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long engage
性格や考え方、
道徳観がまるで正反対のふたりのお話。
何に対してもチャラくてゆる〜い久瀬は
良くも悪くも『我が道を行く』感じで、
真面目に生きている鳴町を
振り回してはいるところはあるけれど。
どれだけ振り回されても想いは揺るがないほど
鳴町のほうがベタ惚れだし
そんな鳴町に久瀬は甘えきっているしで、
なんだかんだ相性が良いのは伝わります。
思うところはあっても鳴町が割り切っているのは
切なくもありましたが、
先が見えなくてもふたりなりにこの関係を
大切にしているのはわかるので
苦しくならずに見守れたところはありました。
ただこんなに平和だからこそ
幸せなところに辿り着くための変化が訪れるのが
恐ろしく感じてしまって、
鳴町の言動にいちいちビクビクしながら
ページをめくっていました(笑)
結果的には苦しい部分は全然なくて、
久瀬の意識がガラッと変わるだけではなく
その関係までもがカタチを変えることになり、
良いことばかりの展開に一安心。
ものすごく良いところに着地してくれて
本当に良かったです。
一途に久瀬への"好き"をぶつけ続けた鳴町の
粘り勝ち、お見事でした…!
家族との向き合い方には
それぞれ抱えるモノはあるけれど、
それもまた鳴町と久瀬が夫夫として過ごす中で
少しずつ光が見えてくるのかな、と。
そういう意味でも数年後どうなっているのか
気になるふたりだなと思いました。
数冊読んだくらいですが安西リカ先生のご本の中で1番好きなのがこの作品です。
久々に読み返してみました。
やっぱり好き!
鳴町と久瀬のキャラがそれぞれお気に入りなんだな。
生真面目で融通が効かないまっすぐキャラの鳴町は高校生の時から久瀬ひとすじ。
ふわふわチャラい久瀬は女の子も大好き、イージーカムイージーゴーで生きてきた。
再度の読み返しで何故か?この2人があの少女マンガ原作ドラマに出ていたあの2人のアイドルで具現化されてきて止まりません。
(キャラが似てるんだろうけど)
といっても名前も覚えてないし所属グループも知らないです、ファンの皆様ごめんなさい。
2人の交際が始まるバス道のシーンやプロポーズのシーンもすっと頭の中で上映されます。
先生の描写力!
ある箇所ではケラケラ笑いながらある箇所ではワクワクしながらそしてほぼ微笑みながら最後まで読めます。
もっと読んでいたくなるわたしにとって癒しの小説です。
鳴町が久瀬の協力で両親と少しずつ距離を縮めていく続編が読みたいのですが贅沢でしょうか。
美容師の久瀬はバイセクシャルで、女の子とは誘われるまま誰彼ともなくエッチするが、男は高校から付き合いのある鳴町だけ。鳴町とはセフレ関係のただの腐れ縁なのに、高校の時の「男は俺だけにしてほしい」という彼の希望を受け入れ、以降もなんとなくその約束を守り続けている、というお話。
真面目で有能できっちりとした会社員の鳴町と、チャラくて適当でふらふらしている久瀬。
真逆といってもいい取り合わせな二人で、特に前半の久瀬が、自分のモテにあぐらをかいているような様子だったので、どんな風にまとまるのかな、と気になって読み進めていきましたが、久瀬のことをずっと一途に思い続ける鳴町の、押し続けた上での忍耐勝ちでした。
鳴町的には長年の思いが叶ってやっとちゃんと恋人になれた(ていうかそれ以上)というところですが、久瀬がいい加減過ぎて、鳴町は本当にそれでいいの?などと喜ばしいよりも心配そして疑念が先に立ってしまいました。
こんなスパダリならもっと相応しい優良物件がそこらじゅうに転がっているはず。初恋にとらわれているのが勿体ないです。
作中に登場する「キャッシング枠は貯金じゃない」という言葉の意味がよく分からなかったのですが、久瀬が妹への結婚祝いを考える上で、カードのキャッシング枠を最初の資金源としてカウントしているのを見て、これのことか、と理解しました。
安西先生の御本を読むの4作目ですが、やはりこれも3分の2が本編で、3分の1が後日談でした。
あとがきを読むと、そういう構成が多いようですね。
この本の後日談「ホリデイ・シーズン」では、明かされていなかった鳴町の家族のことが出てきます。
物語だからある程度は仕方ないですが、仲のいい大家族で育った久瀬が立ち入っていく展開はちょっと、私には無理でした。
読みたい作品リストに入れてあったのですが、BLアワード2024にノミネートされていたので取り急ぎお迎えして拝読しました。
先に読まれた方々のレビューにある通り、攻めの鳴町がとにかく一途・・・!!!
