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Domとして生きなければならない御曹司Subを唯一解放してくれる執事。訓練と称した甘いプレイの楽園に侵入者が現れて…。
kinyoubi, shitsuji ga ore wo sub ni suru.
ルイ×一樹
この作品は一冊で完結していないです。
切なく、辛い、苦しい――心身ともに痛む
主従Dom/Sub。
王道っぽいけど、王道通りにはいかない
Dom/Subという性に翻弄されてしまう精神的負担、
何よりも、依存に寄せるほど
恋には至らない両片想い。
愛おしくも重苦しいスリーリーに胸が締め付けられた。
少年時代からずっと一緒に過ごしてきた2人、
上流財閥Dom家系にSubとして生まれてしまった御曹司兼社長・一樹と、
彼の忠犬な執事兼秘書Domのルイ。
SubなのにDomの振る舞いをしなければならない一樹の
本来の性であるSubの欲求に反する生き方の中で、
秘めた感情や自己を押し殺さないといけない姿が苦しくて無言で見守るしかない・・・。
Subだから、壊されたルイとの友情や家族の関係も苦悩の連続。
有能で美しく、外面は強そうだけど、内面は弱い一樹になんだか萌える。
そんな一樹を解放してくれるのは当然、ルイ。
秘密のプレイ、金曜の夜の。
そして、人前では一樹がDom、ルイがSubの役。
しかし、愛情に満ちたプレイであっても、安らぎだけの行為で、
2人はただ主従関係で、
吐き出せない2つの健気な想いがもどかしい。
痛いポイントは、少年時代の
一樹の母親が、彼のSub性をDom性に変えようとして、
Domのコマンドに従わないように歪んだ訓練ーーSub性矯正プレイ!
本当に痛々しい〜。
しかも、訓練の相手がルイ。
ボロボロになった一樹の体や、
2人の悲しい苦しい顔が切なさが倍増する。
でも、一樹が本心では、
Domにはなれないと知っている。
Subであるという事実で、
堂々とDomの支配というぬくもりが欲しいのに・・・
叶わなくて辛い・・・。
愛するルイに慰めてもらうことだけど、
ルイの本当の気持ちが見つけられないことがもっと辛い。
単なる執事として、
愛する主人を守るために尽力する
ルイも辛い状況に置かれているのだ。
一樹のお見合い相手である腹黒い九条(Dom)の登場で、
三角関係の痛々しいドラマが襲いかかるし、
Domの恐ろしさも感じられる。
九条の計算されたような強引さに、
露われてはいけない欲をむき出される一樹が、
抵抗しようとしてもても、体が・・・されたままで、
本当に欲しいのはルイだけ!という想い・・・涙なしにはいられない。
七菱ヒロ先生の絵が上手になったね。
特に一樹の凛とした美しさと不憫の可憐さ、その泣き顔が絶品。
ルイの寂しい眼差もとても良かった。
Dom/Sub性への葛藤や主従関係の愛の形を、
こんなにもリアルに描き出せるなんて素晴らしい。
2人が向かう結末、早く知りたい。
2人だけが知っている、まだ読者には知られていないセーフワードも気になる。
次巻を期待しています。
・コミコミスタジオ限定特典4Pリーフレット
描き下ろし漫画3P:
体調不良で休んでいるルイの部屋に足を運んだ
一樹が熱にうなされるルイの意外な魅力に・・・
Dom/Sub逆転作品は過去数作読んでますが結構コミカルな作風のものが多くて楽しく読んでいた記憶があります
こちらの作品はそれらとは全く異なりだいぶ重め・・・
虐げられた偽りのDom社長、一樹
一樹を健気に一途に労わり続け支えるDomの秘書ルイ
社長と秘書という主従関係ではあるがダイナミクスでは従×主(Dom×Sub)
だけど一樹がSubである事は知られてはいけない
その為にDomとして偽り続ける一樹が唯一自分を取り戻せるのはルイとの金曜の夜のみ
そんなギリギリの日を送っていた2人の時間に割り入るDomの許嫁の九条
薄氷の上で均衡を保っていたルイと一樹の関係性を脅かす九条の存在
一体どうなっていくのか、、、?!
という流れ
仕事上、家柄のの策略なども絡まり合う先の見えない感じも気になります
また完全なヒールで登場の九条自身のキャラと九条の秘書との関係性も先が気になる
重苦しい雰囲気で進む話ではありますが結末は知りたくなるお話し
エロ度的にはコマンドプレイはあるけれど激しさはありません
九条×九条の秘書の方が激しそう
2巻発売のタイミングだったからか、1巻が少しお買い得になっていたので読んでみましたがこれから2巻も読んでみようと思います
評価はこの1巻では萌える所が非常に少ない事、あと少しイラストに精気がないというか動きを感じ難いのが少し好みとは違うかな?という所などを考えて萌えにしましたが、お話し自体は先にも書きましたが読んでみたい!と思える作品です