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endorphin macine
◆エンドルフィンマシーン(表題作)
整体師である五樹の無意識な色気がすごかったです。患者が軒並み骨抜きにされてしまう施術、私も受けてみたい。最初は本人も自覚していて楽しんでいるのかと思ったけれど、五樹自身はいたって真面目な性格で、整体師としての教えを乞う戸川にもきちんと教えてくれるんですよね。そして、モテてきたけど互いに求め合うような恋愛はしたことがなく、自分を追いかけてきてくれた戸川に心をがっちり掴まれてしまったという経緯もなんとも可愛らしい。それで戸川を責めるテクニックは一流なんですから、魅力がたくさん詰まったキャラクターでした。
井上佐藤さんのデビューコミックスという事なのかな…
今現在「10DANCE」で押しも押されぬ、の場所におられる先生ですが、この頃の作品は随分とエロ特化というか…
いや、エロは今も物凄くエロい。ただ、「10DANCE」のエロはセックスを経ずとも読み手に感じさせるエロ、この頃のエロはセックスシーンのとてつもないエロさで描かれているように思う。
「エンドルフィン・マシーン」
「エンドルフィン・マシーン2」
整体の気持ち良さが性感に変化しちゃうような。これ読んだら整体行くのためらうな。
人体をみるプロは、快感も支配する⁉︎
エッチシーンの、体位や筋肉の感じなどがリアルに快感を伝えてきます。あーやらしい。
「102」
ゲイだらけのアパートにて。
ゲイじゃないパティシエの卵君が、男にDVされている隣人に惹かれていくお話。
長髪といいメガネのフレームの形といい、どこか70年代を思い起こさせる。独特。
ここから先の3作品は、やはり初期もののせいか設定と展開のバランスがあまり取れていない印象があります。ちょっとわかりづらい。
「コーリング」
脅されて学生と関係を持つ予備校の講師。無理矢理なエッチシーンが見所。
「蜜蜂の発見」
Mっぽい受けに、男2人が翻弄される?
「荒野のラブストーリー」
投稿した作品だそうです。絵柄は大体完成形、ストーリーはかなり荒削り。私は一度では内容がよくわからなかったです、すみません。勢いはいいですよ。
井上佐藤さんのデビューコミック。
今より絵が青年誌寄りで、ストーリー展開も荒削りなところはありますが、当時から発想のユニークさやエロシーンの魅せ方の上手さ、画力の高さ等は健在です。
■表題作
セックスの超上手い(ただし恋愛は下手な)整体師・五樹先生と、研修生の戸川君のお話。
イケメンで絶倫で整体テクも凄い五樹先生ですが、本人は非常に真面目で不器用な性格。
性格的には戸川君の方が強気なのに、ベッドでは五樹先生の方が上手というギャップが面白いです。
整体の師弟であり、恋人同士であり、家族であり…と色んな関係が描かれているところにも萌。
戸川が五樹を追いかけて九州に行ってからの展開はもう少し整理してほしかった気もしますが、キャラの豊かな個性と激しいエロを楽しめるお話です。
■「102」
ゲイだらけのアパートに引っ越してきた青年(小柄・攻め)と、年上長髪美人(受け)のお話。
身長差21cm(受けの方が長身)というなかなか珍しいカプです。
受けが実はすごく太りやすい体質で…という設定に意外性があって面白く、
そんな受けの全てを包み込む攻めの(人間の)デカさに好印象でした。
■その他の収録作で印象に残ったのは「蜜蜂の発見」。
サラリーマンの三角関係モノで、主人公の受けは、会社の後輩に脅され体の関係を持ちますが、実は後輩は受けのことが好き。
そして、かつて受けが片想いしていた上司(既婚者)も実は受けのことを…という三角関係です。
上司とのすれ違いについては、当時の上司の態度が分かり辛すぎて、ちょっと不自然さを感じる展開。
しかし良い年して不器用すぎる上司のキャラはツボで、上司×受けの本番がなかったのは大変残念です。
上司と後輩、どちらとくっつくのか分からない終わり方で、最初のシリアスな空気がいつの間にかコミカルなラブコメ風の雰囲気に一変しているところに井上さんのストーリーテラーとしての技を感じました。
