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ummei no hiyoku
センチネルバース+特殊能力+etc…
もしかしてちょっと難しい設定なのかなと構えながら読み進めていくと…
あれ?あれ?なにこれ面白い!と、あっという間にページをめくってしまう読みやすさ!
お話としても面白く、なおかつBL面でもしっかりと萌えさせてくれる大変おいしい1冊でした。
読み終えた今、特大級の萌えを噛み締めています。ああ萌えた…
多種多様な◯◯バース設定が展開されている昨今の商業BL界。
その中でも過去に数作しか読んだことがなかったものですから、まずセンチネルバースとはなんぞや?な状態で手に取りました。
それに加えて、能力持ちは霊獣と呼ばれる「その人の魂を具現化した動物」が側にいて、一体化しながら戦う…なんて独自設定もMIXされています。
これがですね、本当に面白くって…!
説明くさくならない塩梅の解説がきちんとされていて、それでいて話運びもすごく上手いので、センチネルバース初心者でも何にも混乱せずにするするとこの世界観に入り込めました。
センチネルバース設定が最大限に活かされている1冊なのではないでしょうか?
魅力的な設定が盛り沢山な今作ですが、特筆すべきはやはり攻めのイグナーツと受けのシノブについてでしょう。
戦う強い受けがお好きな方はいませんか?
もどかしいほどに不器用なところがあったり、でも一度気を許すととんでもなく可愛くなってしまう人だとよりお好きだったりしませんか?
まさに、な受けが見られます。どえらい可愛いです。
そんな受けを、何重にもあたたかい包容力という名の大きな両手を広げながら、いつでも抱きしめてあげられるようにそっと寄り添う優しい年上攻めがお好きな方はいませんか?
間口が広く親しみやすいようでいて、実際は受け限定な雰囲気があったり、そこに一途な面と完璧すぎない愛嬌を持ち合わせていたら最高だったりしませんか?
受けの発言に頭を抱える攻めの図がお好きな方にはきっとたまらないものがあるはず。
なんとこちらも見られるんです!ヤッター!最高!!
起承転結もすっきりとしていて、BL部分を抜きにしても物語の展開自体がすごく面白いんですよね。
ベースがしっかりしている上で、少しずつ信頼関係を築いて唯一無二になっていく2人の姿をじっくりと見守ることが出来ます。
特殊設定ありのファンタジー作品って、読んでいて後半が駆け足になってしまって惜しいー!となることが多々あり…なのですが、性急さを感じる部分がなかったのが個人的にはうれしいところ。
サブCPも登場するのだけれど、あくまでも主役はこの2人。
目が散るなんてこともなくまるまる楽しんで読み終え、これはサブCPの話も読んでみたいぞ…と、まだまだこの世界観に浸りたくなってしまいます。
ファンタジーがお好きな方はもちろん、ちょっと興味があるよという方もぜひ一度お手に取ってみてほしいです。
攻めにも受けにも好感しかない作品でした。
いや〜〜本当にめちゃめちゃ面白かった!!文句なし、の神評価です✨
ページを捲る手が止まらず、まさに「貪り読んだ」という感じ。読みながら、ところどころ涙が溢れて止まらず困りました…
そして読み終えた今も興奮冷めやりません。すごい作品を読んでしまったーー…!!
こちら、自分にとって初めてのセンチネルバース作品でした。
なんだか難しそう…という印象が、もう見事にひっくり返されました。
作品内でとても分かりやすく説明されていて全く混乱しなかったですし、想像以上に萌えが詰まっておりました…!
五感が人よりずっと研ぎ澄まされており、驚異的に発達したセンチネル。
彼らを補佐し、触れ合うことでセンチネルの体に溜まった”穢れ”を浄化する存在のガイド。
そこに、オメガバースで言う「運命の番」に似た「比翼」という関係も絡んできて、萌えが加速するんじゃーーーー!!(思い出して興奮)
6年前の戦いで「番」であったガイドを昏睡状態に陥らせてしまってから、自分のせいでガイドを危険な目に遭わせたくない、とガイド達からの浄化の手助けを全て拒み、自らの体に穢れが溜まっていく一方の主人公、シノブ。
もう絶対に誰も傷つけたくない、とわざと嫌われるような言動をとり、6年もの間番を持たない「片翼」状態の彼。
そんな彼の前にある日、訓練性だと名乗る2歳年上のイグナーツが現れ、彼との交流に少しずつ心の安らぎを覚え始めるシノブですがー
と続くお話です。
激しい戦闘シーンあり、予想外の「6年前までの番」との関係の真相暴露(?)あり、タイトルどおり非常に一途な番のガイド、イグナーツから注がれる恋情あり…と、萌えと興奮が止まらぬ展開に、息つく暇もないぐらい夢中になってしまいました。
シノブが苦しんでいた6年の間、イグナーツはシノブを追い求め「自分の手で守りたい!」と言う純粋な思いから愚直に努力してきたのだな…と思うと、その思いの強さにジーンとしてしまい、良かったねえええと思わずにはいられませんでした。
ガイドだけどセンチネル以上の強さを誇り(独占欲も強い❤︎)、飄々としているのにシノブの一挙手一投足を気にし、褒められれば頬を赤く染める…そしてなんと極度の方向音痴!と、攻め様のギャップにも萌えまくりました。可愛いじゃないかーーーー!!
