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ouji to kojiki
カイ×ユキ
バスカヴィル×ユキ
19世紀のロンドン舞台に、工業時代が巻き起こる中、
子供時代を乞食として過ごしていたユキが、
2人の有能な男の間で、嘘と真実の窮地で揺れ動く。
重+痛+切+悲+苦+甘の三角関係が胸が締め付けられ、
純愛の名のもとにある闇と熱が、
思わず泣いてしまうほどとっても愛しいのだ。
『王子と乞食 Ⅰ新装版』は、
2010年に発売された『王子と乞食』とほぼ同じ内容で、
話の順番が変わったり、
描き下ろしの新しい冒頭Chapter:00になった。
新しい冒頭でユキの淫乱とバスカヴィルの腹黒さが一目瞭然で、なんだか萌える。
初出が2004年だから、もう19年前!
連載中はちょこちょこ読んでいたけど、
待たされた分が貴重で、ついに完結して、
3冊一気に読めるなんて、興奮の一言でしょう!
さらに、表紙が凄いセンスで艶麗で、各巻の雰囲気がぴったりだし、
部屋に飾っちゃうことに。並べたら背表紙まで美しいよ。
コミコミス特典の表紙と同じデザインのイラストカードがついているのが嬉しい。
読む前から、もう神気配がただただ漂っている!
3冊も、話の合間の短い文が、生々しい感情を伴って心を震わせる!
乞食だったユキが、
古豪のバスカヴィル社の社長であるバスカヴィルに拾われてから、
2人がずっと愛人関係が続いている。
ある日、ユキが舞踏会で子供と出会い、2人は一目惚れしてしまう。
この子供、実はライバルの会社、新興のシャービーズ社の若き社長であるカイ。
バスカヴィルのスパイとしてカイの元で働くことに。
という始まりの三角関係。
ユキ、
河井英槻先生の時にメガネをかけている不憫受けが最高で、
嘘をついて自分と他人を騙して、強がりの一面ががツボに刺さる。
カイ、
ショタなのに男前で、
頭の良さと天才肌のカッコよさと、一途で執着がすごくイイ感じ。
バスカヴィル、
鬼畜で傲慢さ冷酷さが半端じゃなく、ユキに対する狂気的な執着がすごいみたい。
カイ×ユキ:禁断のような愛でワクワク。
ユキが初めて愛する気持ちを知る。
帯の「身分、性別、年齢も何一つとっても許されない恋」で
さらに立場的にはバスカヴィルを裏切る部分もグッとくる。
キスとちょっぴりエロが、超大人っぽい。
バスカヴィル×ユキ:依存感と愛の境界線がゾクゾク。
ユキにとってバスカヴィルは命の恩人で、快楽を教えてくれた特別な存在。
歪んでいる愛の形を感じさせる。
もう火を付けているドラマの渦中に引き込まれてしまう。
先生の作品は2冊目になりますが、
ほんとにこんな壮大なストーリー
久々に滾りました❤︎
ショタ攻めが過ぎるとなるところも
ここは時代も場所も違う、
自分の価値観の及ばないところなんだと
グイグイ話のなかに呑み込まれる自分がいました…もぅあとはただ身を任せるのみ…❤︎
私は小説って読んだことないんですけど
まるで小説でも読んでるみたいな
詩的な演出にも酔わされて、
とにかく夢中でした。久々のこんな読書体験
まさに至福〜❤︎
他の先生の作品も読んでみたいです。
今まで読んできた作品の中でトップレベルに心打たれました。もっともっと話題になっていい作品だと思います。キャラクターたちの人生が詰まった傑作です。
「ラムスパリンガの情景」や「僕らの食卓」といったただ萌えるBLではない、分厚いストーリーと心に沁みる愛が好きな人にはぜひ読んでほしいです。
まず。冒頭のセックスシーンがめちゃくちゃ好きです。ここを読んで買ったと言っても過言ではない。天才。
とは言えエロや恋愛中心ではまったくなく、仄暗い、なれど煌びやかなロンドンを生き抜く小さな天才と哀しい男娼の物語です。
絶対に絶対にカイとユキのハッピーエンドで終えて欲しい、でも本当にバスカヴィルに愛がないのか?と問われると、、悩ましい。同性愛が許されない時代において、名家のトップとして生きる彼が手に入れた束の間の幸福、という可能性も、十分にある。
神評価で無いのは1巻ではまったくスッキリできず、光属性にとっては辛い展開だからです。モヤモヤしたまま2巻は進みます。