条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
yasagure otoko isekai de iroaku kishi ga aisuru ouji no migawari to naru
小中先生&奈良先生買い。奈良先生の神表紙ですっごく楽しみにしていた本だったのですが、期待を超えた面白さでとてもとても良かったです。キャラもお話も良かったしずっと覚えている本だなと思うので神にしました。本編360Pほど+あとがき。
母にまともに育ててもらえず中卒で働きだしたものの、結局半グレ集団を率いていた礼夜。一番の古株だった身内に刺され、川に落ちたはずなのに、気が付いたら泉のほとりで、自分に瓜二つな顔の若者に助けられ・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は、結構多い。
フレイ(タイトルにある「愛する王子」)、イーヴァルディ(フレイの侍従)、エイン、ジェド、ヴァン、オーズ(フレイの側近や従者)などなど。イーヴァルディが大好き。
++
お話が面白いというか、先が気になって気になって、どんどん読んでしまう(=読み止められない)。その合間に、同程度の濃度で、攻め受けの恋話も進んでいく。このあたりの按配が「小中先生、神では」と思うのです。面白いし、救われる。救済されるんです。良かったなあ。
攻めは、がちがち傭兵だったけど、フレイに惚れこんでいた方。最初は受けに当たりがキツイけど、だんだん心境に変化みせてきます。堅物っぽく思ってましたが、後の方で百戦錬磨系と判明。お主、やるのう・・・という心地です。奈良先生のビジュアルが最高ですよね。金髪筋肉ありの甲冑姿?最高では。
受けは人生何でもあり、負けるのは気に食わねーって様子に思う方。半グレで大抵やったので、そろそろヤバイかもと思う勘所がナイス。異世界に来ても、その人心掌握力とでも申しましょうか、存分に発揮し、あれこれ企み、ぎりぎりのところをすり抜け、という様子です。平和な時代に生きていけるのか?この方は?と思ったのですが、最後の最後に思わぬプレゼントありましたので、あと20年ぐらいは必死に生きていくことでしょう。
攻め受けともキャラがあまりにしっかりくっきりたっていて、お話がぐいぐい惹き込まれるものですし、とどめに奈良先生の挿絵ときたものですから、神一択でした。先生、素敵なお話有難うございました。また新しいお話を楽しみにお待ちしております。
小中先生ありがとうございます。素晴らしい作品に胸が熱くなりました。
読後の清涼感が半端なかったです。
映画を観る様な1冊。
胸踊る物語を探している方は是非、読んでいただきたい作品です。
360ページ超えの今作は、異世界転生したやさぐれ男と、色悪騎士のお話――なのですが、、、
ラノベ風のタイトル的内容かと思いきや、冒頭こそなぞってはいましたが、とんでもない! 大河ドラマもびっくりの読み応えたっぷりな王位復権(またしても語彙力皆無ですみません!)再生BLでした。
主人公が転生前の日本で半グレアラサーだったことや、ワケあり生い立ちもあって、酸いも甘いも経験してきた経験豊富な設定が、物語を面白くしていたと思われます。
これが普通のリーマンだったら、ありきたり転生モノという印象で終わっていたかもしれません。
序盤で早々に亡くなってしまった優しくて思いやりがある王子の代わりに、正反対な主人公がハッタリや勘などを駆使し、あれよあれよと身代わり統率者となっていき、真の仲間を得て、目的を同じくし、そして亡き王子の代わりに国を奪還し、仲間との別れや国の復権など、BLのL以外の部分でも。
希望しかない未来が見えるラストも楽しむことができました。
また、ラブの部分も攻めが意外と硬派で誠実で、受けを大切に想う姿に萌えました。
これもまた、攻めの悲しき生い立ちにドラマがあるのですが、、
生きてまた何度も抱き合いたい、とか個人的にどちゃクソ痺れました。
語彙力なさすぎて魅力を大いに伝えられないのが不甲斐なく申し訳ないですが、とにかく面白いので、読もうかどうしようか悩んでいる方はもちろん、未読の方もぜひ!
ぜひに!
