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kiokusoushitsu arufa no saikou na kenshin
すごかった。まさにタイトル通りの記憶喪失アルファの最高な献身でした。
最初から最後まで見事で完成度も高く、切なさ甘さ嫉妬に独占欲。さらには十和の頑張りに仕事に繋がりどんどん売れていくところも、読んでいてこちらも応援しながらドキドキと達成感に満たされました。
記憶喪失アルファことアオイが、十和と一緒に暮らし十和のマネージャーになって公私ともども献身が素晴らしかったです。
十和が可愛くて仕方ない、寄ってくる大物俳優すら害虫だと追い払う溺愛ぶり。
もういっそ記憶を取り戻さなくていい、このまま傍にいてくれたら…なところからの。
いや〜、十和には不安にさせましたが甘い!良かったです!アオイの雄みも最高です。アオイの正体や実は…な部分もとっても美味しくて。
そっかあそっかあな過去とか、開き直るところとか、将来のこととか。いや〜、大満足です!読み応えたっぷりでした。
良い読み疲れです。
たった1つの神評価とタイトルとみずかねりょうさんのイラストで、ビビビっと来て大正解でした。
電子書籍で発売日に拝読しました。ページ数が多めでしたが、読みやすい文章でさくさく読めました。
読み応えもあり、読後感も良かった。電子書籍ですと特典SSも付いていてお得です。またこのSSがとても良かったです…!
タイトル通り、記憶喪失アルファの最高の!最高の!献身、なお話でした。
溺愛されるだけの内容ではなく、主人公の成長も描かれてます。頑張り屋さんは応援したくなりますね。かわいい受けくんでした。
「この伏線は回収されるのかな?」と残りページ数を見て疑問を抱えたりもしますが、まあそんな本筋に関わることでも…あるような、ないような…回収されなかったらちょっともやもやしちゃうかな、くらいの伏線でしたが、きっちり回収されて大満足でした。
電子書籍版でしたが、みずかねりょう先生の挿絵も入っててとても嬉しいです。プリズム文庫さん、電子書籍版では挿絵無しが多い印象だったので。
内容よし、挿絵よし!で、大満足の作品でした!
オメガバース × 記憶喪失 × 溺愛もの。
タイトルどおり、「アルファの最高な献身」でした。
クリスマス(まだイブですが)に読むのに相応しい甘々な一作☺︎✨
たった一日受けに会えなかっただけで、「一日会わないともう十和不足だ。辛いと俺の魂が泣いていた」などと言ってのけちゃう攻め様。たまらんです…!
以下、簡単なあらすじです。
売り出し中の若手俳優であるオメガの十和(トワ)。
ある日、先輩人気俳優(アルファ)を介抱しているところを週刊誌に撮られ、スキャンダルに。そのさなか、自宅前で待ち伏せしていた先輩俳優ファンに襲われ、トラックに轢かれそうになったところをアルファのイケメン男性(攻)に助けられます。
ところが助けてくれた男性は衝撃で記憶喪失になってしまい、一時的に十和が預かることに。攻めは回復後、トワのマネージャーとして働き始めるのですが、公私ともにかいがいしく世話を焼いてくれる攻めにだんだん惹かれ始めていきー
と続くお話です。
これ、世話焼き執着攻めの溺愛が本当にいい!
溺愛セリフの数々が、本当に甘々ですごいんですよ…
「俺からすれば十和に近づくやつは全員害虫同然だ」とか、隠さず見せる独占欲にニヤニヤしちゃいます。
そして、ストーリーをより深くしているのが攻めの「記憶喪失」ですね。
こちら、張られた伏線により物語中盤で攻めの正体がなんとなく分かるんですが、読み切れなかった部分も後に明かされ、思ったよりずっと受けへの愛が深くてニヤニヤが止まらなくなりました笑
そしてそして、電子限定の特典のSS、攻め視点のお話が本当にいいんですよ…!
二人の出会いとその時の攻めの心情などがよくよくよく分かって、きゅんとしました。
寒い時期にぴったりの、甘々溺愛ストーリー。ごちそうさま〜!!と叫びたくなる、満足度の高い一作でした◎
オメガバースは”運命の番”が出てくるものよりも運命に抗うものの方が好きなので自分の好みとは若干異なるのですが、ケーキのように甘〜い献身愛にうっとりしたので、神評価で✨
初読み作家様だったのですが、これを機に他の作品も読んでみようと思います。
"運命の番"が縁を取り持つお話。
記憶喪失になったアルファと、若手俳優オメガのドラマチックラブストーリーです。
この作品、とても面白かったです!