これ以後の作品と比べ、すごく好き!という感じではないですが、当時から健在であった井上さんの男臭くユニーク作風を楽しめるという意味で、オススメな一冊です。
よく知れた作者さんなのにちゃんと御本を読んだのはこれが初めてです。
独特の雰囲気に、色気に、可愛いさに・・・純愛なのにこなれた大人の恋愛、なのに笑い所も多くて、満足できた1冊でした。
攻めも受けも、なぜかガタイのいい方が可愛いんです。
普段は受けは受けしい、攻めは攻めらしいキャラの方が好んで読みますが、これはその概念を崩してガツンと一発くらわされた感じです。しっかりしていて大人の色気もあるのに、自立した冷静な大人なのに、何故か主導権を取れない…。そんな可愛い大人が堪能できました。
大の大人が赤くなったり青くなったり、その様子が可愛くてこっちまでにやけてしまいます。
シリアス?コメディー?というようなお話が多かったです。
そして何より、えろいシーンが本当に気持ち良さそう。いやらしいというより、すっごく気持ちいいんだなぁというのが伝わってくる。えろいんだけど、単なるえろい本を読んだというのとも、ぜんぜん違うタイプの作風だと感じました。
面白さ、可愛さ、えろさにずっとにやにやしっぱなしでした。
五樹先生セクシーですね!
イイ匂いってやばいなぁと。
(フェロモンむんむん)
昔、何かの番組で、
見た目が良くないおじさまが
(デブハゲ系)
すごく女性にモテていた理由は、
「彼からとてもイイ匂いがする」
からだったというのをやっていて、
それを思い出しました。
匂いだけでもモテるのに、
外見もイケてるのだから恐ろしい。
でも、女性達に育成ゲームされていたという、
悲しい過去を持っている先生は不憫でした。
戸川君が追いかけてきてくれて
本当によかったなぁと。
先生との交わりは麻薬という表現がありましたが、
失神するほどイイってどんな感じでしょうか?
・・・未知です。
表題作以外で好きなのは、
野村×柴田でした。
野村がやさしくて素敵でした。
(父とパパの子だったとは!)
お初の作家さんです。
「10DANCE」が気になっていて、
でも、まだ連載中だし、まだまだいろいろありそうで手が出せず、
他作品で様子を見て見ようかと思いまして。
ちるちるさんの「エロ度」も「エロエロ」ですし、
そういう描写もふんだんに(?)あるのですが。
結論からいうと‥私は萌えんかったです。
絵柄のせいかもしれません。
下手とかじゃありません。
むしろ綺麗なんですが、ちょっと劇画タッチというか
きっと、もっとやわらかいタッチの方が私は萌えるんですね。
スミマセン。個人的見解です。
ストーリーはというと、堅い絵と同じく、
キャラも堅い気がして、相手を想う熱量とかが
あまり感じられませんでした。
「神」評価の多い作品なのに、渋い評価のレビューですみません。
井上佐藤さん、この作品が初読みでした。
これを選んだのはひとえに『表紙の先生、色気ムンムンだったから!』です。
どうやら初コミックのようなのですが、個人的には少女漫画か?という華奢な攻めの体とかつまらん!などと思っておりますので、とても良かったです。
表題作『エンドルフィンマシーン』は二話収録。
でもでも、もっと読みたかった!
セクハラ疑惑のある整体師五樹が攻めで、そんな彼を高額報酬に釣られ調査する為に分院へ移動したバイトの戸川が受け。
歩くフェロモンマシーンの五樹は、実は整体馬鹿で不器用で堅物なのですけどね。
一話目はそんな二人がくっつくまでで、二話目はセックスのたびに失神する戸川の病を五樹が疑うお話となっております。
そう、行為で失神するのを喜ぶ(俺のテク?みたいに・笑)のではなく、心配する辺りがもう真面目なのですよ。
メインは二話目なのかも。
そちらでは五樹が九州の実家近くで整体院を開業しているために、五樹の家族総出演。
この家族が五樹の性癖になんら疑問を持たず…というか、祖父と父の女関係による末路のせいで、五樹は異性に接するなと教育されてたという変わり種だったわけです。(そして強い姉ちゃんも二人いる…これじゃ夢は持てまい)
そんな五樹、戸川を同窓会にも連れて行っちゃうし、世話もせっせと焼いちゃう、戸川が他の男と寝たと聞いて脱力して泣いちゃうなんて、もう可愛さ(と、エロス…さすがマシーン)爆発!
