キャリア管理官はキスを待てない

career kanrikan ha kiss wo matenai

キャリア管理官はキスを待てない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
52
評価数
14
平均
3.8 / 5
神率
14.3%
著者
稲月しん 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
金井桂 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784576231266

あらすじ

交通課勤務の立浪香寿は、本庁の管理官・木浦の臨時運転手に。気の進まない仕事だったがなんと専属雑用係として傍で控えるはめに!?

表題作キャリア管理官はキスを待てない

木浦 達城、29歳、捜査一課の管理官
立浪 香寿、24歳、交通課勤務の巡査

その他の収録作品

  • キャリア管理官は夜を待てない

レビュー投稿数6

強引さにときめく(,,• •,,)♥

立浪はちょっとドジなわんこ系、愛らしくて癒やしキャラだと思う。きっかけは実家の猫に似てたからだけど、常に忙しく気を張ってる木浦にはホッとできて尚且つ心擽られる存在だったんだろうな。
仕事ができて頼りがいのある木浦に惹かれる立浪の気持ちも解る。
事件はリアルにありそうで結構怖かった、ルール守るのは大事だけど私的に制裁を加えるのは違うよね。
でも、立浪の気づきから逮捕にいたって安堵しました。
2人の関係は木浦の強引さがなければ進まなかったかも。良いコンビだし、木浦の溺愛が伝わってニマニマしちゃいました。立浪が更に可愛くなって、あれはたまらないだろうなぁ。
忙しい2人だけど時間を見つけて愛を育んでほしい。
可愛くてクスッと笑える楽しい作品でした♬.*゚

0

落ち着いて!管理官!

電子書籍で拝読しました!事件もBLも楽しめる、お得感あるお話でした。

キャリア管理官に見初め(?)られ、運転手と言う名の雑用係に任命されちゃった小柄でかわいい巡査が主人公です。管理官の実家の猫に似てるそうな。そりゃかわいいですよね。猫チャンは正義。一読者の感想としまして、受け(巡査)の性格は猫っぽくなかったです。ちょっぴりあわてんぼうだけど心優しい警察官で好感持ちました。被害者を想って涙を流すひとです。
彼の特技が要所要所で活躍し、殺人事件が進展、解決となります。事件の真相はなんというか…やるせないですが、こういう「えっ、そんなことで?」と犯人の動機をニュースなどで知って唖然とするような事件がありますので本当…。つらいですね。
物語は3人の被害者が出てスタートしますが、新たな被害者が出なくてよかったです。
コーヒーショップのバイトくんが爽やかボーイで名前まで出てきたので「ムムッ!こやつあやしいぞ!」と思ったんですが、爽やかで積極的なだけの男でした。物語後半、彼がちょっぴり可哀想な目に合うので、穿った目で見てごめんなさい!いい人があらわれるといいね!と思いました。

攻めのキャリア管理官、仕事のできる男だと思います。ですが、ですが…!

お ち つ い て !

ちょっ! お ち つ け !!

ほんとあなたwww お ち つ い て さ し あ
げ て www

と、終盤ずっとゲラゲラ笑ってしまいました。わたしは受けのおしりが心配です。
初合体後、受けのために薬を用意するという最低限のアフターケアはしておりましたが、わたしは、受けの、おしりが、とても、心配でした。

体格差もあるんだぞ!おちついて管理官!
この管理官、待てないのはキスだけじゃねーですよ!
このBLパートのドタバタ感、嫌いじゃない。楽しく読了しました!

0

なぜか管理官にロックオンされてしまいました

今回は本庁のキャリア管理官と所轄の巡査のお話です。

捜査本部を仕切る攻様に気に入られた受様が
事件解決に関わる本編と恋人になった後日談短編を収録。

受様は所轄警察の交通課勤務の巡査ですが
所轄署で殺人事件の捜査本部が立ち
応援要員として駆り出されることになります。

今回の本部は今朝遺体の発見された殺人事件の捜査ですが
連続殺人事件ではとの疑いもあるようで
ピリピリした様子が伺えます。

初会議の受様の役割はペットボトルのお茶配りの後は
会議の後片付けと雑務のため一度交通課に戻ろうとしますが
エレベーターで誰か乗り合わせても気まずく

階段で降りていくと明らかに階級が上のスーツ集団が
上ってきて鉢合せしてしまいます。

受様は会釈して足早に駆け抜けようとしますが
うつむきがちになったために転んでしまい
スーツ集団を引き連れていたキャリアだろう人物に
"抱きとめられて"助けられてしまいます。
このキャリアが今回の攻様です♪

攻様は受様を抱きあげて踊り場に下ろしてくれますが
攻様と共に移動していた人に無事を問われた攻様が
(助けた)受様が小さくて軽いから(問題ない)と返していて
思わず「小さくない」と反論してします。

すると攻様に受様の頭にぽんと手を乗せる事で
反論を封じられてしまうのです(笑)

そんな受様の運の悪さは会議が始まってからも続き
資料を届けに行ってマイクのコードにけつまずいて
会議を中断するという事態まで起こすのですが

なぜか攻様から急病で入院した運転者の代わりをしろ
と指名を受けることになるのです。
受様を指名した攻様の真意とは!?