自分を救うために記憶喪失になった"アオイ"を保護し、記憶が戻るまでの間同居することになった十和の生活がアオイによって劇的に変わっていく流れが最っ高でした。
アオイは記憶喪失なので自分が何者か全然分からないんですが、ストーリーの端々にアオイの生活に関わってきたであろう情報がちらちらっと見え隠れします。
それにですね。やたらと十和に甘いというか……記憶喪失なのに、十和への執着心みたいな言動を所々感じるものがありまして、これが謎を生み、ますますアオイがミステリアスに映ります。後々の伏線回収が楽しみでしゃあなかったです^ ^
伏線回収が1番の見どころと言って良いでしょう。終わりに近づくにつれてストーリーの盛り上がりが増していきます。
アオイという人物像が徐々に明らかになってくると、物語が俄然楽しくなってきますよ!
十和を助けたことは偶然でもなく運命に引き寄せられた必然といっても過言ではありません。記憶喪失はたまたま起こった事故ではありましたが、記憶を失っても心の部分までは失っていなかったことがアオイの無意識の言動に繋がっていたと思うと、本能ってすごいなと。
2人が運命の番であるという事実より、アオイの十和への想いの部分が一番ドラマチックでしたね。記憶喪失になる前からの2人の繋がりエピソードはグッときました。
十和への溺愛と甘さの裏付けは終盤になりますが、謎めいていた点と点の数々が一つの線となって繋がっていくのを見届けるのが非常に楽しかったです。電子限定SSの後日談エピソードもとても良かったので、気になる方は電子購入を検討してみても良いと思います♪( ´▽`)
何者なのかも分からない命の恩人が記憶喪失になり、同居をすることになる…まではなくはない設定かなと思います。
そこに芸能界設定が加わっているのが今作の面白いところ。
ひょんなことから名前も知らないαの青年に命を救われ、記憶喪失の彼に「アオイ」と名付けて共に暮らすことになった駆け出しの若手俳優・十和。
一定以上の家事能力はあるけれど、職も何もない身元不明のアオイが十和のマネージャーになる…というのが非常によく効いているんですねえ。
ただの記憶喪失ものではなく、二人三脚で十和の俳優としての階段を少しずつ登り進めるサクセスストーリーでもある。
嫌味のない主人公の応援したくなる奮闘記に、右も左も分からなかったアオイが頼もしくなっていく様。
そして、2人の間で築かれる信頼関係と、淡い独占欲めいた気持ちと恋とははっきり言い切れない絶妙な関係性。
見どころたっぷり、ページ数もぎっしりな1冊かなと思います。面白かったです。
正直なことを言えば、あちこちにヒントが落ちている状態でしたし、アオイについては早々に「きっとこうなのだろうな」と予想がついてしまったんですね。
なので、種明かしにあたる部分はやや肩透かしと言いますか、やっぱりそうだよねと思ったのが本音です。
ただ、ほぼ受け視点・ほんの少し攻め視点で語られる物語ですから、十和はアオイが何者かを知らないわけです。
攻めも受けもお互いに「一緒に暮らしているマネージャーのアオイと担当タレントのトワ」の関係性にどんどん愛着が増している中で、アオイが自分が何者なのかを知り、十和が正解に辿り着いて全ての真実を知ったその時を想像しながら楽しみました。
…と、想像通りのところもあれば、想像以上のところもあったのがうれしい1冊でした。
オメガバースの世界のお話ではあるのですけれど、今作ではオメガバースも運命の番もそこまであまり重要にはなっていないように思えるのです。
それよりも、2人の深い繋がりや関係性が心の拠り所となっている様子が丁寧に描かれていたのが好印象でした。
アオイの最高に献身的な溺愛っぷりも、十和の前向きに頑張る姿も好み。
早々に先が分かってしまって若干読み進める手がゆっくりになりましたが、後味の良いお話でしたのでこちらの評価になりました。
今回は受様を助けて記憶喪失になった男性と
新人俳優のお話です。
若手俳優として頑張る受様が攻様と出会いで
芸能界で実力を認められていくまで。
この世界の男女の第一性とは別に
アルファ、ベータ、オメガという第二の性・バース性が
存在します。
人口の1割にも満たないアルファは容姿才能ともに優れ
政管財から芸能、芸術、スポーツ界まで
トップに君臨する性です。
一般性と呼ばれるのがベータで人口の9割を占め
バース性の影響も受けません。
オメガはアルファよりも圧倒的に希少であり
男女ともに妊娠出産が可能ですが
発状期に見舞われるために厄介な性とされましたが
国際的な法整備と抑制剤の劇的な進化で
今ではヒートに気をつければ他の二性と変わらない
社会生活ができるようになります。
受様はオメガの新人俳優ですが
受様を可愛がる天才肌のアルファ俳優の恋の相手として
撮られるというスキャンダルに巻き込まれます。
カメラマンらしき人達を巻いて逃げる途中で
アルファ俳優の過激ファンに捕まって突き飛ばされ
