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suekko Ω juujin-ou no hanayome to naru
本格的中華風ファンタジーBLなんですが、ちょっと設定が難しかったかな、と思ってしまいました。四神のお話が土台にあるので、まずそこを説明してあったらもっと読みやすかったかな…と思います。もちろん私の理解力の問題もあると思いますが!
とまぁ、設定は少し難しく感じましたが、話としては恐れられている隣国の獣人王に姉の命令でいきなり嫁ぐところから始まります。
受けの生まれ故郷ではΩは地位が低いのだけど、嫁いだ先ではそうではなくて…っていうΩに対する認識が違うのが良かったです(逆なら絶対いやでしたけど)。そして超ブラコンなお兄ちゃんが受けのために嫁ぎ先の国にまで押しかけるのも面白かったです(自国での職は心配になりましたが笑)。
こちら、商業デビュー作のようでこれだけ練った設定のお話を書かれる先生の次回作も、ぜひ読んでみたいと思います。
獣人×オメガバ中華ファンタージーでした。
新人賞でのデビュー作とのことでしたが、登場人物がそれぞれがキャラ立ちしていて、とくに攻めが
①獣人
②誰もが畏怖するほどのパワー系王子
③とにかく受けちゃん至上主義
④まさかの外見見掛け倒しでDT… 最高じゃん!笑笑
(あ、αという特徴を入れ忘れていましたね。これ⑤でおなしゃす!)
で、この攻め様と受けちゃんを取り合うような当て馬? 的に出てくるのが、受けちゃんの兄弟で血の繋がってないαのブラコンお兄ちゃん。
主役cpの愛が深まっていくのもいいんだけど、国がピンチに陥ったときに攻めとお兄ちゃんの共闘関係もよかったし、お兄ちゃんがところどころ目を光らせて、受けに危機があると攻めに睨みきかせるのとか良かった…!
だというのに、最後の最後で青竜の刻印が受けちゃんの額に刻まれて、まさかの第三の男出現…(違うけど)的フラグに、ついニヤけてしまいそうになりました!(邪な目で読んですみません!)
こんなこと書いてますが、基本めっちゃ攻めは受けを溺愛しまくっているし、受けも化け物的に畏れられている攻めのことを愛していて、相思相愛のハピエンBLです。
当て馬などの個性がとてもよく、暴走した感想になっただけですので、溺愛スキーさんは安心して最後までお読みください♡
今回は白夜皇国の次期皇帝と貧村の長の末子のお話です。
強大な力を持つ攻様の楔に望まれた受様が
攻様の使命に巻き込まれながら攻様の唯一となるまで。
受様は人間の国の華風国貧村に生れたオメガですが
華風に隣接した獣人の国・白夜皇国の次期皇帝である
攻様の花嫁として抜擢されます。
この世界の獣人は人間の身分は極めて低いのですが
500年ほど前に当時大陸最大の人間の緑桜国を滅ぼし
建国された白夜皇国は
実力主義で選ばれる皇帝のもと
強大な軍事力を有する軍事大国として君臨し
獣人を蔑んできた人間の国々を戦々恐々とさせています。
そんな攻様の花嫁探しの条件は
健康で若い女性かオメガ性の者というもので
受様は姉によって半ば強引に縁談を受けることになります。
白夜の使者は結納品と嫁入りに必要な結納品と
花嫁の支度の品を携えて現れ受様は
覚悟を決めるしかありません。
白夜にむかう馬車の中で次期皇帝に嫁ぐなんて
場違いすぎると鬱々していた受様でしたが
ふいにそわそわした気持ちが沸き起こり
落ち着かない気持ちでいると
突然晴れていた空が驚くほど黒い雲に覆われ
上空で稲光が光ったと思ったら
ドーンと馬車全体が震えるような音がします。
雷の衝撃かと思う受様でしたが
外の様子を伺おうと窓へと視線を向けると
四つの黒くて赤い強大な目が窓をふさいでいて
その禍々しさに受様は気を失ってしまうのですが
その目の持ち主こそが攻様なのです。
攻様に嫁ぐ受様を待ち受ける未来とは!?
