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「初恋の身代わりでもいい」
kimi no koe de koi wo utatte
役作りのためボーカルレッスンをすることになった俳優の歩。教室の見学の時に歌っていた美雪(よしゆき)の声に惚れて、彼にトレーナーを頼むところから始まるお話でした。
実は彼らは初対面ではなく、かつて一緒にアイドルユニットを組んでいたことがあるのだけど…
その時美雪は"女の子"としてアイドルをしていたので、すっかり大人の男になった美雪を見ても歩は気付かないわけです。
声変わりをして女の子を演じられなくなり、歩の作ってくれた曲を歌えなかったこと。
その苦しかった過去に美雪は今も縛り付けられていて、そこはすごく切ないなと思ったのですが…
容姿や声がいいからといって女の子に成りすまして活動していたこと自体が受け入れられなかったし、それを母親がさせていたのが本当にあり得ないなと思ってしまって。
美雪は歩のことにしか触れていませんが、このトラウマの発端は母親なのになーとモヤモヤ。
芸能事務所の社長である美雪の母親が彼らの再会に一役買ったとかだったらまだ良かったのかもしれませんが、もちろんそんなはずもなく。
再会後はあっという間に距離が近付いてセックスして、お互い惹かれ合ったかと思えば誤解を生んで揉めて…という王道の流れでお話は進んでいきますが、モヤモヤが尾を引いてしまってなかなか萌えることができませんでした。