トラックに轢かれかけますが
見知らぬ男性に庇われて事なきを得ます。
彼が今回の攻様になります♪
攻様は頭を打ったことで記憶を失っていました。
彼の所持品は
受様兄の名士と兄の会社のノベリティグッズの
キーホルダーの付いた鍵のみでした。
受様兄はバックパッカーとして世界中を旅していて
携帯で呼び出しても連絡がつきません。
恩人である攻様の身元引受人となった受様は
兄の連絡を待ちつつ攻様との同居生活を始めますが・・・
なかなか日の目を見ない受様と
受様をかばって記憶喪失となった攻様の
芸能界を舞台にしたオメガバースになります♪
攻様の正体ははなかなかわかりませんが
受様兄の知り合いらしいと分かっているので
受様兄が登場するか、攻様自身が記憶を取り戻せば
状況は一気にハッピー♡ わりと王道路線だよねと
思って読み出しました。
攻様は容姿端麗なアルファですが
家事も完璧なハイスペック男子で
オーディションとバイトにおわれて家事がおろそかだった
マンションは見違えるほどになります。
しかも攻様は受様のマネージャーまで買って出たら
その方面でも才能を発揮してし出して
受様の後押しをしてくれるまでになるのです。
受様を気に入っている天才肌のアルファ俳優や
攻様に任された新人女優に嫉妬しつつ
お互いの気持ちに気付いていく展開も王道でしたが
記憶を取り戻しての2人の過去に
ちょっと捻りが効いていて面白かったです♪
オメガバ初心者さんにも読みやすい良作だと思います。
そして攻様の推し活も最高でした (^-^)/
記憶喪失モノが好きなので読んでみましたが、こういうパターンの記憶喪失は初めてだったかも。(記憶力皆無なので初めてではないかもしれない…)
記憶喪失モノって、忘れられてしまった哀しみが王道パターンだと思いますが、この作品は忘れられてしまった哀しみなんてのはゼロ。
だって、トラックに轢かれかけた自分を助けてくれたせいで、見知らぬ相手を記憶喪失にさせてしまったんですから。
初対面の相手が記憶喪失になってしまう。
わかっている事は、どうやら自分の兄の親友ということだけで、兄は世界を放浪中で連絡も取れない。
自分のせいで記憶喪失になってしまった男を見放すわけには当然いかず、アオイさんと名前をつけて自分の家に置いて面倒を見ることにするんですね。
つまり受けのトワからすると、あなたは誰?何者?だし、攻めからすると、俺は誰?一体何者?!というわけで。
駆け出し俳優であるトワのマネージャーをすることになった攻めは、あれこれデキる男であることが垣間見えて、こいつは只者ではないな感全開。
記憶喪失になる前の攻めって何をやってたんだろうなぁ?とあれこれ推理しながら読むところが面白かったです。
恋愛面については、オメガバースですからね、
どうせ運命の番なんだろーなっていうのは早い段階から読んでてわかるので、そこは予想範囲内でした。
でも、あの日トワの前に姿を現したのは単なる偶然ではなく、もはや必然というか、おぉ〜!そーだったのかぁ!的な回収があって良かったです。
面白かったのは、トワに何かと絡んでくる売れっ子俳優を害虫扱いしてガルガルしまくりなところ。
そして単なるファンではなく、神棚どころか聖域をこさえちゃうほどのオタクっぷりが露呈するところがいいですね。
しかもなぜか得意げになってるところもウケます。
おまけして萌萌で。
みずかね先生なのでマストバイ。俳優業頑張ってる受けを支える記憶喪失イケメンのお話で、配信話のところが面白かったですが、忘れないかと言われると?なので萌にしました。本編300P弱+あとがき。
超人気アルファ俳優と熱愛か?と報道されたため、そちらのファンから嫌がらせされ危うく車に跳ね飛ばされるところだった十和(とわ)。十和は怪我無かったのですが、助けてくれたイケメンの方が頭を打ち記憶を失ってしまったようで・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受けのマネージャー、兄(海外ふらふら中)、森若蓮(イケメン俳優α)、受け事務所の新人(♀)ぐらいかな。森若蓮がチャラくて楽しい♡
++攻め受けについて
受けはまだそんな売れてなくってバイト掛け持ち中の俳優くん。あんまり自信ないけど頑張ってます★という様子。
攻めは記憶無くなってしまったスパダリα。身元分からないから受けの家に居候させてもらって、その恩義からか受けのマネージャー業をさせてくれってなって。本人がスーパー美形なんで、あんたマネージャーやったら受けが目立たんようになるんちゃうん?とめちゃ突っ込みたかったんですけど、とても一生懸命受けを売り込んでいくんで、αは何をやらせてもばっちりね・・・という感じ。それよりなにより面白かったのが、森若蓮が絡んでくるや否や悪態ツキまくるところ!森若蓮が「ブラック狐」なんて言ってからかうので余計に関係悪化という様子で、楽しかったでした!