シンプルに、一途攻めの重めの愛ってたまらんよね、とキューンとするのですが。
それに加えて物語の重厚さ、センチネルバースという比較的新しいバースものの設定のうまさが素晴らしく、読み応えたっぷり、満足感でいっぱいになれました。
”歴代最強”として名を馳せる「比翼」の二人の伝説の始まりを見たわけですが…この先の二人の活躍も、ずっとずっと見続けたい!もっと読ませてー!!と心から願ってしまう、心揺さぶられるお話でした✨
最近増えてきたセンチネルバース!発売予定を見てワクワクしながら待ってました!
動物の特殊能力も交えて戦うセンチネルと、それを命懸けでサポートするガイドのお話です。
五感が驚異的に発達したセンチネル、その補佐をするガイド、それ以外の一般的なミュートに分かれている世界で、センチネルとガイドが所属する部隊があります。主人公のシノブはセンチネル。その能力の高さと、とっつきにくさから周囲の反感をかっている。でも、それは過去自分と組んでいたガイドとの悲しい事件が原因で、意図的に距離をとっているから。イグナーツという歳上の訓練生と出会い、その人懐っこさに調子を狂わされるシノブだったが、実はイグナーツはガイドで…というお話。
みんなのために意図的に周囲と距離をとるシノブが痛々しい。太陽のように明るいイグナーツにシノブが癒やされていくのが微笑ましかったです。気持ちの変化が丁寧で素敵でした。そしてセンチネルとガイド達が挑む事件にも引き込まれました。
シノブは周囲と距離をとるためにいけすかない態度をとってきましたが実は可愛らしい人。イグナーツは大らかで人懐っこいけど怒らると怖い。そんな2人と、仲間のフォルカーとクラウスの2人も気になるところ。ぜひシリーズ化していただきたいお話でした!
作者さまのXで拝見して楽しみにしていました。初めてのセンチネルバース!
分かりやすく書かれているのですんなり世界観に入れました。
包容力のある男前攻めと美人ツン受けのバディもの!最高〜。
まず、エッチのときの潤滑剤にソレ使うの…と思いっきりドキドキしました。攻めが珍しい行動するなって思ったらそういうことか!とw
確かに理論的に納得ですが…きゃ〜〜〜〜。
センチネルではあるあるなのでしょうか?衝撃でした。最高ですね。
最初はツンツンの受けも後半はどんどん甘くなっていくのが良いし、いつもは受けを尊重して優しく受け入れてくれるタイプの攻めが独占欲を垣間見せたり、周りに人が沢山いる中で「見せつけてやればいいよ」と受けに夢中になってるの萌えました。
霊獣も可愛いかったのですが、鳥類に明るくなく終わってからそれぞれの画像調べちゃいました。攻め受けのキャラクターイメージにも関わるので先に見ておけば良かった!(できれば挿絵に載せてもらえたら嬉しかったかな)
攻めの背中から大きな翼が生えて、抱き締める受けの姿が見えないようにするの(表紙絵の通り)すごく良かったー!かなり見られたらやばいこともその中で出来ちゃうの強いw
他CPも気になります!
もっと読みたい〜!大満足の一冊でした。ありがとうございました!
商業BLではなかなかお目にかかれなかったセンチネルバース!
大好きな村崎先生の作品で読めるなんて感無量です!!