読みましょ!!(圧強めですみません)
作者さまの名前で購入する事が段々と減って来てはいるのですが、小中大豆先生の作品は間違いないので作者買いを続ける数少ない作家さまの1人なんです。更に今作は奈良千春先生のイラストも素晴らしく一気に世界観に引き込まれました。
凄く面白かったのが最初は礼夜を胡散臭いと思っていた王子の側近たちが、段々と礼夜を認めて主君として守ろうと意識を変えて行く点でした。
またヴィダールが献身的に変わって行くのも丁寧に書かれていて、礼夜の心の揺れ動くさまに凄く萌えました。
ただ、難点を挙げるとすれば丁寧に書き過ぎてて後半が凄く駆け足に感じた点です。残りのページ数が足りるか何回も確認しました。
たぶん皆さん同じ感想なのでないでしょうか?私は続巻が出るのかと終盤まで思ってしまいましたから。
そして328ページの5行目なのですが、「ここヤルンエルヴが五千、北のスヴァルトゥヴィドは三千」は逆で「ここヤルンエルヴが三千、北のスヴァルトゥヴィドは五千」の間違いではないでしょうか?
担当さまご確認よろしくお願いします。
BLとしても面白いんだけど、王子が背負うものが悲しくてもう冒頭から大号泣
なので、どんなにご都合主義でも最後に救いがあってよかった…。
国を取った後のイチャイチャとか子育て話とかも読みたかったな。
ラブコメからシリアスまで、いろんなお話を読ませて下さる小中先生。
異世界転生モノかぁ…でもまぁ小中先生だしなぁ、と手に取りましたが、そりゃもう面白かったです!
物語の中にグイグイ惹き込まれ、続きが気になってページを巡るのが止まらない。
受け様は、題名の通り、現世界では半グレと章される生き方をしていた礼夜。
川に落ちたと思ったのに、中世のヨーロッパのような異世界に引き上げられ、目の前には自分と瓜二つの顔をした王子のフレイと、フレイを守りながら逃げている一行が。
この一行の中の、護衛騎士ヴィダールがこの度の攻め様。
レイヤにあとを託し、亡くなってしまうフレイ王子。
唯一無二の存在だったフレイを亡くし、虚無感に打ちひしがれている一行をどやしつけ、生きる為に奮闘するレイヤ。
最初に喝を入れる言動は、確かに!と拍手もの。
チート能力とかはなく、ただ己の才覚とハッタリで生き抜こうとするレイヤが、とても小気味よくてかっこいい。
ヴィダールの方は、色事なんて、な潔癖なタイプかと思いきや、とんだ色悪ぶりを見せてもらいましたよ。
惚れたら一途な溺愛タイプなのもステキ。
「愛してる」の告白シーンでは、その情熱的で優しさと愛しさに溢れていて、めっちゃ好き(,,>᎑<,,)♡
そろそろ残りページが少なくなった頃に危機が訪れた時は、えぇ――――っ!!
どうなるのこれ!?とハラハラドキドキがたまらない事に。
ラスト、最初の一行とフレイを弔った泉へ行った時の、なるほどそうきたか、な奇跡。
大団円なラストに、心からよかったね、でした( ノД`)
BのLを挟みつつ王国奪還物語、読み応えありました〜〜!!
やさぐれ受け礼夜は蓮っ葉さがありつつ、元々頭が切れ、リーダーシップも求心力もある人。ただ、愛や仲間との信頼を知らなかった現世の27年間。
常に自分や状況を俯瞰して見る力に長けているので、どういう振る舞いが求められているか自分がどう動けばよいかを的確に把握できており、生きるか死ぬかの瀬戸際を切り抜けていく様子が読んでいて小気味よい。
数々の作戦は現世で読んだ本を真似しただけ…というけれど、それを実行できるのはやはり頭が良いんですよね。
物語が進むにつれ、受けが素直さや初心な反応を見せてくれるようになり、最後には攻めに度々泣き虫と言われるほど感情が表に出てくるようになりすっかり可愛らしい。
そこにたどり着くまでの27歳から数年間の成長にホロリです。
また、攻めのヴィダールも文句なしにカッコいい!
