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Haji×Yui
「肇×唯0」とある通り、中学生のときの肇と唯の話でした。
肇と唯の幼少期の話、肇の過去も!!そしてフルカラーです。びっくりしました。初夜のところもカラーなので肌色がえちえちです。
肇の過去、肇と唯がどうして付き合うまでになったのか、そして初夜が描かれてます。
「肇×唯」を先に読んでいたほうが楽しめるかな〜という感じです。こちらから読んでも大丈夫にはなっています。
相変わらず、唯の勘違い暴走癖はあります。しかし、しっかりと暴走を止められる肇くん。流石です。
一巻で示唆されていた肇と父親とのいざこざ、なぜ父、兄、肇の3人暮らしなのかなど、肇×唯を読んでる人はぜひ読んでほしいです。
1冊通して表題カップルの話ながら、数本ある話がストーリーとしてつながっているわけではなくとびとび。
まあいろんな時期にとぶのはいいとして、その話が何について描かれているのかは各話についているタイトルを読んで知る感じでした。
たぶん0巻については「1巻で描かれてなかったこことこことここを補足しました」的な感じだからですかね?
なので予備知識なく0巻から読んだら「?」となり、かといってそのあと1巻読んでも置いてけぼり感が否めず。
言わんとしている絆や萌え所は分かるのだけど、いまいち登場人物の行動に共感しきれないというか。
日頃からSNSを追ってキャラへの愛着や解釈を深めた方向けの本という印象でした。
読みやすくて、ストーリーも面白かった。正直両片思い時代の部分もっと読みたかったけど、今のままでの大満足です。好きすぎて、全書店コンプさせていただきました。各書店のリーフレット小冊子も素敵でした。本当に買ってよかったです!
肇×唯
『肇×唯』読んだ人、絶対必読!
中学校の2人のお話、
・「肇の過去」
・「肇と唯が付き合うまで」
・「肇と唯の初夜」
全部がカラーで描き下ろしの3編。
2人のことをもっと知って嬉しい。
肇の家庭から精神的な苦しみが心に刺さるし、
そんな彼を支える唯がいることで温かい気持ちになる。
唯の不安な恋心や嫉妬に直撃されてキュン痛となる。
2人の初夜に至っては純粋さのあまり、恋がリアルで胸に響く。
そして、『肇×唯』をもう一回読むと、
新たな衝撃と感動があって、
さらに2人の細かい心理と関係性の深さに気づかされた。
肇のヤンデレ気質と暗い性格の原因と、
唯の心細さも含めて、
実は2人も健気で健気で、
肇の執着っぷりが愛の裏返しみたいなもので、
唯もそんな肇の側に立たないと!肇を求める。という
唯一無二な存在感もあると思う。
お互いに必要としていて、言葉も不器用で、
過剰な愛が飛び抜けて、すれ違いは避けられないのだ。
愛が重いほど尊い。
2人の間の依存愛がほろ苦いけど、甘い気分に包まれる。
2人をもっと愛してしまう!