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seirei wo yadosu kuni
ここまで広がった風呂敷をこんなに綺麗に畳めるものなのか。何度読んでも圧巻の最終巻だと思います。
登場人物たちみんなが愛おしい。わちゃわちゃとしたラストを読んでいると涙が出てくるそんな作品です。
この壮大な物語をひとりで多くの人に読んで欲しいと願っております。
長編ファンタジー小説が好きなら文句無しにお薦めしたい作品です。
読み進めるうちに続きが気になって気になって、毎日睡眠時間を削ってしまうという本の読み方をしたのなんて10年以上ぶりでした。
こんなに夢中で読んだ物語は本当に久々で、とにかくおもしろかった。
独特な設定と世界観、凄絶な人間模様と愛の物語が凄く良かったです。
登場人物がかなり多いので最初は覚えるのが大変でしたが、魅力的なキャラが多いのも楽しかった。
ファンタジーBL小説の傑作のひとつであるのは間違いないと思うので、普段小説を読まないひとにも知ってほしいため、コミカライズ希望。
私の推しは王様とトーヤでした……!
待ちに待った最終巻でした。webですでに既読ですが読み比べたわけではありませんので、加筆修正の可否は分かりません。ですが書籍化されたことでかなり読みやすくなったことと、吉茶先生のイラストが物語の世界観にとても合っていたと思いました。
こちら本編の最終章「浄化」と新しい青雷の神獣師レイとルーファスのお話の「新しき空と神の獣達」、『時飛ばし』後の後日談的な「神の獣達の宴」の構成となっていました。
「浄化」では圧巻のスケール感でヨダ国を『時飛ばし』で外的から守るまでの攻防が書かれているのはもちろん、キリアスとオルガが鳳泉の神獣師として成長するまでと、最強の敵というべきセフィストとルカの因縁など神獣師と精霊師の半身との強固な繋がりなど愛憎入り混じるドラマが書かれていて圧巻でした。
そして「新しき空と神の獣達」では新しく青雷の神獣師となったレイとルーファスのそれぞれの葛藤が書かれていて、ヨダ国の新しい時代の到来を感じました。
また「神の獣達の宴」はファンに対するご褒美的な面もあり、クスッとする方も多いのではないでしょうか?
個人的にはアジス家当主のギルスの半身の話で涙腺が崩壊しました。分類的にはファンタジーですが、人間の愛憎劇を見事に書き切った作品だと思います。
最終巻が出たのでボリューム的に大変ですが、登場人物が多いので一気読みをお勧めします。
それと番外編をまとめた本も出して欲しいです。