪事件をきっかけに
弱者である事から抜け出せないオメガ性のために
働きたいと警察官を志します。

受様は努力を重ね、
警視庁の特定関連事案対策課に
初めて配属されたオメガの捜査官となります。

しかしながら部署は突発的な発情事故に備えて
基本的に番のいるアルファや
フェロモンに影響されにくいベータで構成され
独身のオメガには不向きな職場です。

それでも受様はできるなら現場突入の指揮を執る
特別執行官として活躍したいと思っていました。

そんな受様に転機が訪れたのは
会員制のスポーツクラブへの突入作戦に
オブザーバーとして参加していた
厚生労働省の管理官である攻様との再会でした。

受様は4年前に失踪したオメガの友人を探して
秘密の地下クラブを訪れたのですが
客達の供物として提供されるところを
攻様の助力で脱出に成功していたのですが

その過程で受様は攻様に抱かれる事となり
受様には苦い過去でもありました。

それなのに再開した攻様は受様を
「運命の番」だと言ってアプローチしてきて!?

受様の危機を救った恩人ながら謎の多い攻様と
友人の失踪事件をきっかけに警察官となる受様の
オメガバースになります♪

2人の出会いの場となった地下クラブでの攻様は
VIP客として存在していて
受様にとって攻様は助けられたとはいえ
胡散臭い謎の男でしかありませんでした。

そして警察官となった受様が再会した攻様は
バース性が誕生する以前から続く名家の出身で
海外経験もある敏腕管理官として現れるのですよ♪

受様としては意地でも運命だとは認めたくないし
仕事で付き合っていくだけで手いっぱいです。

色々な意味で正反対な2人なのですが
攻様が件の地下クラブに関わっていたのには
当然ながら攻様側の事情があり

それが受様の友人の失踪事件とも関わり合っていて
全ての元凶である人物が見えてくるまで
推理モノとしてのハラハラ&ワクワク、

事件を追うバディモノとしても
番かもしれないアルファとオメガとしても
ドキドキ&ワクワクさせて頂き
たいへん楽しく読ませて頂きました (^-^)/

真宮先生の今までのオメガバースは
受様がちょっと普通のオメガと違う設定でしたが
今回はがっつり王道設定な2人で
オメガバらしい絡みシーンが多かったのも良かったです。

推理モノとしてもしっかり楽しめるので
オメガバ初心者さんにもお勧めです♪

2

バディ物オメガバでとても面白いです

真宮藍璃先生の最近のオメガバ作品は欠かさず読んでます。
「年下アルファと秘密の妊活契約」が1番好きだったんですが、こちらの「極上アルファは運命を諦めない」が上回りました。

やはり仕事を絡めるお話が真宮先生はお上手だと思いました。
登場はしていませんが「絶対運命婚姻令」の佐野が来栖と同じ厚生労働省の管理官ですね。

こちらの作品はバディ物として最高でした。
正義感が強い瀬名は友人を助ける為に訪れた地下クラブで襲われそうになった出来事を機に、警察官になって希望する警察庁バース公衆安全部の特別執行官にまで上り詰める努力の人なんです。

そしてそのクラブで潜入捜査をしていた、厚生労働省バース安全管理局の来栖に助けられてるんです。

四年後に再会した来栖は瀬名を「運命の番」だと言って求婚して来るんですが、何となくそうかなと感じながらも意地になって拒み続ける瀬名がとても焦ったく思いました。
来栖は優秀で瀬名が新しく就いた特別執行官の仕事が成功するように、さりげなく導いてくれる良い男なんです。強制発情剤で発情した瀬名を抱く時もとても優しいです。

来栖が昔から追っている事件が思わぬ展開を見せて二人は巻き込まれて行くんですが、来栖の過去と瀬名の過去が絡まり合って来て、面白くてつい徹夜をしてしまいました。

正義感が強くて無鉄砲な瀬名にかなりハラハラしましたが、その真っ直ぐな心持ちが来栖を始め瀬名の友人まで救って行くんです。

二人が発情に関係無くセックスをして、バース性に関係無く惹かれ合う姿がとても素敵でした。

政財界を巻き込んだ事件は二人の活躍で綺麗に解決するんですが、来栖は須藤家という有名なエリート一族出身なんです。その一族の皆がとても個性的で魅力的だったので、スピンオフを読みたいと思ってしまいました。

5

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