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mahiro kun ni sakarau koto nado
1冊読み終わって、エエェェ!ここで終わり!?とびっくりしました。
が、冒頭のシーンがあったのでこれは続巻が出るんですね。
小学生の時から真紘に憧れてやまない瑞稀。
その理由が切ないんですよね(泣)
容姿端麗、頭脳明晰、モデルまでやってるスーパー高校1年生の真紘。
そんな真紘の家来で犬な瑞稀。
一見瑞稀がパシられてるようで、実は毎回瑞稀が奢られていたり。瑞稀の友達に嫉妬して牽制してたり。真紘は瑞稀を守ってるんですね。
真紘の母の言葉が呪いのようですが、正反対の瑞稀のことがいつのまにか可愛くて仕方なくて。
瑞稀は真紘への気持ちが恋になるのかな?
幼なじみ同士。
カーストトップの腹黒執着ヤンデレイケメン攻め(な、長いスペック!)×健全な平凡ワンコのDKのラブコメBLです。
レーベル的に健全ストーリーなのですが、それでも執着溺愛攻めが大好物のまりあげは的には、大満足の1冊でした。
どこが良きかというと、
①攻めはモデルをしているのですが、そのきっかけは受けの一言があったから。(とにかく受けのなかで自分が一番であってほしいという気概が最高すぎる!!)
②とにかく受けの友達に圧を掛け(もちろん攻めには気付かれないように)、放課後の誘いを自分優先に変更させるところ。
同じく、飲み物での間接チューすら許さず、さりげなく阻止をするところ。
③自分が受けをパシるのはいいけれど(そのパシリも受けと一緒に飲み物を飲むため)、他の人物がパシるのは命がないと思えと威嚇するところ。
④受けの前でだけ体育の授業をやる気見せるところ。
⑤心の声では、いつも「受け」が主語なところ。
⑥受けが前から食べたいと話していた学食の定食券を、節約のために受けが作ってきた変わり種弁当とさりげなく交換するスマートさ。
⑦受け意外の前では、わりと腹黒さを見せているところ。
⑧攻めが受けを好きになった理由が、「将来、アマゾンに行きたい」と口にした言葉に対して、「ピラクルの捕り方を勉強するよ!」という真剣な返しであるところ。
コメディ調の展開ではありますが、意外と二人の生い立ちにはそれぞれ陰あるものを抱えているので、よくよく広義の意味で考えると、これは救済BLにもなるのでしょうか。
何度も言いますが、えちなしでも満足できる、しかもサクッと読める1冊でもあるので、全年齢の方にオススメの1冊です!!