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asa to hiru to yoru to sorekara
章吾× 河原
繊細で素朴な愛が詰まっていて、
本当に愛しくて愛しい。
シンプルな絵柄で
2人の気持ちや心の動き、
言葉のやり取り
その細かな表情が引き立つことで、
力強い愛が、
心に直接届いてくる感じがする。
切なさとあたたかさが同居して、
感動的でたまらない。
主人公の30歳の章吾の記憶は、
20歳のままで止まっている。
彼がずっと大学の後輩の河原に思いを寄せ続けている。
その気持ちはとても単純で素直なもの。
やんちゃで少しおてんばで
ちょっと笑ったり誘ったりするところもある。
河原は憂鬱な雰囲気の社会人。
2人は付き合って6年目で、
同棲して一緒に生活している。
6年間の月日が埋まらないけど、
それでもなんだかほのぼのとした気持ちになる。
毎日淡白で優しい日々が続いていて、
一緒に寝ることや食事をすること、
デートすることも、
お互いの好きな気持ちが重なって、
特別な時間になりそう。
そのただ「好き」の気持ちとっても愛おしい。
河原は、
寡黙でおとなしいけど、
自然に章吾のキスやエロい誘いにも応じてくれる。
どんな章吾でも受け入れている。
章吾にとって、
河原は心地よい存在になっているのだろう。
そして、
河原が時を超えて、
偉大で真摯で
2人の関係を支える。
章吾は自分のことを思い出せるように、
毎日自分が書いたノートを読んでいる。
河原との日々を大切にしている気持ちが、
ノートの1ページ1ページから滲み出ていている。
河原のそばにいる章吾の心の葛藤や、
その痛みも共感できて…
でもその中には、
2人の絆や変わらない愛情が輝いているよね。
2人の感情が涙で伝えられる瞬間、
言葉では完全には表現しきれないほど
深い愛や想いが込められているみたいで、
心が震えるような感動が広がっているのだ。
記憶を失うことの中で、
変わらない愛、
そして未来に対する希望、
一度読んだだけじゃその切なさや、
深切な愛情が伝わりきらない
心をほっこりさせてくれる作品でした。
記憶が消えてしまうというこの設定だけでもう大方の人の琴線を揺らすであろうことは確実なので、死と同じく劇薬設定。個人的には設定から期待する感情のサイズは超えてこなかったけど、こういう作品が好きな人にはハマると思う。試し読みで気に入ったら是非。
自分は商業作品として見ていなかった初出のTwitterの方がむしろ楽しめた。初出とはノートの書き主などの設定が違う。比較するのも面白いかもしれない。
記憶が保てないBL作品というと、15年ほど前の某小説を思い浮かべてしまうな。