角川ルビー小説大賞の優秀賞と読者賞をダブル受賞した
貴津さんのデビュー作は人と獣人の世界を舞台にした
中華風オメガバースになります♪
実は攻様は世界を支える八柱の神の地の神の一柱で
白夜皇国の初代皇帝となった神と共に戦い
緑桜国を滅ぼした後は長き眠りについていたのです。
ところが"この世の均衡を保て"という天命により
眠りから目覚めたところをその強さ故に
現皇帝に次代に指名されてしまいます。
この世界ての攻様は獣人や人間に時折現れる
アルファと呼ばれる突出した血筋の者と同じに扱われ
アルファの対であるオメガは荒ぶる攻様を
暴走させないための楔なのです。
攻様の世話役から受様の専属従者となる獣人
白夜皇宮に忍び込む受様の長兄である方術士
打倒白夜皇国を誓う緑桜国の王族の末裔
緑桜の民が崇めた攻様と対する天の神
2人の恋物語に絡めながら攻様が受けた天命の真意が
明らかになっていく展開はとても巧みで面白く
受様が攻様の皇妃となるまでハラハラ&ドキドキ
たいへん楽しく読ませて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ
恋愛パートがコミカル路線に走りがちな点と
オルガバ設定が緒設定に負けて埋もれてる点が
気になり「萌2」としました。
ルビーさんの読者賞とのことだったので購入。うんうん、設定がっつりドファンタジーで、個人的にはもう少し軽やかな方が好きかなと感じたので中立寄りの萌にしました。設定しっかりした興亡ものが好きな方でしたら良いのかも。本編280Pほど+あとがき。
姉に、隣国白夜皇国の第一皇子の嫁になれと命じられた男性オメガの青蓮(チンリエン)。白夜皇国は人間に蔑まれることが多い獣人たちの国で、第一皇子の渾沌(フウブン)の妃であっても候補がいないのか、隣国へき地に住む青蓮の元にまで「妃募集」の知らせが来て・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
銀兎(ユインツー、攻めの側近、受けの専属従者)、銀狐(ユインフー、受け兄)、シェムハ、レンザ(旅芸人の座長と舞姫)、青竜(天の四神の一柱)ぐらいかな。
++より内容に触れる感想
漢字のルビ。私の最も嫌いなものだと思います。今回、ルビはお名前だけだった気がするし、あちこちにルビふってくれていたので、まだ楽な方だったと思いますが、それでも苦手。いよいよキライというレベルに達してきたかもな・・なんちゃって中華は避けるようになってきた気がします。
攻めはデカい強い単純黒わんこ。捻りなし変態要素なし、強い筋肉男という印象。皇帝になったとしても、善政は誰がするんだ?今回政治のかけひきといった要素はあんまり無かった気がするし、なんだかこの黒わんこはめんどくさがって、ええいって感じでごり押ししそうな気がする・・
受けはどういった理由かよう分からんかったが、攻めの運命の番的立場。この受けがいなかったら攻めは我慢がきかなくなって力の制御ができなくなる(意訳)という関係性と理解しています。しゃきしゃき強気、健気さんという印象です。まあしっかり黒わんこを尻に敷いてくださいってところでしょうか。
攻め受けともめちゃ好きというタイプではないためあまり盛り上がれず、お話もあれこれいっぱい盛沢山だったのでお腹いっぱいという気持ちな一冊でした。ほんとにあれこれあって、「面白い!」って思う人はいると思うんですけど、ぶっ刺さるものが無かったです。あ、受け兄の銀狐は気になるかも!ああいうタイプの方が好きなんだよな。
デビュー作とあるのでもちろん初読み作家さまでした。初読み作家さま+デビュー作でしたので個人的にはとても警戒してました。ただ、電子書籍で購入したので試し読みを読んで面白そうだと思い購入しました。
実際にとても面白かったんですが、中盤まではこのまま進むのかしらと不安になった事も確かでした。中盤以降の怒涛の展開は凄く面白くて夢中になって読んだので、そこら辺のバランスがとても悪く感じました。
それと中華風の名前が苦手でして、新しい章になる毎にふりがなが振ってあるのは親切だと思いました。ただし、登場人物に同じ漢字が多すぎてその点に引っかかってしまいました。
青蓮の兄の銀狐(ユインフウ)と渾沌の幼馴染みで青蓮の従者になった銀兎(ユインツー)、青蓮(チンリエン)と天の四神である青竜(チンルオン)が、お互いに会話する時に何でもっと違う字にしなかったのかと思いました。まぁ、銀と青が覚え易くなったのは確かですし、青は意味があるのだとは思うました。ただその熱意は伝わって来ましたが、良いとは思えませんでした。
キャラクターは悪役含めて魅力的だったし、渾沌(フウブン)の青蓮を不器用ながら溺愛する様子が凄く好みでした。だからやっぱりお話の流れの悪さだけが残念だと思いました。ここら辺がベテラン作家さまとの力量の差ではないでしょうか?
