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オレが好きになったアイツは「恋をすると記憶を失う」病気だった――。
boukyaku nostalgia
小学生の頃からの親友で、高校生になった今でもずっと一緒にいる渉と星輝。
渉は星輝に対して友達以上の感情を抱いているのだけど、絶対にその気持ちは伝えてはいけない理由があるという、ちょっぴり切ない恋のお話でした。
恋を自覚するとその相手のことだけ忘れてしまうという奇病にかかっている星輝。
その病気は恋に落ちてしまったら口からガラス玉のようなものを吐いたあと、それ以前の相手の記憶だけ失うというものなのだけど。
同じ病気を患っていた渉の母親がその病気によって心を病み、自ら命を絶ってしまった過去があるので、渉は星輝のことは何としても守ろうと頑張ってきたわけです。
でもいくら渉が周りに目を光らせていても「好き」という感情をコントロールするのは難しいもので、渉のことを好きになってしまった星輝は記憶を失くし、これまでの日々を忘れてしまうという展開に。
報われない想いを抱えながら、苦しみのループが続いていくふたりの様子に胸が締め付けられました。
でもこんな大変な病気を患っているのに、ふたり以外が絡んでこないのは不自然だったかな、と。
渉のことだけを忘れてしまった星輝を見て周りの人達が"喧嘩してるだけ"という認識をするわけがないし、星輝の病気に気付いていながらなぜ渉は治療する方向に持っていかなかったのかというのも謎で。
病気自体が特殊な設定なのだから、日常の部分はもう少し普通でも良かったのではないかなと感じて。
めちゃくちゃツラい日々を過ごしているのは伝わってきたのですが、細かい設定の粗さが気になってしまったなと思いました。