キャリア官僚の攻様になぜかロックオンされてしまった
お手伝い要員の受様のラブコメディです♪

思った事がすぐ顔に出る裏表のない元気っ子な受様が
階段から落ちた事が攻様のハートにズボッ刺さった矢と
なったのは明らかなのですが

攻様はいつも颯爽としているクールイケメン(笑)な上に
人の裏の裏の裏まで読む人なので
感情が表情に出過ぎというほど素直な受様に
攻様の思考が読めるはずなどないのですよね♪

受様が攻様に振り回されてぐるぐるするも
被害者に寄り添って犯罪者を追う攻様にググッと
来ちゃうのにニマニマが止まりません。

受様の特技が活かされての捜査の進展は小気味よく
受様が犯人に迫る様子にワクワクしてたせら
それによって受様に魔の手が迫ってハラハラさせられ

受様が自分の恋心に気付いて
攻様の手を取るまでとても楽しく読ませて頂きました。

攻様の部下や同期の管理官など個性的なキャラが多いので
ぜひ続刊でまた色々絡んで欲しいです (^-^)/

3

好きなやつ

しん先生買い。期待通りの面白さ、個人的ツボにドはまりして楽しかったのですが、絶対忘れないかと言われると分かんないなーと思うため萌2にしました。本編200p弱+後日談25pほど+あとがき。

交通課に勤務する香寿(かず)。殺人事件が発生し、連続殺人が疑われるため、すぐに捜査本部がたち、キャリア管理官がやってきます。ちょっとすっとこなところもある香寿ですがなぜか管理官に気に入られたようで、管理官の雑用係に任命され・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
カフェ店員さん、交通課の上司、刑事課の課長、攻めの側近、事件の被害者、犯人等。

++好きだったところ

攻め。なんといっても攻め。攻めが立て板に水のようにしゃべり倒して受けを押し倒して手籠めじゃないけど、思いを遂げるところまでの、なんと速いこと。面白い。既刊のヤさんとこの攻めで、押しの強さはどっこいと感じます。最初はそんな溺愛している様子は無く、まじめに殺人事件の捜査してるんです。キャリアさんですしね、ふざけたところは全くないのですが、さらっとちゅ♡していくんですよ。受けは大混乱、「は?」ですよ。おもろい。

受けは、そんな何考えてんだかわからんキャリアさんに翻弄され、言いくるめられ、美味しくいただかれてしまう小動物系とでも言えばよいでしょうか。1点アピールポイントあります。人の顔覚えるのが得意っていうものなので、警察官として最高なものでは?そのため、これは続編出るやろ!と固く信じています。

大好きなパターンで、くすくす笑えるお話でしたので、続編。何卒続編を私にください。どうぞよろしくお願いします!

5

緊張感とほのぼのの良いバランス

ハラハラ一気読みでした!
舞台は所轄の警察署。殺人事件の捜査本部が立ち上がりその準備に駆り出されていた交通課の立浪は…。

細かいこたぁいいんだよ!な気持ちで読むと楽しいです。

だって巡査の立浪が管理官の木浦からお世話係?に指名されちゃって、ワイワイやってなんなら雲の上の存在では?な木浦にそんな口のききかたしていいの?な立浪だし。

捜査の行方や立浪の特技や二人の正義感などなど目が離せません。緊張感もあり事件解決までぐいぐい惹きつけられました。

ここまでは萌2だったんです。
その後が…。
たまらなくて勢いでってのもありだし甘々で良いんですよ。とにかく時間がない!でもいきなりで立浪は不安だよね。

短編ではキスキス言いすぎ!っていうか。まあタイトルにもありますけど。
何種類あるんだ?ちょっとくどかったかな?

シリアスとほのぼののバランスが良くて楽しめました。

3

せっかちなキャリア管理官

殺人事件の捜査をきっかけに出会ったイケメンキャリア管理官と可愛い系交通課巡査が、恋に恋愛に発展していく物語です。
警察組織に限っていうと、身分差カップルってことになりますね。管理官・木浦に気に入られた立浪が木浦の運転手兼雑用係に指名され、なんやかんやと振り回されながら事件の解明に迫ります。


"殺人"…しかも連続殺人事件と聞くとかなり物騒な感じがしますが、事件としてはシリアス、BLとしてはラブコメ寄りです。なのでそこまで重たくなくサクサク読めると思います。

BLの部分では割と分かりやすい恋愛フラグが立っていて、クールでキリッとした管理官から漏れ出る好意のオーラがニヤつきを促進します。あからさまに好意を寄せているわけでも、アプローチをかけているわけじゃないのに、立浪への愛情を随所に感じるのが何ともね…^ ^

立浪への愛を感じはしますが、この管理官ちょっとせっかち。先急ぎ過ぎるんですよねー…。
表の感情に出さないだけで、立浪への想いが日々募っていたんだと思いますが、事件か解決するやいなや抱き潰すってどないなこっちゃ〜い。しかも割と強引め。
キスを待てないどころじゃないじゃん。身体もじゃん(笑)

セックスまでのスピード感。木浦だけがセックスに突っ走ってるように見えたためか、立浪の気持ちの準備が置いてけぼりになってるような気がしなくもないです。
強引な攻めは好きな部類なんで木浦タイプも好みなハズなんですが、ちょっと粗さや雑さが見えたのが勿体無かったかな。好きな理由もふわっとしてるし。
まぁ…クールな管理官が好きな相手を前にするとデレたり、欲望を抑えきれなくなっちゃうのは面白かったですけどね( ´▽`)!


作者さんのヤクザの作品のお話を読んだことがありますが、完璧そうなスパダリなのにどっか抜けててツッコミどころ満載なところは、この作品の木浦に通じるところがありました。
この作品自体が序章っぽい感じがしたので、続編やシリーズ化したら足りない部分が補完されて面白くなりそう…(´∀`)


警察組織の上層部と下っ端の格差カップルの組み合わせはあまり読んだことない設定だったので、楽しませてもらいました。本庁と所轄の所属で階級も異なる2人の今後のお付き合いがどうなっていくのか興味があります。

ぜひ続きがあればお願いしたいです。

4

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