電子特典SS含め面白かったので次作に期待したい作家さまだと思いました。
タイトルから想像した雰囲気とは少々異なる、壮大な中華風ファンタジーでした。
文庫でこの情報量の物語が描けるのはすごいなと。著者の熱量と言いますか「これが書きたい」が詰まっていた作品だと思います。
ただ、夢中になって読めたか?萌えたのか?と考えるとハマりきれませんでした。もちろん良い点もあったのですが…
貧村の村長の息子で末っ子のオメガである青蓮が、獣人の国・白夜皇国の皇子・渾沌の元へ嫁ぐことになるお話。
いわゆる嫁入りものといえばやはり、顔も知らない相手同士が一体どう想いを募らせていくのか。そこが1番わくわくするところかなと思うのです。
意外と物事をはっきりと言ったり、時に渾沌の尻を叩くかのように一気にヒエラルキーのてっぺんにのぼり詰めたりと、感情豊かな青蓮のキャラクターは面白いです。
一見粗野な渾沌が感情豊かに尻尾を揺らす姿も、青蓮は何が好きなのかと考えてせっせと部屋を作る姿もキュート。どこからどう見ても攻めです!な外見で実は童貞設定もおいしい。
ですが、キャラクターは良くても圧倒的に萌えが足りないです。もっと2人が寄り添う合う関係になるまでのグッとくるエピソードがほしかった。
彼だからこそ!な信頼関係が強固なものになるエピソードがそこまで強くない中、青蓮の兄や周囲の者たちとのドタバタ劇、国をも巻き込む陰謀、戦争、神々の話…と、どんどん壮大になっていってしまうストーリー。
設定はすごいのです。でも、何をメインに描きたかったのかが分からず、なんだか置いてけぼりになってしまったなというのが正直なところです。
そして、身長などは尺で数えられていたり、全体的に中華風の名称でまとめられているのにも関わらず、ワイルド・ぶっちゃけ・ドン引き・サンダル他、世界観にややそぐわない表現が多々見受けられたのも気になりました。
喉を鳴らして青蓮に撫でられる渾沌の図がとても微笑ましくてかわいらしいものだっただけに、もう少しBLのLの部分もあればと少々惜しいです。
あんた嫁に行きなさい
姉の一言(だけではないけど)で隣国の獣人の国の次期皇帝、渾沌へ嫁入りすることになってしまったオメガの青蓮。
壮大なお話でした。
天の意思やら神様やら加護やらオメガやら獣人やら。
こういう嫁入りものを読むと、
なぜ受けはあっさり攻めを愛するのか?
まあ攻めの不器用な求愛に絆されるんですかね?
なぜ受けは心が綺麗で神様にモテモテな良い子なのか?まあそのほうがお話が広がるからですかね?
このお話は早目に二人が愛し合わないと成り立ちませんね。
そして500年前に滅んだ人族の生き残りの復讐やら盛りだくさんです。
渾沌のワンワンぶりも可愛くて、清い御身体という表現もとってもグッときました!
