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jouzu na otoko no otoshikata
誰なのかも解らないのに、ずっと同じ場所で誰かを待っている。
ただ解っているのは、そこで誰かに会わなければいけないということだけ・・・。
非常に上手い構成になってますね。
そこで事故に合い。
そしてお互いに意識しあっていた。故に~な流れ。
全体的に絵柄がオトナの雰囲気なので、微妙に読みにくいかも~な印象のあった作品ではあったんですが、存外おもしろかった。
大人のBLという感じ( ・∀・)ノ
記憶を失ってもやっぱり惹かれてしまうというのは良いです。
いっそのこと、病院のベッドでやっちゃってるなら誰か乱入すればいい。
他短編いくつか。
試験管で生まれたベビーが、不良品として博士たちの下に返される。
一緒に暮らしてみるとそれはそれはひどい有様。
しかし本当は・・・!?
このハナシ、最初の話の次に好きです。
めちゃくちゃ~、本当はのギャップがあったのもそう感じた要因かも
表題作の他に短編が6作で合計7作収録、内5作は年下攻と年下攻率多め。
リーマン、警察、チンピラ、博士、バーテンと色々。
天野さんはクールビューティ受や男前受も好きですが、ちと天然入ってるぽやっとした感じの受も可愛いんですよね。
今回だと2作がそのぽやっと系受。
「恋のキ・セ・キ」は考古学大学員で30歳だけど童顔受、攻は大学生で18歳オンナ好きワンコタイプ。
「試験管・恋人育成法」はメガネ博士受で、かつて彼が産み出した試験管ベビーの青年攻。
これはどちらのキャラも可愛い~話も可愛いです。
話的にちょっと引っかかったのは「アフター5はAM4;00」あの規模のお店で警備員置くかなーとか思っちゃいました。
臨時とかなら分かるんですけどね。
ママの設定とかは悪くなかったのになー、ちと残念。
全体的としては悪くない短編集だと思います。
天野さんはどの本も平均点はクリアして来るけどガツーンと飛び抜けたのが無いんだよなー、っていうそんな印象です。
全部で7組のカップルのお話が収録されています。
この本のタイトルに当たる作品はないのですが、裏表紙に紹介されているお話は最初に収録されている「小雨降ル歩道橋」のシリーズ(これだけ2話もの)になります。
はっきり言って、どの作品も甲乙つけがたいくらいでしたが、あえて気に入った作品を挙げれば、「小雨降ル歩道橋」シリーズ、刑事ものの「Break Through」、裏社会を扱った「 永遠の安息」でしょうか(私の趣味が全面に出ているような気がしないでもないですが^^;)。
警官の制服もカッコよかったです。^^
細かい所で気になる所もあったんですが、ページ数が少ないお話ばかりなのに、ストーリーがそれぞれ凝ってるのはすごいなぁと思いました。
シリアスで硬派な雰囲気漂う男たちもよかったし、ちょっと天然入っているほのぼの系のお話も楽しめました。