お話自体にとても盛り上がりはしなかったんですけど、ブラック狐の悪態部分は楽しかった一冊でした♡
アオイ(α)×十和(Ω)
芸能界を舞台にした記憶喪失オメガバースで、
少し切ない両片想い。
十和の努力家な姿や、立場に立ち向かう強さと同時に、
涙もろいドロドロして、
Ωとして健気でアオイを求める姿が最高のポイントで、
アオイの一途な愛情との相性も抜群!
23歳のピチピチ俳優で、内緒のΩの十和が、
7歳年上のイケメンα男とフェロモン遭遇してしまって、
彼に助けられる。そのせいでα男が記憶喪失になって、
2人の同居生活がスタートし、
α男の身元がわからなくて、アオイと名付ける。という始まり。
2人が一緒に住みながら、
アオイが十和のマネージャーとして働いて、
共同で動画配信を行ったり、
2人の距離がじわじわと縮まっていく間に、
アオイは十和にとってだんだん特別な存在になっていくのがトキメキで、
十和の無自覚な嫉妬や独占欲、
それにアオイの記憶が戻ってほしくないという矛盾した気持ちがリアルで、
アオイの過保護と溺愛と絡み合って、胸がキュンとなるほど。
一番引き込まれるのはーーアオイの正体。
彼が何を考えているのか?も徐々に明らかになっていく。
記憶とは関係なく、十和へのひたすらの恋心が心をグッと掴む。
芸能界という華やかで競争が激しい環境が描かれている中、
アオイのサポートで、自信を持っていく十和と
十和の頑張る精神に大きな刺激を与えられるアオイ。
2人の関係が徐々に変わっていく過程が、
運命の相手が互いを高め合っていって、
愛を求め合っていく様子が素敵でした。
榛名悠先生の作品を読むのは、こちらの作品で3作目となります。だけどいつも何か決定打に欠けるものがあって萌2評価止まりだったんですが、今回は設定に惹かれたこともあり、今度こそはと思って予約購入してみました。
内容的にはほぼ満足といった感じでアオイの正体は途中で気が付いたし、十和とアオイの結び付きも想定内でした。
ただアオイの記憶が戻った時の彼の中で占める十和への思いは想像以上でした。クスッと笑える人も居ると思いますが、私にはあまり刺さりませんでした。
今回もお話にのめり込めなかった理由が、中盤まで文章や台詞がとても説明っぽく感じだからなんです。なんだか早口で喋りかけられているような文章でした。
オメガバ読む人って大概の人はオメガバの設定を既に理解してると思うんですよね。もちろん初めての人もいるし独自の設定もあるので、サラッとは説明があっても良いと思います。
ただ、オメガバの説明以外も終始説明口調の台詞や文章が煩わしいと感じました。情緒が無いんです。
その点をスッキリさせたらもっとページ数が少なくて読みやすい作品になったと思いました。
十和とキツネ先生との料理動画配信とか面白いエピとか沢山あったのに、登場人物が絞られてないのでダラついた印象がありました。
個人的に十和の女性マネの性格が守銭奴っぽくて嫌いでした。