もう戸川へどっぷりつかってる、どうしようもなく好き、捨てないでなんて色男が泣いちゃう。
Sっ気をくすぐるんですよー。
しかし五樹の過去の彼女たちは最低だわ。
各種の女たちにトラウマ植え付けられた形になって逃げてばかりの五樹ですが、戸川がいてくれて良かったよ。
ああでも、このフェロモンにわたしも読みながらやられる始末。
他にはゲイだらけのアパートを舞台にしたお話、『102』。
102号室×103号室は攻め受けが反対の方が好きだった…だって102の方が小柄(身長差21センチ)で可愛いんだもの。まあでも、性格も行動も102が男前だけどね(苦笑
後は、求めて傷ついた過去のせいで自分から抱きしめられない受けと、自分から抱きしめることを知らない攻めの『コーリング』とぬるーいお湯が好きかあっついお湯が好きかという感じの『蜜蜂の発見』。
そして投稿作の『荒野のラブストーリー』が収録されております。
10DANCEの1巻が電子で読み放題の時に読んで、すっかりハマってしまい、発売されている先生のコミックスを全部購入してしまいました!表紙の五樹先生が色っぽくて、しかも『エンドルフィンマシーン』なんて題名がついているぐらいなので、手練れの整体師がエロいマッサージで受けを翻弄するのかな?と安いAVみたいなことを想像していたら、ゴージャスなバブル感満載の五樹先生は実は真面目なただの整体バカで、女性との付き合いもSEX以外は駄目駄目な人だったという・・・
・『エンドルフィンマシーン』
下宿先では安ジャージという五樹先生は天然のフェロモンが溢れ出ていて、ジャージを着ててもいちいち色っぽいです。ギャップがあるから益々目が離せない。だから戸川君も五樹先生を好きになってしまったんでしょうね。先生が医院を去る最後の夜に思わずキスしてしまいます。「わかってるの?抱くよ。」と言いながら戸川君を抱く先生の色気がすごいんですよ!戸川君もまるで薬を使ってSEXしたみたいにメロメロになってしまいます。特別にエロい行為をしているわけでも長いシーンでもないのに、ものすごく色気があって、うん、そう、エロいんです!
・『エンドルフィンマシーン2』ではSEXの最中に何度も失神する戸川君を心配した先生は病院の検査結果がわかるまではSEXは控えようと言い、抱かなくなります。先生のSEXの虜になっていた戸川君はしたくてしたくてたまりません。それですっかり混乱してしまうんです。自分が欲している物は先生なのか、SEXなのか。そして他の男に抱かれてみて、本当に欲しかった物が何なのか気付くんですね。先生が好き。ずっと一緒にいたい。そのために出来ることをやる。それが戸川君の出した答えです。またこの2人の番外編を見てみたいな。
・102
身長差が21㎝のカップル。こんなの見たことない。受けなのに攻めみたいなSEX楽しめました!
・コーリング
両思いなのに脅して、脅されて・・・と関係を続ける2人。中西は脅して無理やり小宮を抱くけれど、小宮を好きだというのがダダ漏れしていて萌えます。ほんと素直じゃないの。ここはやっぱり大人の小宮が折れてあげるしかないですよね。
・蜜蜂の発見
サラリーマンの三角関係。どちらとくっつくのか謎のまま終わります。私は真藤とくっついてほしかったです。
・荒野のラブストーリー
行きがかり上しばらく同居する2人ですが、実は攻めは前から受けを知っていて・・・。投稿作品だったそうで、デビュー作ということなのでしょうか?手直ししないでそのまま収録しているそうです!
男性じゃなくて?(調べてもまだ疑う
『10DANCE』をまだ読んでいなくて、とりあえず何か先に1冊読んでみようと思ってこちらを。
5つのお話が入った短編集でした。
デビューコミックスだそうですね!
