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migatte na anata
デビューコミックなんだとあとがきを見て初めて知った次第。
【身勝手なあなた】
彼氏に振られたとか男が捕まらなくて欲求不満といった理由でやってきては、黙って俺を慰めろと言うワガママな先輩と、そんな先輩が好きな後輩とのお話。
先輩はビッチなフリをしていただけで……というやつなんだけど、ワガママに見せかけていじらしい受けは好きなので美味しくいただけます。
「あと一息で愛」に収録されている【恋とも言う】という短編のワガママ先輩に振り回される攻めの話が好きなんだけど、それと似た系統。
【知らなくていい】
高校時代に友人の上野から告白されるも、突然のことで動転してしまい「気色悪い事言うな」と言い放ってしまったことが、10年経った今もほろ苦い思い出として梨田の中には残っている。
ある日、行きつけのカフェで上野と再会するも、上野は自分のことを忘れている様子で、全く気付く様子もなく……。
BLでのレイプ展開って全然気にならないんだけど、このレイプ展開はあまり好きではない……
【夕暮れにはまだ早い】
高校生同士。デビュー作だそうです。
【甘くない】
ワンコ×ツンデレ
付き合ってる事を知られたくなくて必死に隠す受けと、そんなに隠さなくても……と思ってしまう攻めとのお話。
【幸せな人たち】
20代の青年と再婚(養子縁組)した父を持つ中学生息子のお話。
「お母さんって呼んでくれないし‥‥」と悩む若妻に対して「きっと照れがあるんだろう」と返す父の姿を見て、自分が大人にならないとと悟る息子。
このお話が一番好きです。
【全部君のせい】
投稿で賞を頂いた作品とのこと。
女好きで節操なしの放蕩息子のことを、ろくでなしだと思いつつも密かに好きな書生のお話。
うん、確かにろくでなし。
「夏みかん」をテーマに全カプの後日談が載ってる描き下ろしの「夏みかんの話」
それぞれのカプ達の個性が出てて、実はこの描き下ろしが一番好きかもしれない。
まさお三月さんの描き下ろしって、どこかクスッとできて好きです。
全部で6つの別々の作品が入っている短編集。
どれもこれもかわいかった!
でも特に・・・最後のお話が好みでしたね~。
時代背景がちょっぴり昔。
現代では無いので袴姿などが、より色気を感じました~。
基本的に、どれもこれもちょっぴりのせつなさが入っています。
でもハッピーエンドなので悲しくなっちゃうような
ストーリー展開ではありませんでしたね。
しかも、結構クスッと笑える部分も。
一番最後には、4コマ漫画が付いているのですが
これが、先の6つの作品のカップルが
2作品ずつくらいですかね。
これも良かったです♪
まさお三月さんにしては外したかな?と一瞬思ったのですが、
2、3回読んで、腑に落ちました。
ちょっとストーリー展開が性急なものもあるけど、前後がしっかりしているので納得です。
絵柄ですが、今と大分違うんですね。
今の絵も作風に合っていていいと思うのですが、個人的にはこの頃の少ししっかりめの線の絵が大好きです。
表題作の受け役・夏目先輩が当初あまり好みでなかったのです。
でもですね、、何ですかこの小動物的可愛さはっ!?
好きだからウソついて振り回し、我が儘言っちゃう。
どこまで平気?許してくれる?と探っているような彼に、長男気質であろう辰雄が落ちないわけないですねw
2話めは、過去に手酷く振ってしまった男との再会話。
私は受けの梨田の気持ちが痛いほどわかってしまうのです。
ずるいのだけど、相手が忘れてくれているなら許されるんじゃないかと思ってしまう…錯覚なのにね。
短いけれど、彼らの気持ちの変化がつぶさに表現されている作品でした。
まさおさんのサラリーマン受け、もっと見たいです!
3話めは高校生。
これは少し展開早いと思いましたが、若さということで(笑)
失恋の痛みと自分を見て欲しい気持ちのすれ違いから、徐々に交わっていく変化が面白かったです。
4話めは大学生。
どんなに好きでも相手の気持ちを汲み取ってあげないとね♪
5話めは、突然できた男のお母さん話。
たった8ページという短さだけど、非常に面白い!っていうか、可笑しい!
6話めは、放蕩息子と書生。
受けである書生がずっと後ろ向きで悩むのですが、実際は彼が振り回してたというのがよかったです。
ラストは全話の4コマ後日談があり、まさお三月さんの笑いのセンスが炸裂しております。
特に「剥いてくれ!!」って…(笑)
面白すぎ!
大好きです、まさお三月さん♪
メガネ率高いなと何気に思う。
メガネも王道に入るのだろう。
メガネがあってもなくても
このメガネかけている辰雄は
好きです。
無口で黒髪、背が高い、無愛想、好きな要素満載です。
高校時代からの先輩後輩である2人。
先輩である夏目は、連絡もせずに辰雄の部屋にやってくる。
彼氏にふられたとかそういいながら体とお腹をみたしにくる。
そんな夏目先輩が大好きな辰雄は
いつ夏目がきてもいいように
料理も作っている待っている。
実は夏目も辰雄が好きで
男にフラレたというのは口実で
そういえば抱てくれるから
わかってる。そんなのわかっていた設定だったけどそれでも、
やはり気持ちが動く。
まさお三月さん好きだな。
わがまま放題とみえた夏目先輩は実はとっても真面目でモジモジくん。
合鍵を渡してもそれを使って部屋に入ることができない。
電話をするのも緊張する。
かわいい。
まさお三月サン、好きです。
優しいタッチと表現が好き。
でもこれはちょっと、、パッとしない話ばかりだった(><)
本当は好きなのに、性欲満たしに来てるだけなそぶりをする先輩と
本当は好きなのに、相手をしてあげるだけの後輩。(いいおとな。)
のお話がまず最初。
本とは好きだとわかるシーンもなぜかこう、
パッとしないというか。「ああそう」みたいな感想しか抱けませんでした…。
別に先輩に可愛げも感じなかった…
他にも色々あるのですが、個人的に少し面白かったのは
男と再婚した父親をもつ子供目線のお話(笑)
できた子供ですよ^^;
その再婚相手の男性ってのがなかなかの中性美人!なんですが
のんきというか天然というか…
なかなかお母さんと呼んでくれない…と夫に相談したりw
父親も父親でツッコミいれるどころか「そのうち…」
いやいやいや!