一途で硬派な攻めキャラが大大大好きなので、控えめに言って最高でした。
受けの久瀬はフラフラしていて軽〜い性格ということで、これどうなるんだろうなぁとドキドキしながら読み進めていたのですが、その辺り心境の変化がとっても丁寧に描写されていて素晴らしかったです。
ここまですんなりと展開についていける作品は多くないので、そういった部分でも感動しました。
そして、緒花先生のイラストも最高of最高でした!
先生の作品が大好きなので幸せな気持ちになりました。
高校時代の告白シーンを始めとして、二人の様子がどんな感じなのか気になってウズウズしたタイミングにどんぴしゃでイラストが供給され、その度に心の中で感謝の土下座をしました。
BL小説については完全に新参者で、安西リカ先生は名前こそ存じ上げていましたが実際に作品を拝読するのは初めてでした。
他の作品も読ませていただきます☺︎
最初はチャラくて仕事にプライドない久瀬に共感できなくて鳴町の一途さが不思議だった。だけど人生に彩りを添えてくれた人って考えると納得、そんな人中々出会えないし。
同居は良いきっかけだった、そこから久瀬が鳴町の存在の大きさに気づいて変われたし。互いに人生に良い影響を与えてるのすごい。
久瀬は悩んだ分、鳴町のプロポーズ嬉しかったよね〜鳴町は尚の事。
2人の新婚生活は甘々。そこへ絶縁してた鳴町兄が連絡してきますがこの時の久瀬の対応に拍手。鳴町の気持ちを第一に動いててこれは鳴町も惚れ直すよね。
最初は気持ちに圧倒的な差があった2人だけど差が無くなってお互い大好きなのが伝わってきて嬉しくなりました。
イラストも表紙が秀逸。楽しく清々しい気持ちになる作品でした。
はぁ〜〜良かった……読後の幸福感に包まれ、ちょっとニヤニヤしながらレビューを書いています。
クソ真面目一途攻め×楽天的で誘われれば誰とでも…のバイ受けのストーリー。
高校時代に一世一代の告白をしてなんとか体の関係に持ち込み、そこから10年以上!!も一途に久瀬を想い続けている鳴町。なんでだろう、こう書いてるだけで何かグッとこみ上げてきちゃう…良かったね鳴町、本当によく頑張って追いかけたなぁ、という感じです。
受けの久瀬も、すごくいいキャラをしているんですよね。フワフワしているようでいて、鳴町とした「別の男とは寝ない」という約束はきちんと守ってる。「まぁ女の子とは寝ちゃうんですけど…)
楽観的でなあんも考えてないように見えて、実はそうじゃない。ちゃんと地に片足は付いてる(決して両足ではないんですが笑)。
久瀬は手の怪我をきっかけに自分を見つめ直し、鳴町に飽きられてきているのでは…!?と危機感を抱き、色々と頑張る(←雑ですみません;)んですね。
本当にただ軽いだけの人間だったらそんな風に自省することもないと思うし、鳴町が話したがらない家族についても、自分は知りたいと思っている、今は話してくれなくても、ただその事実を知っていて欲しいんだ、という言葉は出てこないはず。見た目も中身もまぁ軽いけど、好青年なんです笑
電子では書き下ろしの後の掌編が、攻めの鳴町視点のストーリーでした。
もうこれを読むと、鳴町が久瀬に飽きるなんてこと絶対ないなって分かってしまい、ニヤニヤと萌えが止まらなくなりますご馳走様です!!
自分が久瀬を好きなことは揺るがない。だから逆に、自分が久瀬から同じように「好き」という気持ちを返してもらおうなんて思っていなかったんですね。。切ないよ〜泣けるよ〜本当に本当に追いかけ続けて振り向かせせることができて良かったね!!と、脳内で滝のような涙を流しました。
また、何度も読み返したい小説ストックが増えて幸せです◎
これからの寒い季節に、ポカポカ心が温まるストーリーに触れたい方にぜひぜひおすすめの一作です。
遊び人の受け(しかも女の影あり)
ということで、買ってはいたものの中々
手が出せなかった今作ですが、
安西先生熱が高まり思い切って読んでみました。
いや〜〜今作もめちゃくちゃ良かったです!