「センチネルバースx動物の特殊能力」という二重に凝った設定で、ファンタジー好きの方にはたまらない作品だと思います。
ガイドxセンチネルで、攻めの包容力と献身に潜む、独占欲や執着がたまりません。
表紙にもあるとおり、攻めと受け含むこの国の人たちは鳥の特殊能力をつかうことができます。
翼って、飛べるのはもちろんわかってましたが、他にもそんな使い方があるんですね……(赤面)。
タイトルになっている「比翼」はただ単に仲の良さを示すのだと思っていましたが、それ以上の意味があり、設定の深さに唸らされました。
センチネルの受けは、とある事件がきっかけでガイドを受けようとせず、能力を使って「穢れ」が溜まってしまっても薬にばかり頼って、医療班や上司を困らせています。
なぜ彼がそう頑なになってしまったのか、理由を考えるともっともではありますが、不器用で頑固で優しい受けの孤独を思うと苦しくなりました。
そこに現れたガイドの攻めが、頑なだった受けの心をゆっくりじんわりと溶かしていってくれます。
この過程がとっても丁寧で優しさで溢れていて、ナイス攻め!の気持ちでした。
なぜこんなにも攻めが受けに対して一生懸命になれるのか、という理由も後々わかり、攻めのたった一つの執着にもすごく納得です。
最終局面の戦いでは、受けと攻めの信頼関係がよく表れた戦闘を見せてくれます。
彼らの強さがあるのは、信頼と愛のおかげなのだとわかる描写に涙しました……!
同じ部隊の中では、他のカップルもいて、受けと攻めの背中を押してくれます。
そのカップルのお話も読みたいです。あとがきを見ると、読めるのでしょうか……? どこかで読める日を楽しみにしています!
初のセンチネルバース小説でした。
センチネルバースは漫画でしか読んでいませんでしたが、まだ造形に深く無いので躊躇っておりましたが満足の行く作品でした。
攻めの執着、受けの設定共に満足の行く作品でした。
こちらの作家様の作品は初めてでしたが、とても読み易く面白いものでした。
今後も読ませて頂きたいと思います。
すごい1冊でした。
みんなの6年間がシノブとイグナーツの出会いで動き出し…。
たくさんレビューがあがってますので感想を。
攻めには紳士で包容力を兼ね備えて欲しい(変態も)と常々思ってたのですが、新しい攻め像がここに!ですよ。
シノブをひたすら追いかけ、君を守りたい!とそっとそばにいるイグナーツ。正論をぶつけないでシノブの気持ちを尊重して。
そんなイグナーツの6年前の出来事や、それからの6年間、そして今シノブに望むこと!
も〜特に169ページとか、あちこちイグナーツにしびれましたよ。濃密で執拗だった!
2歳差でお互いどちらかがすごい優位じゃなくて、対等に照れたり向き合ったり力を合わせたり。良かったなあ。
イグナーツのおかげでシノブがこの6年間の自分を省みたり考え方を改めたり、シノブをこんなに淫らにさせたのは俺だ!なイグナーツに参ったよ〜。
時間が取れなくて一週間かけて読みました。
ついつい初エッチで満足しそうになりましたが、その後も読んで本当に良かったです!
もし長くて挫けそうになったり、初エッチで満足しそうな方がいたら、諦めないでっ!と言いたい。
この世界には、五感の発達したセンチネル
彼らを補佐するガイド
能力を持たない一般人のミュート
という3種類の人間がいます。
センチネルは能力は高いのですが、使いすぎると穢れを溜めて最悪〈混濁〉してしまうので、それを浄化するのがガイドの役目。
シノブ(受け)はセンチネルとガイドで構成される国の防衛機関『不撓の両翼』の特Aセンチネル。
『不撓の両翼』では相性の良いセンチネルとガイドは番として一緒に行動しますが、シノブはガイドのいない片翼で、優秀だが常に周りと距離をとりガイドからの浄化を受け入れようとしません。
そんなシノブに相性の良いS 級ガイドのイグナーツ(攻め)が現れて、番になるよう上から言われます。
拒絶するシノブですが、イグナーツはどんな態度を取られても気にせずシノブと接してくるのです。
シノブは過去の闘争で〈混濁〉した時に、番だったガイドのカミルはシノブの穢れを受けすぎてしまい昏睡状態になっています。
シノブはそれがトラウマとなり、他のガイドを番にすることを拒んでいるのです。
他のガイドと距離を取ろうとするあまり傲慢な態度を取ったりしているので、仲間内から陰口を言われたり遠巻きにされています。
イグナーツは、どんな態度を取ろうとも変わらず接してくるので調子が狂ってしまいます。
読み始め、ガイドがいないシノブは常に穢れを纏っていて疲れているのに何故ガイドを、拒否するのかわかりませんでした。