青蓮が渾沌に恐怖や傷ついたりだったのに、え?そんなことで?と気持ちを改めて。それ以外にも求愛のエピソードもあったし、まあ本能の部分もあったからなのかな?
青蓮の兄と竜の神様のところも、悲劇か?とズーンとしてたら、あれ?なにそれ?そんな設定ありなの?めっちゃいいとこ取りじゃん!で。
というかこのお兄さんが、いきなりな登場の時は今まで離れてたのに…と思いましたが、もう青蓮への愛情が深くて暑苦しくて渾沌とやり合うところも楽しくて。
物語としては壮大で面白いのですが、私の読解力が無いせいで描写が迫ってこないといいますか…。迫真さが感じられなくて。
BLとして萌えるかというと好みの問題からか普通かなあ。でもお話はとっても読み応えがあります!
中華風は漢字でつまずくのですが、このお話は読みがなを忘れても使われてる漢字が身近?覚えやすいので読みやすかったです。
電子書籍だと番外編が2つ入ってます。
人外BL オリジナルバース 異種婚姻 冒険譚
獣人王x末っ子オメガの政略結婚
伏線仕込みが上手い、
でも、読後感はBL恋愛物ではなく、物語性に富んだ冒険譚
・・規定文字数達成優先? BLではあるけど、ドキドキがない。
2020年「末っ子オメガとバケモノの獣人。」第23回角川ルビー小説大賞読者賞受賞
受賞作を改編。2023年9月「末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる」で発刊
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背景:天が遣わす四神が居る 多様混在の世界。
渾沌(フゥブン):現皇帝・白虎の第一皇子 22才
実は、500年前に眠り、天命を受け獣人に復活した四神の一柱の再生
人化しても怪力 黒髪 赤い八目
嫁不要と拒絶していたが 青蓮に一目惚れ
青蓮(チンリェン):22才 Ω 凡庸な童顔 華奢な容姿 純真で優しい
白夜皇国に隣接する小国・華風国 副村長の5番目の末子
「渾沌の力を制御する妃」の募集に応じ、嫁ぐ
重度ブラコンの兄・銀狐が居る
夜楼国:昔白夜国に滅ぼされた、奴隷を呪術で使役する非人道的な習慣を持つ人族の国
夜楼国の残党の事件が、物語に起伏を産む
物語の入りは、フランクな会話調だしちょっと軽めのストーリーかなぁなんて思っていました。
小さな村のオメガの青年・青蓮が獣人が統べる隣国の大国の皇太子・渾沌へと嫁ぐことから始まっていくお話です。
きっと皇太子に溺愛されて、どんどん好きになっていって…と、何やかんやあるにしてもイチャラブ基調の甘いストーリーだと。
…思っていたんですけどねー…
全っっ然!そうじゃなかった。
中盤から本格中華ファンタジーに染め上げられていく世界に、どえらいビックリです。
四神・四凶だとか式神や方術、◯◯神仙などの中華ワードの大洪水。中華ファンタジーは苦手なわけじゃないけど、難読固有名詞と独特の物語設定に四苦八苦しがちなので得意な部類じゃありません。ですが、中華特有の設定や話の作り込み、壮大なスケール感は面白いと思っています。(例えば『天官◯福』とか)
で。この作品はこのボリュームにしては内容が本格的な中華ファンタジーだと思います。ストーリー重視っていうんでしょうかね、めちゃくちゃ見応えがあります。
作品の冒頭・結末、合間の分かりやすい溺愛BL描写は日本っぽいけど、物語の本筋となる国を滅ぼそうとする陰謀や怨恨、術を用いたバトルシーンは中華色が強いです。
なので、ゴリゴリの溺愛ラブストーリーを期待していると、ちょっと毛色が違うかも?ってなる可能性アリです。私もそれを思って購入したクチですが(溺愛もの好きなんです)、思わぬ本格中華ファンタジーの世界にどっぷりだったので、少しばかり戸惑いました。