一番最後にデビュー作(投稿作)も収録されています。
読み終わってまず真っ先に「この方男性か?」と思って井上佐藤さんの性別を調べてしまったのですが、女性作家さんのようですね。
でも検索窓の予測に「井上佐藤 男性」って出てきたから私と同じこと思った人が多いってことですよね(笑)
なんか…お話の進め方といい、描かれている心理描写といい、女性が描かれたものとは思えない、男性と話してる時に感じるような理解のしにくさや共感のしにくさがありますね。
あとまずエロシーンありきで、お話しはオマケ程度にくっ付いてる印象も強くて、なんかAVみたいな漫画だなwと思ってしまいました。
あとがきで井上さん自身、「エロ漫画だと思っていたBLは勉強するにつれ少女漫画色が強いんだと判明」したと明かされているので、あながち読んで受けた印象は間違ってないんじゃないかなと思ってます(笑)
大体『エンドルフィンマシーン』なんて直接的なタイトル、女性脳からは中々出てこないと思うんだ(笑)
エロシーンがね、とにかくエロいです…!
鼻血出そうになりました。
そこを楽しむ1冊だと割り切って読んで問題ないんじゃないでしょうか。
エロいのは好きですがエロ描写そのものは二の次な人間なのでこの作品に対しては評価辛めですが、1話試し読みした『SMOKER』が面白そうだったので次はそれを読んでみようと思います。
これは、井上さんのファーストコミック
らしいですね。
このころから、
こんなに色気のある絵を
描かれる方だったのか……と
かなりびっくり。
エロシーンも色っぽかった…。
メガネを外しながら、
「抱くよ……?」
とか言われるシーン、
かなり萌えました。
これは主人公(受け)も断れないでしょう!
でも、2話目。
エロで受けが何度も失神とかすごいなー。
攻めは
「どこか悪いんじゃないか」
って考えるんですが、
それを考えるより、
「俺のテクってそんなに凄い?」
とか普通考えそうなのに。
主人公の受けは、浮気して
他の男と寝ちゃうんですが、
うーん、一途そうに見えたのに、
2話目でコレはきついなー…。
相手の攻めを裏切らないで欲しかった…。
でも、最後には
ハッピーエンドで良かったー…ホッ。
末永くお幸せに。
初期作品を集めた短編集です。
とはいえ、侮るなかれ井上佐藤先生のらしさが存分に出ている作品ばかりです。エロ度も高めですので、その点も十分楽しめるのではないかと思います。
またあとがきでの[エロシーン考]は、描き手ではない、一読者の自分でも唸ってしまうような内容でした。この1ページだけを見るためだけでもいいんじゃないだろうか…(笑)
[エンドルフィンマシーン]
「わかってるの? 抱くよ?」が最高に素敵です五樹先生…!
それまでも確かに格好いいのですが、この瞬間の覇王な五樹先生は作中で一番格好いいと思います。なにせ緑の芋ジャー着ているオフだったり、女性にすぐ捨てられる過去だったりとルックス負けしているような五樹先生でしたから。
でも、ここでその垂れ流しのフェロモンが昇華されていくというか、小さな種火に油をどっと注がれて燃え上がってしまったというか!
それまではツンツンしていてようやくデレもやや出てきたかな? な頃合いの戸川くんもこのベッドシーンでトロトロになってしまっているのがたまりませんね。騎乗位で恍惚としているコマは彼からもフェロモンばんばん出ていました。
ところで副院長こそ、五樹先生のことが気になっていたのですよね? そういう意味での素行調査だったのでしょう。勝手に嫉妬余って。
なんとも罪作りな人です、五樹先生ってば。
[同・2]
冒頭、前触れもなく突然現れた戸川くんに対して「本物?」と確かめるあたり、前作で 戸川が欲しくてたまらなかった 五樹先生はそのままです。
見た目の派手さとは裏腹に(性豪なだけで)堅実な五樹先生と、どこかあどけなさが残りながらも色気が香る戸川くん。戸川くんって、いたずらっ子っぽいところもまた魅力ですよね。学校の先生を困らせる生徒のような。
今作はその戸川くんがずいぶんと五樹先生のことを好きになっているように思います。根本的に『支えたい』のと『同一の場所に立ちたい』のがあるのだろうな。
強制的な行為に及んでみたり、他の男の人に抱かれてみたり、悶々としながらもなにか糸口を見つけようと模索する様子は可愛らしく思えました。
互いに、どうあっても失いたくない存在、ということが確立していてつい未来を想像してしまいます。腕の良いふたりが営む整体院になるのでしょうね、私の万年腰痛と肩凝りもぜひ治していただきたいです…!
