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mikake taoshi ni mo hodogaaru

主人公は映画配給会社movie-NEXT企画部の山根。
洋画の吹替に日下部事務所の大ベテラン日下部(攻めの叔父)と飯野を起用したが、飯野が虫垂炎で倒れたため、急遽攻めの六角が代打をすることに。
無愛想な六角であるが、目を見張る美形。
受けの山根はまだメディアに出ていない六角を「イケメン声優」としてプロデュースして、SNSやイベントで起用して、キャスティング費用を抑えながら、映画の広告もできる!と画策する。
だが、六角はあがり症で人前に出ると貧血や倒れてしまう。
山根に一目惚れした六角は表舞台に出ることを決意して、、!
みたいな流れです。
BL要素がどうこうっていうより、今時の声優業界それでいいの?って言う疑問をそのままBLに反映されていて、個人的には萌えませんでした。
以下BLではなく声優話からみた超個人的な感想です。
私はアニメ、漫画、洋画は大好きですが、声優さんにはあまり興味ありません。有名声優さんはあー聞いたことあるなこの声くらいで、一般の方と同じくらいの感覚です。
声優さんの顔は興味ありません。魅力的な声があればいいと思ってる派です。
というのも、この受けの山根。
「少ない予算で人が呼べるリアルイベントのゲスト声優(本文から抜粋)」を探してたまたままだ世に出てないイケメンを発掘した山根。
課長に六角をイケメン声優として企画案を説明すると、、
課長「じゃー若い女の子は連れんじゃねえの?演技そこそこでも顔で下駄履かせられるだろ?」
山根「あんま声優業界舐めない方がいいですよ課長。女性ってシビアだから顔がいい役者ほど演技に辛口な部分あるんで。ある意味声優ファンって顔よりそれ以外の部分を重視してるわけですし、顔がいいだけならその辺のアイドルでいいわけだし、楽な商売するとそっぽ向かれますよ?」
もーここでダメでしたね。その前からこりゃヤバそうっていう不穏な雰囲気でしたが、ここでダメ押し。
◯女性ってシビアだから顔がいい役者ほど演技に辛口な部分あるんで。
→まず顔がいいほどシビアって、それこそ顔を前提にしていてフラットで審査してないっことでは?顔良い人ほど、辛口って公平に実力審査してないよね?
◯ある意味声優ファンって顔よりそれ以外の部分を重視してるわけですし、
→何がある意味?だってイケメンだからピックアップしてるんでしょ?
◯顔がいいだけならその辺のアイドルでいいわけですし。
→じゃあ顔関係なしに本当に実力ある声優さん起用すれば?
◯楽な商売するとそっぽ向かれますよ?
→ここが一番意味わかりませんでした。課長は序盤にもでてくるのですが、課長は最初中堅声優を1.2名起用するって言ってるんですね。「大御所クラスは無理だろう。」「大ベテランの日下部。」と課長は声優さんの評価軸がベテラン(年月が長いか、どのくらい作品に出ているか)なんですね。
で山根にイケメン声優として企画します!って説明されて、イケメンだから女の子寄ってくるだろーって言ってるんです。
イケメンを評価軸にしているのは山根なんです。
課長は部下からの説明に、どこをターゲットにして、どういうビジネスモデルにするんだって確認してるだけなんでよね。だって課長は声優の知識は一般人だから。だから課長は楽な商売をしようとか全く思ってない。楽な商売しようとしてる部下(山根)の提案を上司として採択してるだけ。
山根は「声がいい上に顔もいい。でお願いします。」終次イケメンということを推すんですね。
あくる日の映画の舞台挨拶。舞台前に瀉血する六角。
本番では案の定あがる六角。唇は紫。手は震える。一度日下部が台本忘れて持って来てー!と言い、六角は控室まで行って持ってくるのですが、指先は冷たい。そこで山根は体調悪ければ今の舞台挨拶中断しますか?と声をかけますが、いやあなたに見てもらいたいので、と断る六角。山根はそれを仕事に真摯なのは大歓迎!と言って送り出します。
ここは質問するのではなく、すぐ止めるべきです。そこまで体調悪いのに、なんで送り出すの??
でBLとしてはキスまでです。最後は想いが通じ合います。
なんか声優業界の話としてモヤモヤしてしまってBL要素に目がいかなかった作品です。刺さる人には刺さると思います。
無名の若手イケメン声優六角くんに今後売れそう!と惚れ込んだ、映画配給会社の山根さん。
大々的に売り出そうとするけれど、実は六角はくん、アフレコ以外では会話もできない人見知り。
そんな六角くんが山根さんにいきなり告白、山根さんは仕事のために六角くんと親しくなることにして…
映画業界が舞台のお仕事BLです。
エッチシーンは全く無いのでほのぼのBLってことになるのかなぁ。
2人とも、元々の恋愛対象が男女どちらかなども明かされることはなく、そのへんはふわっとしています。
でも、そういうシーンは無いのですが癒やし系お仕事BLとして、ちゃんと面白いです!
タイトルの見掛け倒しにも…は六角くんのことなんですね。
イケメンなのに複雑な過去があり(重いけど重くならないのは先生の力)うまく立ち回れない六角くんはとても可愛らしく、山根さんが仕方無しに…からどんどん惹かれていくのも納得でした。
ラストにチューが1回あるだけですが、その後の2人を想像するのも楽しい終わり方でした。
欲を言えばもっと先が知りたいけど(笑)
前から気になっていた作家さま
やっと手を出したのに発売日がビックリするくらい重なってて どっから読もうかマゴマゴしてたら 4日もたってた ←4日でおさまってよかった
こんなことしてるから積み本が増えていくんだよね
てか 特殊設定ではないにせよ業界ものだったとは
ぶっちゃけそこで後回しにしちゃったようなもんなんですが
もっと早く読めばよかったッ!
虫垂炎でこれなくなった声優の代わりに呼ばれたのは ちょっと困ったちゃんな無名声優(でっかい小動物)
もうね 困ったちゃんが厄介すぎて笑わずにはいられなかった
めっちゃキレイな顔してるのに ダメだろこんな事させちゃあ と お話にではなく作家さまにツッコンでしまったw
幼心を蝕むトラウマも程よく組み込まれてるのに重くなりすぎず
とにかく出てくるキャラがみんないい 特に山根家族
この母ありて この妹よ
ほだされそうでほだされない 意識してなさそうで意識して
くっつきそうでくっつかない 自分の手から離れていくのが嬉しくて 寂しい
ビックリするほどの業界漫画ではないけど なんだかんだ声優(ほぼしゃべらない)育成(してるような してないような)漫画にはなって(?)るので エロはなくても大満足
Σ いやまてーーーーーーいッ!((怒))
これはこれで終わるのか?
だ 大満足ではあるんだけど まだまだ志半ばですし ←断念してませんよ?
なんなら一番の目標 おつき合い までたどり着かずに終わってねーーですか?
って その先開いてみれば
えーーッ! なんだこれーーーー!
こんな反則技ありなんかやーーーーーッ!((怒))
すんごい反則なのに その光景を想像できてキモチ悪いくらいのニタリ顔してしまったわ くっそーーーッw
ちょっとぉ またお名前だけで買ってしまいそうな作家さまが増えてしまいましたよ もぉ