読んでいるうちに理由はわかったけど、この部隊の上層部は誰にでも起こりうるであろう番を失ったあとの片翼のメンタルケアをしないのだろうかと不思議でした。番が居なくなってから6年何度も新しい番を打診されているけど、隊長もセンチネルならわかるでしょって思ってしまってモヤモヤしました。
無能なの?って。
後でシノブの真意が分かってからみんなの態度は変わるし、前から気にしてくれていた隊長も謝ってきたけど、なんともすっきりしなかった。古くからある部隊なら余計にそういう不測の事態は何度もあるだろうし、隊長のずっと気にはなってたっていうのがね。
そもそも想像したらわかるでしょって思って
貴重な特Aセンチネルなんだから万全の体制で仕事してもらえるように動くのが上の仕事じゃないのかよ。と思ってしまいどうにも納得いかなかったです。
シノブかガイドを拒絶していたせいで孤立し、癒やされていないせいでしんどいという状態がどうも腑に落ちなかったけれども、話全体はとても面白かったです。
何故、イグナーツが26歳というそこそこ高齢で〈不撓の両翼〉にらくることになったのかとか(イグナーツの祖母はあの世で反省して欲しい)、2人の本当の出会いとか、元の番との関係とか、何故昏睡状態になってしまったのかとか、全てが明らかになって、元凶が倒され、2人が比翼となるまでをハラハラしながらも楽しく読みました。
この世界は比翼というオメガバースで言うところの番契約みたいなものがあるんですね。
普通の浄化よりより効果が高い浄化ができる代わり、他のガイドから浄化を受けられないし浄化ができないというハイリスクハイリターンな契約。
この話の中でも、比翼になる覚悟というのが出てきます。再契約できないのだから人生かけて相手を想うというのがすごく心を打ちますね。
自分の望みを優先した祖母のせいで何も望まなくなったイグナーツの唯一の執着身を結んで、2人のこれからの活躍が楽しみなお話でした。
翼ものが好きなのと、表紙に惹かれて購入。受けのキャラが好きかなと思っていたのですが、途中から軟化してしまったので、萌にしました。ツンツンが好きなんだよな。本編250P弱+あとがき。
特A級のセンチネルでありながら、浄化してくれるガイドがおらず、薬でなんとか抑え込んでいるシノブ。フォグネス王国の防衛組織に属しているのですが、周囲とコミュニケーション取ることも少なく孤立しているような状態です。ある日そのシノブのガイドとなるものが配属されてきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
カミル(受けの元ガイド)、フォルカー、クラウス、ヴィルヘルム(防衛組織の仲間)、悪党少々。
++攻め受けについて
攻めはキラキライケメンだけど、性格は方向音痴のでかわんこという印象。懐っこいです。つんけんしていた受けの心にもするっと入り込んじゃうんだもん、つんつんさんがツンしなくなっちゃって、うーん、個人的にはちょっと惜しい。
受けは過去にガイドを守れなかったことから、ガイドに癒してもらおうとは思わず、一人頑張っている方。ツンツン。そこは良かったんだよーもうちょっと終盤まで頑張ってツンツンしようようー(個人的好み)。
攻め受けとも霊獣もちの翼あり。翼ってだけで「おっけー\(^o^)/」と思うぐらい翼好き、しかもツン、そして強いツン!嬉しかったんですけど、途中から癒されてしまって角が取れたので、ああ残念・・と思った一冊でした。好みの問題なんです、先生すいません。
センチネルバースを読んだのは鴇六連先生の作品が初めてでした。そちらの作品が近未来が舞台だとするの、こちらの村崎樹先生の作品の舞台は少し前の時代で剣で戦っていたりしてます。
どちらもオリジナル設定があるので一概に比べる事は出来ませんが、センチネルの戦いの描写が見事だったのは鴇六連先生の作品だったと思いました。とてもスタイリッシュでした。
対してこちらの作品は戦いの最中に身内同士で言い争っていたりと、読んでてツッコミを入れたいくらいには脇が甘いんです。
個人的に苦手だと思ったのはシノブがガイドを遠ざける理由がハッキリした時です。勿体つけたわりには大した事じゃないなと思ってしまったんです。
そしてそうなってしまった原因が最後にアッサリと解決してた点です。あと、シノブの性格が最初と最後が違い過ぎて別人のようでした。イグナーツは魅力的でした。
更にですがシノブを助ける為とはいえ、センチネルのシノブを外で抱くのはあり得るのかと疑問でした。