今作を読んで、
安西先生作品が好きな理由の一つに
主人公の人間的な成長というものが
描かれているのが大きいのかなぁと思いました。
今作でも受けか久瀬君が鳴町に愛想尽かされた
のではないかと勘違いし、
自分の生活態度や仕事に対する意識を改める
シーンがあるのですが、こちらが個人的に
グッと来ました。
だけど久瀬の根本にある自由な性格は
変わっておらず、鳴町と結婚しタイに行くとすぐ決断するシーンもすごく良かったです。
攻めの鳴町がとにかく久瀬一筋なのがいいですね。
執着とかではなく、本当に純粋に
久瀬の事だけを思っていて、会話の節々に
溢れる思いにキュンキュンしました。
超おすすめです!
受けが女癖悪かったり、女たらしだったり、女好きなのが大地雷のため、序盤はかなりきつかった。受けとモブ女のイチャイチャや性的な絡みを詳細に書く必要あるのか? 何を読ませられてるんだと思った。
私の好きな「受けザマァ」シチュだとレビューで目にしたから、その布石だと思って頑張って読み進めた。
受けの元先輩・疋嶋の「久瀬は一度痛い目を見た方がいいんだよ」のセリフが好き。
鳴町はずっと自分のことが好きだし、男は鳴町だけだから自分は女遊びしててもいいみたいな考えから、一転して誠実になって良かった。
傷付き焦り不安になる可哀想な受けが可愛い。
でも受けが痛い目見てないから、受けザマァとは言えないかも……?
受けザマァ寄りかな。
hontoさんにて限定特典がつくと知って、じっと我慢で電子発売を待ってました。
紙はコミカル、電子はしっとり、みたいなSNSを見かけたので、これは電子で買わねば!と٩(ˊᗜˋ*)و♪
先生の10周年の記念雑誌にて掲載されていたこちらのお話。
バイで女の子も大好き、でも男は鳴町だけ。
人生なるようになるさ、みたいなフラフラとした感じの美容師の久瀬。
最初、こんなケセラセラな久瀬の事を好きになれるかなぁ、せっかく10周年の記念のお話だけどなぁ。
なんて、少々不安に思いながら読み進めたのですが、自分のダメさに気付いた久瀬が変わろうとする姿がはなまるでした(*^^*)
一方、攻め様の鳴町。
高校の同級生として知り合って以来、ずーっと久瀬一筋。
脇目も振らず、ただただ全力で久瀬を好きでいる健気な一途さですよ。
いい加減ともいえる久瀬の考え方だけど、見方を変えたら、自由で軽やかで、そんな久瀬が好きな鳴町。
そんな2人がセフレから結婚に至るまでを、にまにまと楽しく読ませて頂きました。
安西先生って、雑誌掲載時が受け様視点なら文庫化の書き下ろしは攻め様時点って構成が多かったので、今回もそうだと思ってたら、こちらはの書き下ろしは変わらず久瀬視点だったので、ちょっぴり残念。
結婚して1年後に帰国した時のお話。
気遣いながらも自分の気持をきちんと言葉にする久瀬が成長してるなぁ。
とってもいい関係性の2人に落ち着いてるな、としみじみ思ったのでした。
イラストは緖花先生。
表紙から美しいですね〜。目の保養になります♡
とても良かった。
楽天的で遊び人な受けと真面目で硬派な攻め。高校生の時に自分はバイかも?と気付いた受けの前におあつらえ向きに自分に惚れてる攻めが現れる。じゃあ試してみようと軽い気持ちで関係を持って、気がついたら10年。
攻めが健気で一途で良かった。高校生の頃に筋肉を褒められたことを今も大切にしていてジム通いを欠かさなかったり、結婚写真に感激して等身大に引き伸ばして飾ったり可愛い。
一方受けは攻めの成長と比べて自分の変わらなさに焦り始める。初心でおぼこかった攻めはそつのない立派な社会人になっていて、でも自分はだらしなくて見てくればっかりの暮らし。ここからの受けの巻き返しが良かった。
2人が結婚してからのエピソードも良かった。だって結婚してるんだから、配偶者なんだからと、結婚したからこそ踏み込める領域があるよねと実感させられる。独身主義だった受けが事ある毎に結婚して良かったと実感しているのも良い。攻めの家族との関わりの着地点も良かった。