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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ケンカやバカ騒ぎに明け暮れている高校生達が、
心に抱えている激しくも切ない感情を
明るくエロ爽やかに描いたシリーズです。
ケンカ常習のテルは、他人の気配に敏感なのに
何故だかミキだけにはそれが通用しなくて、
あっさりテリトリーに侵入されてしまう。
遊び人のミキは、ヤンキーなのに
人一倍気遣い屋のテルが
親友に複雑な思いを持っている様子に
何かと構うようになります。
お互い「何でかな」と思いながら、
一緒にいると居心地が良くて、
じゃれ合うようにキスをして、
腹が減ったらセックスして。
この巻では恋愛感情までは至ってないけれど、
それゆえに遠慮なく相手に挑む目つき、
喰らいついてやるというふてぶてしい表情に
非常に色気を感じます。
親友の柏弟におまえが大事だと言われた矢先に
彼女との約束を優先され、
沈んでいたテルの元にミキが来た時
「なんか嬉しくて 上手く笑えないじゃんよ……」
と思う、テルの堪えた表情がとても好きですね。
大好物の年下攻めに加え、攻めの身長が低いという
素晴らしきかな身長差萌え。
ことある事にチビとからかわれるテルですが、
どうして中々に凶暴なワンコなのです。
数か月に一度は読みたくなるこの本 Ilove 「DOG STYLE」なのです。
何度読み返しても新鮮で、熱い青春が溢れている。
それぞれに大切な友人がいて、その友人との付き合いが変化していく時を見事に描き切った作品だと思うのです。
ヤンキーのテルには中学の頃からの大切な友達の柏がいて、彼に彼女ができたことから自分が一番でなくなったと、あるビルの屋上を秘密基地に見つける。
すると、そこには同じように自分の秘密基地としている柏兄の友人美紀(ミキ)もいて、反発しながらも居心地のよさに接近していくというお話。
突っ張ってとんがっている野良犬のようなテルが、ミキが昔飼いたかった野良犬そのものだと、一緒にいると癒されることに気が付いて。
仲間はいるけれど、特別な存在の柏がいなくてまた一匹オオカミになりそうなテルもミキに構われることで癒されて。
他校の不良に付け狙われているテルと、ミキが一緒に逃げるシーンから初めて関係してしまうシーンまで、その流れはあまりに自然で、また明るく、そのやりとりさえとても爽やかだ!
テルのHは一度目がヒドく痛く、二度目がヤバく痛く、三度目は・・・
尻尾を緊張させてがむしゃらに動かすことしかしないテルが、ミキに言われて素直になる時、
尻尾の使い方と教えてくれ、っていう時、
ああ、関係の一歩前進なんだなって、つくづくと、しみじみと感じさせるものがあるのです。
それぞれの柏兄弟との関係や他校の不良の追いかけに気を遣い、唯一が安らげる場所、それを確保するためには何をしたらいいのか?
まだ恋愛という部分にまでは至ってないけれど、友情と愛情、その間に揺れる青春がまぶしいぜっ!!
柏彼女がマンガのようなお面の顔という、顔も性格もテンプレ的少女スタイルなのが爆笑を誘う。
テルとミキのキスシーンもエチシーンもエロい♪でもとてもキレイなのだ。
高校生BL。
ですが、よくある「高校生もの」とは一線を画してる。
一応ヤンキーくくり?
「秘密基地」でタバコ、
他校の生徒とケンカ、
慣れてるセ◯クス、
ちっともサワヤカでなく、青くもなく、春でもなく、のヤツら。
この作品は3巻ものなんだけど、はじめに全ての人間関係の説明があってそこから話が動くのではなくて、読んでるうちに段々コイツとコイツの繋がりはコレで、この子とあの子の接点はココで、みたいに見えてくる、そんな描き方で進んでいきます。
まずこの1巻では、上級生が親友のお兄さんとキスしてるところを見てしまった。そこから始まる。
その上級生の名はミキ。
主人公テル(千秋)の秘密基地が偶然ミキと同じで、今度はそこで会ってしまう。
ミキとテルはそれぞれ柏兄弟に心乱されていて、ひょんなことから他校のヤンキーから追いかけられて、何故か2人で逃避行…
そして何故か居心地が良くて、じゃれあってるうちにそーゆーコトになる。
みんなにバレて、みんなに反対されて、というより元凶の柏兄弟がさぁ、他の人間が出てくると面白くないっていうのか、変な独占欲、執着でハンパに縛ってくるのよね。
柏兄はテニスに熱血で、ミキは昔はこうじゃなかった、またテニスやれよみたいな的外れな事言うし、柏弟は初めてできた彼女第一で、友情そっちのけで彼女ばかり優先、挙句にケンカの最中に彼女と帰るし…
でも、ミキもテルも柏兄弟が第一で、だからこそ2人でいる時のリラックス感があるのかな。
非常に不思議な関係です。
「00:野良犬とファースト・キス」
「DOG STYLE」に先んじて発表の、これが原点なのかな?
ミキ視点での「始まり」。
俺のお気に入り秘密基地・通称「俺ビル」に野良犬が棲みついてる。いつもは棲みわけてるのに今日はハチ合わせて。翌日、互いのダチが兄弟だと知る。
その日、また秘密基地にて援交相手にヤられそうになってたミキは、壁の裏に隠れてるテルに問わず語り。
援交オヤジを差し置いて、拳とキスで告白?しあう2人。このスピード感、今の世も斬新だ!
本仁戻先生の作品は、こういうメジャーな青春ものでもどこか他の作家さんの作品にはない、独特の雰囲気がありますね。一見、ギャグや馬鹿げた日常に振り切った雰囲気のように見えて、実はテルも美紀も大人びた、悟ったような一面を持っている。子供にも大人にもなりきれない境界線に立つ2人が、親友の柏兄弟を通して出会い、新たな関係性を築いていく過程に期待が膨らみます。1巻ではやることはやっているけれども、まだ恋人とは言い難いですね。残り2巻でどのように関係性が変わっていくのか、楽しみです。