[102]
野村ってばこんなに可愛らしいのに心意気は抜群の男前です!
で、102の感想を書くにあたり201も読みたくなったので子連れオオカミを引き出してしまいました。ええしっかり読みました、201だけでなく全部。
103の柴田は、正木に抱かれながらも野村に心をを揺らせていて、そのなかで壁越しに喘ぎ声が聞こえないように堪えるシーンがとても好きです。
なんだかんだ可愛いふたりの同棲生活はお菓子と愛にあふれる甘いものなんだろうなぁ!
[コーリング]
生徒×予備校の先生。子供のような(いやまだ中西は子供ですよね)独占欲を巧くコントロールできていないのが、良い。
淫行現場の画像と引き換えに性行為を求める、ごくありふれたストーリーではあるのですが、お互いの素直になりきれないところ、またそれぞれの諦めているような寂しげな横顔がお話に華を添えていると思いました。
[蜜蜂の発見]
このお話が一番好きです。エンドルフィンマシーンのふたりも好きですが、蜜蜂~の3人は割と幸せな三角関係のように思えて。オイシイなぁと思います。
どっちに転ぶのがいいかなと真剣に考えていました。でもこれは真藤くんじゃないと当て馬満載で可哀想すぎますかね、個人的には高野次長がイケオヤジで素敵すぎてやっぱり迷ってしまいます。
[荒野のラブストーリー]
あとがきで井上先生も仰っているように、確かにモノローグ多めで少女漫画的だと思います(笑)苦悩が滲みに滲んでどばっと飛び出ているような作品でした。
それでもこちらのお話からも十分井上先生らしさというのは出ていて、たとえばセックスシーンの描き方もそうですしなにより登場人物の男臭いところも! なよなよしていないんですよね、漢ではないけれど、よりゴツゴツしている。そこが好きです。
志津馬が付けた傷さえも愛おしいと言わんばかりの一さん、表情がとても良いと思います。
個人的な話ですが、井上佐藤作品は一冊読むと他のも読みたくなり結局既刊までマラソンしてしまうケースが多々あります。今もこの一冊を再読しながら書いているので、猛烈に別単行本が読みたくてたまりません。
そのたびに、これは表題作タイトルのとおり、読者側も脳内麻薬がドバッと出てしまうのかもな…とつくづく感じております。
全部で5つのストーリー入りでした。
独特の絵ですね。
もしかすると好きではない部類の絵かも・・・と思ったのですが、
読んで行くとなかなか味があって良い!と感じるほど^^
ストーリーも独特な印象を受けました。
表題作は、受け様の方が比較的俺様ちっく。
そして攻め様は、見た目テキパキしてそうなのに恋にはダメダメさんで、
そのギャップがイイ!と思わせる作りになってました。
お気に入りは表題作の「エンドルフィンマシーン」と、
4つめの「蜜蜂の発見」が良かったです~。
BLっぽくないBLが読みたい気分でふらふらと腐海を彷徨っていた時に出会った一冊でした。
表紙を見たときに絵柄が少女漫画っぽくないということと、タイトルがやはり少女漫画っぽくないところからビビっと来て手に取りました。
その時はこれが井上佐藤先生の初コミックだとか全然知らなくて、面白い名前の人だなーくらいで。
これが初・井上佐藤先生作品との出会いでした。
そして『エンドルフィンマシーン』ですが、読み始めた瞬間「例によって指圧系か!」と。
BLだとマッサージ系ってAV展開になることが多いですよね。
先生「あれ?この突起はなにかな。…コリコリし始めたよ…ほぐしてあげよう…」
受け「あ…先生そこ、ちがっ…」
みたいなの想像するじゃないですか。エロ妄想しすぎですか?w
んでそういう展開だったらガッカリししちゃうよね、と思って読んだら全然違った展開で嬉しい誤解でした。
あと作品に面白い深みを与えていたのが意外や登場しない人物ということ。
戸川に五樹の素行調査を依頼していた本院の副院長です。