戦闘に強くてめちゃくちゃ美形で忠心に厚く男前。受け視点で彼を見てたので同じく堅物かと思ったら色事にも精通してる。
…そう言えばタイトルで「色悪騎士」て言ってたww
礼夜をよく理解し、守り暖め緩めて心を開かせていく忍耐の人。
本当は愛してるのに、
甘々な雰囲気で触り合ってる中「早く抱いて」と言われるのに、
「お互い理解を深めてから」と突っぱね続ける鋼鉄の意志を貫く攻め。えらい。(←色悪じゃない)
甘々十分なのですが、いつの間にか攻め→受け愛がめちゃくちゃ深くなっていたので、攻めがいつどんな風に愛になり、深まっていったのか攻め視点が読みたいです!
奈良先生のイラストですが、受けは半グレ人生を単身で歩んできた鋭さがあり、尚且つ美形でイメージにぴったり。
ただ、物語の核となるのが、礼夜を異世界に呼んだフレイと瓜二つという設定だった為、挿絵では瓜二つに見えないのがとても惜しい…。
3人(攻め、受け、フレイ)が揃う最初の登場シーンで本文と挿絵の狭間で混乱しました…(攻めも金髪だし)
「終幕」では、最初のメンバーが揃いフレイの元へ向かったこと、そして結末…。最後の最後にグッときました。。
自分的に珍しくあらすじも読まず作者買いしましたが、今回も間違いなかったです。ありがとうございました!
半グレの男が異世界に転移した。あるきっかけで自分にそっくりの少年王子の身代わりになることに。周りの人達を奮い立たせながら、最初は自分自身の為に、心の底では少年との約束を果たす為に奮闘していく物語。
少年王子に命をかけてきた騎士との悪印象から徐々に仲が深まっていくのが良かった!
半グレの礼夜が、理由もあって人を信じないタイトル通りやさぐれた投げやりな男だったんですが、その投げやりさや頑なさも騎士達みんなとの生活の中で変わっていくのがいい。
ボリュームがあって満足度が高いお話でした。
小中先生のファンタジーが好きな人にはぜひ読んでいただきたいです!
とても面白かった。
裏社会で悪いこともして自分第一にお金を儲けて生きてきた受け。最後は部下に刺されて終わりかと思いきや異世界に召喚される。受けを呼んだのは自分と瓜二つの病弱王子。王子を亡命させるために着いてきた家臣達の行く末を頼まれて、成り行きで王子に成り代わることに。
初めは王子達の事情なんて知ったこっちゃないって感じなのに、自分が異世界で生き残るために家臣達と協力しなきゃいけなくなって、そこからどんどん事が大きくなっていく展開が面白かった。
自分と同じ顔なのに汚れなく愛されてきた王子を見て、自分の幼少期と比べてドス黒い感情が湧いちゃうシーンや、どんなに感情を鈍感にして過去のとこにしたって他人のちょっとした一言で過去の記憶が蘇って辛くなるシーンが切ない。どんなにポジティブに自分勝手に今を楽しく生きていたって幼少期の傷は尾を引き続けるんだよな。
自分だけでも生き残りたいと言う割に、自分の事を粗末に扱ったり露悪的に振舞って卑屈なことを言う受けの危なっかしさにもハラハラする。そんな受けの挑発的な言動に最初期はイライラしていた攻めだけど、そのうち怒るのではなく憐憫の顔を向けるようになっていく。
二人がようやく甘くイチャイチャしたなと思ったら受けは「自分は将来きっとこの男のために命を落とすだろう」とか物騒なこと考えてたりするのも好き。攻めも攻めで受けのためにすぐ死にそうな言動をするから、このフラグがどうなるのか最後までハラハラした。
溺愛モードに入った攻めの過保護なまでの深い愛情も良かった。いつ死ぬかもわからない状況だからこそ数日離れただけでも熱烈な再会になるのが好き。
半グレとして元の世界で死んだはずの礼夜は、自分と同じ顔をした王子フレイに召喚されて別世界へ。ヴィダールをはじめとした仲間たちとの信頼関係を築きつつ、フレイの遺志を継いで王位を盗る、成り上がりストーリーの面白さにページをめくる手が止まりませんでした。
生い立ちのせいで他人を信じられなかった礼夜は、はじめこそ険悪だったものの、次第にヴィダールに心を開くようになっていきます。穏やかに愛を深めるふたりのやり取りに癒されました。また、奇策とカリスマを活かしてどんどんと礼夜たちが領地を広げていく様子に、戦記ものを読んでいる気分になってわくわくしました。
はらはらしつつも夢中になれるストーリーものをお探しの方に、とてもおすすめです!