敵の罠に嵌り、そこから始まる国と国との戦争に突入していくところは、BLっぽいBLはあまりなく、どうやってこの戦いを回収していくのかハラハラドキドキの場面がメインとなっています。
生半可な物語展開にはなっていなくて、丁寧かつ細やかな構成。正直、単巻で文庫で、この内容はすごいと思います。間違いなくストーリー重視と言われる作品でしょう。
中華ファンタジーらしい重厚さもあり、でもコミカルなやりとりでクスッと笑っちゃう場面でホッとするところもありで、緊張と緩和の付け方がうまく惹きつけられます。
またね、このストーリー作り上げる登場人物たちが個性的で良いんですよ^ ^
隠れ溺愛α獣人の皇太子(童貞)・渾沌
しっかり者で健気で優しいΩの青年・青蓮
超がつくブラコンハイスペ青蓮の兄・銀狐
実は一番的にまわすと怖そうな従者・銀兎
などなど、メインメンバーの立ち回りが面白いです。ストーリーが良くても登場人物に魅力がなければ面白さは半減するし、逆もまた然り。ストーリーとキャラの良さがピタッとハマっていると思いました。
ただね…ブラコン兄がね、渾沌と青蓮の数少ないイチャシーンを邪魔する頻度が高くて、うぉーーい!(喝)となる場面がチラホラありますので、2人の思いっきりイチャついてる場面が少なかった感は否めません。
やっと身も心も繋がったシーンも短めで、もうちょっと2人のトロ甘な世界を楽しみたかったな。
BLも、濃厚なストーリー性も、甘い2人の世界も、まるっと一冊楽しみたい方におススメしたい作品です。
電子限定のS S含めて最後まで堪能できました。
めちゃくちゃ面白かったーー……!!!
タイトルにある〝オメガバース〟の設定を忘れる程に本格中華ファンタジーで、個性豊かなキャラクターに、徹底された世界観、読みやすい文体…と作品世界に惹き込まれて一気読みでした。
畏怖の対象である獣人の国へ嫁ぐ事になり、半ば生贄状態の主人公・青蓮(チンリェン)。
次期皇帝・渾沌(フウブン)の獣化した姿を見て、恐怖の余りに気絶してしまう様子に〝人外攻めに恐怖する受け〟のシチュエーションが大好きなので、滾りました笑
怖がれば怖がる程、後のラブ展開に萌えるってモンですよ!
一方、花嫁にバケモノ扱いされてしまった渾沌。
山賊の頭のようなワイルドイケメンで、無神経&乱暴者…なんですが、めちゃくちゃ不器用男子で、なんとか青蓮に気に入って貰おうと尽くす様子が健気でカワイイ!!
そんな渾沌の不器用な優しさに、次第に惹かれていく青蓮。2人が心を通わせる中、ブラコンを拗らせすぎた青蓮の兄・銀狐(ユインフウ)の登場で引っ掻き回される事に!
このお兄ちゃんの残念なイケメン感、大好きです♡
青蓮を巡る、銀狐vs渾沌の喧嘩はいつまでも見てられるw
このままドタバタラブコメ劇が続くのかと思いきや、中盤からは怒涛のシリアス展開に「2人の運命はどうなるの…!?」と、ページを捲る手が止まりませんでした。
ただ、1点だけ…渾沌、初めから溺愛すぎる!
人間に興味が無く、多くの花嫁候補を冷たくあしらい、「花嫁なんて食い殺してやる」と豪語していた荒くれ者なのに、何故か青蓮だけには執着&溺愛してると言う…。
その理由が語られ無いので「何で青蓮だけ溺愛???」と最後まで気になってしまいました……
明言されてませんが、恐らく2人は〝運命の番〟だったのかな…と。個人的には、荒くれ者→溺愛に変化する過程をもう少し楽しみたかったです。
とは言え、古典神話のような神々も登場し、本格中華ファンタジーと小禄先生の美麗イラストを堪能できて大満足◎
貴津先生の次回作を楽しみにしています♪