部下に依頼をするボスの顔が分からないっていうドラマ等がありますが、あれって見えない相手だから想像が膨らんで単純に面白いです。
五樹先生のセックスがすごく良くてヤミツキになる(笑)ということと、タイトルの一致になるほどと納得した作品でした。BLってどっちかというと人間の汚い部分に蓋をして綺麗に見せることが多いですが、それはそれでいいんだけれども、井上佐藤先生のように程よく生活感のあるキャラクターも魅力的だと思います。ジャージなイケメンはいいじゃん、と。
『102』
こちらは当時の私には新鮮なカップリングでした。体格差ありの攻×受。しかも攻めと受けの見た目逆転カプで面白かったです。受けが髪が長くてクール系美人なのが良かったです。そして人が良さそうな童顔(女顔?)系ちびワンコが攻めで、二人が付き合うようになるとは。これぞほだされ受けという感じでした。この人たち男らしくて好きでした。ただやられるだけ、ただ流されるだけの男なんて見ててもつまんないですから。最後受けさんがあの酷い男をぶん殴るシーンは男らしくてカッコイイ!ゲイアパート楽しそうでした。
『コーリング』
陵辱が入っていますが、受けが誘いだったりするので、完全な陵辱ではありません。
年下攻め・すれ違い系の切ないものがお好きな人にはお勧めの作品です。
二人とも癖のある性格同士で良いカプでした。
そして攻めの髪型とメガネにテニプリの誰かが重なった(笑)
『蜜蜂の発見』
デビュー後の第一作目。三角関係に終止符が打たれないまま終わっています。先生も思い入れがある作品なので続きが書ければ書きたかったと仰っておられますが、読者も続きが気になるような終わり方をしているので、きっと描いて欲しいと思った人はいたのではと思いました。そして高野人事次長は後の作品『SMOKER』にもちょっぴり出ています。
『荒野のラブストーリー』
投稿作品です。受けが掘られてキレるんだけど、これぐらいのリアリティがある感じが私個人としては好きなのです。実際は自分が酔った時に誘ったんですけどね、酷いよ受けさん。リアルとBLファンタジーミックス加減がいい感じの作品でした。
とにかくこの本を読んだ時「キタぁぁぁぁぁ!」と。
この先生の作品はきっと追いかけ続けるようになる、
間違いない!!と思ったのですがやっぱりでした。
作家さんに対して相性が良いとか悪いとか言う言い方をすることがあると思うのですが、
私にとっては井上佐藤先生はまさに相性が良い作家さんです。他の作家さんにこういう言い方をしたことはないのですが、井上佐藤先生にはそれを感じました。
なんだかんだ言っていますが
「好きだから好き!!」これに尽きます☆
…という単純な理由の神評価です。
表題作は、本院副医院長命令のセクハラ疑惑調査のため、ツバキ整体院に研修名目潜入した戸川のお話。
調査対象は、フェロモンをまき散らす一見水商売風ゴージャスイケメンの五樹。
五樹を知れば知るほど、コミュニケーションが不器用で生真面目な男とわかり、戸川は五樹に惹かれて…といった展開です。
見目が良くて仕事もできるのに難があると見なされて振られてきた五樹って、いったいどれだけ整体の話ばっかりしてきたんだ(笑)
短編集なので他にも作品が収録されてますが、自分の推しは「102」と「蜜蜂の発見」です。
「102」は、製菓学校生の野村が引っ越したアパートでの話。
小柄で男の子らしい見てくれの野村は、隣室のキレイ系・柴田が男に捨てられて毎晩泣いているのが気になって仕方ない。
手作りの菓子を差し入れしても、手を付けてももらえない。
その後、男とヨリが戻ったらしいのに相変わらず泣く柴田を想って、相手の男に談判した野村は殴られて…
といった展開なんですが、野村は見た目に反して男前なんですよ~。
オチも秀逸で(だから耐性あったのか〜、と)笑えました。
「蜜蜂の発見」は三角関係の話です。
神永は、上司の高野への許されない想いに罪の意識を抱いたまま、週末だけ同僚の真藤と寝ている。
