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otoko shika inai kuni no alice
待望の男しかいない国のアリスの3巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
執着 4
コミカル 3
エロ 2
しんみり 1
な感じだと思います。
前作に引き続き、大楯くん×有澄くんのカプです。
突然、男しかいない世界に転移してしまった、高校生の有澄くん。元の世界では親友だった大楯くんとの行為に心が追い付かず気が滅入る一方だった有澄くん。しかし、大楯くんの優しさに触れ、心から恋人同士になった2人。しかし、大楯くんがある真実を隠していたことを知ってしまった有澄くんは…。
男しかいない国のアリス3巻にして最終巻です。2巻で判明した大楯くんの真実に、えぇ!とビックリしての次巻続くだったので、どんな展開になるのか楽しみでした。
3巻では中盤まで、攻めである大楯くん視点で描かれているので、大楯くんの真実やこういう場面で、どういう心情だったのかが分かり、今までの大楯くんの印象が変わって、個人的には好感が持てる面白さでした。
因みに、有澄くんが男しかいない世界に転移してしまったので、その世界に元々いた有澄くんはどうなったのかと、描き下ろしがあります。その世界線もほっこり可愛くて、もっと読んでみたいなと思いました。
ほんの少ししんみりする描写もありますが、持ち味のコミカルさで、しんみりさがすぐに吹き飛ぶので、最初から最後まで楽しく読むことが出来ます。あっさりめなファンタジー物だけど、登場人物の心理描写に引き込まれるので、是非とも読んでほしいです。