たとえ打ち解けきっても言わんだろ!www
子供が空気読みマスターになるのが目に見えましたw
明るいお話とうわけでもなく、
気持ちよく終わる話が多いわけでもない。
あんまりスッキリしない一冊でした。
まさおさんのデビュー作収録の一冊です。
片思いの切ない作品とか、恋人同士なんだけどお互いの気持ちのすれ違いとか、再会ものとか、男性と再婚した父親を持つ息子のお話とか、色々つまってます。
どのお話も私は楽しめたんですが、やっぱり片思いの切ない物語が好きなので、表題作や「知らなくていい」、「全部君のせい」が特に気に入りました。
「夏みかんの話」はタイトル通り夏みかんがお話に登場するのですが、それぞれのカップルの特徴が出てて、とてもほのぼのして面白かったです。
まさおさんの本読むの2冊目です(若干、読む順番間違えた感アリ。いや、繋がってるお話ではないんですが、どうせなら発行順に読めば良かったかなって)
今回もちょっぴりキュンとせつなさが漂うかわいさでした。
「身勝手なあなた」
とりあえず、基本的に自己完結的な人というか相手のことを考え過ぎちゃったりして負担にならないようにとか、軽く行こうとか考えちゃう人って好きなんですよね。
この受もそう。
好きなんだけど、それを素直に表現できなくてフラれた時に慰めろー的な。
ホントはフラれてもいないし、慰めでもなく、ただ好きな人に抱いて欲しいだけなんだけども。
身体を欲しいとこはすぐ言えるのに、本人(攻)自身の心まで欲しいことは言えないんだよな。
そういうところもかわいい。
「全部君のせい」
素直に「好き」と言えないから関係はこじれて捻じれる。
身分も違えば気質も違う。
ただ同じ時を過ごすことに小さな充足感を感じながら。
見え隠れする自分の知らない彼の所業に、焦れて。
身を焦がされて。
いっぱいに膨らんだ感情はやがて自棄のように暴発し自滅する。
けれど、その先にまだ光が残っていたとしたら、それを望んでもいいだろう。
そして、お約束?のギャグ小ネタ集「夏みかんの話」
「まだ早いの場合」の攻の沸点が低すぎる件!!
若さゆえ…なんだろうか。
ラストのコマの受に哀愁すら感じるのですが。
沸点が低すぎる恋人を持つと身体がもたないよね☆
実は両想いなのに、お互い気持ちに気付かず
セフレ状態の2人。
辰雄(攻)は気まぐれに時々ふらりとやってくる先輩・夏目(受)の為に
実は毎日自炊をして待っちゃったりして、切ないです。
"自分は単なる都合のいいセフレか?"と思っているところに
現れる夏目を可愛さあまってのイキオイで問い詰めてします。
それが功を労して?ついに夏目も告白!
気持ちが通じて仲直りのH。
他短編の「幸せなひとたち」
男と再婚した父親と、中学生の息子のお話。
8ページの短編ですが、息子視点と言うのが面白い。
息子に気に入られようと努力してる奥さん(男)もいじらしくて可愛いv
「人の気も知らないで」
昭和初期とかそのくらいでしょうか?
道楽息子と書生さんのお話。
禁欲的な書生さんとかそれだけで激ツボです!
書き下ろしの4コマもほのぼのしていて可愛いです。
あと、「知らなくていい」に出てくるお店のオムライスがおいしそう…(笑)
萌度は少し低めだったので、萌よりの中立ですが、
ほのぼのと楽しく読めました。
『身勝手なあなた』 萌に近い中立
『知らなくていい』 萌
『夕暮れにはまだ早い』 中立
『甘くない』 中立
『幸せな人たち』 しゅみじゃない
といった評価ですので、収録作が以上ならごめんなさい、とっくにコミックスを処分していることでしょう。
『全部君のせい』
これは神評価です。
放蕩息子×書生。
遊び人の昭太郎に密かに思いを寄せる滝。
女性に嫉妬して誘いをかけるが・・・。
八方美人で軽薄そうな攻×真面目で健気な受。
受は気付いていないけれど、攻は受に対して深い愛情がある。
ものすごーく好みの話です。
私のために描いてくれたんですか?と思えるくらいツボにはまりました。
かなり偏りのある評価となったので、次のコミックスを買おうかどうしようかと迷ってしまい、早1年が過ぎました・・・。
絵はキレイと言えばキレイです。
ただ、手書きの文字がいかにも下手で……
そのせいで絵柄も悪く思えてきました。
攻の目がなんだか変質者ぽい(失礼;)
絵も字も、丁寧に描/書いていることが伝わってきて、好感がもてますが、やはり描/書きなれた感じがしません。
ストーリーは面白いと言えば面白いです。
ただ、全体に仄暗い空気がただよっていて、読後しこりが残りました。晴れた日がなくて、いつも曇ってるような印象です。
帯には「BLの物語のちから」とありますが、何のことやら、よくわかりませんでした。