真藤は、そんな神永を自分の恋人にしようと、神永に高野を諦めさせようと画策して…
ラストで決着がつかないんですが、そのおかげで明るいラストになり、それはそれでいいかなぁ…と思えました。
ところで、井上先生の現在発売中コミックスはコレ以外既読だったんですが。
他コミックス「SMOKER」の舞台となってる会社は、「102」の悪役(笑)正木や、「蜜蜂の発見」の高野たちの勤務先でもあるそうなので、そーゆー舞台裏でつながってる世界観の好きな自分は、それを知ってテンション上がりました(笑)
加えて、他コミックス「子連れオオカミ」収録の「201」を改めて読み直して、野村やら五樹センセーやらの登場に、ちょっとだけしあわせな気分になれました。
独特の雰囲気を持つ作家さんですね。
表題作ですが、表紙絵のみを見た勝手な想像から
整体師の五樹先生のほうが受けだと思っていたので、
逆カップリングで驚きました。
パッと見ではストイックな受けっぽく見えるので、意外というか、
ちょっとがっかりというか。
他のお話もいまひとつ展開に乗り切れず、あまり萌えられませんでした。
白衣+眼鏡ということで思わず表紙買いしてしまったけれど、
人物の顔(特に攻めキャラの口まわり・顎まわり)が全員ゴツく、
読み進めるのが少しキツかったです。
身体・体型はわりと好きなんだけどなぁ。
『10DANCE』ですっかり井上佐藤さんの虜になり、現在発売されている単行本全てを買ってしまいました。
そんな中の、井上佐藤さん初コミックスのこちら。
表題作のほか、
・越した安物件アパート住人全員がホモ!なお話『102』
・予備校講師の小宮が、生徒の中西に脅され犯され続けるお話『コーリング』
・ゲイの神永と週末だけの恋人・真藤、そして神永の元思い人で上司の高野。3人の甘い渦を描いた『蜂蜜の発見』
・この世から恋なんてなくなればいいと願う、ゲイのオヤジとノンケの若者が涙しながら出会う話『荒野のラブストーリー』
が収録されています。
「目 閉じてんじゃねえぞ」は『102』にて出て来る台詞ですが、これは全ての作品に当てはまる言葉!
身体が繋がる瞬間、恋が実る瞬間、自分のせいでもめる瞬間。
最高の瞬間を見逃しちゃいけないよ、とまるで言っているようで、どの作品を読んでもこの台詞が頭に浮かんでしまいました。
そんな中でも特に好きな作品を。
◆『エンドルフィンマシーン』
【エンドルフィン…動物の脳内(視床下部、脳下垂体後葉)から相次いで抽出されたモルヒネ様ペプチド】
無知な私はまずエンドルフィンとは何かからのスタート(笑)
なるほど、だから五樹先生と体を繋げる人は、戸川をはじめ狂わされたような快感を覚えるのか、と納得。
セックスマシーンとして過去の女たちに育成された五樹。そのマシーンによって、淡白だった筈の性行為に溺れる戸川。
可笑しな事だらけの筈なのに、何があっても結局離れられないのは、ただ単純な愛情だけなのか、それとも体の相性が完璧だからなのか…
すがる男と、別の男で愛情を確認した男の奇妙な愛情は、ようやくこれから真っ直ぐ向き合っていくようです。
……それより何より、やはりあの気絶する瞬間の二人の結合図。あれに敵うものは有りません。
◆『102』
製菓学校に通うチビな野村と、103号室の変人長身ロン毛男・柴田のお話。
柴田が泣くから野村は気に掛けるんだけれど、中々差し入れのお菓子を食べない理由がまさか元恋人に『貪欲』と言わせた理由だなんて!
既に恐怖観念の塊。恋も、食べ物も。
お互い好きになりあって、口移しでお菓子も食べさせて…からのセックス。
これ、私的に最高にツボでした。
まず体格差。柴田の方が21cmも高いのですが、野村を下にしての柴田騎乗位!
「目 閉じてんじゃねえぞ」(←出た!)と言って野村のそれをぐぐぐといれる。
そして、野村がいれてるのに、「柴田のエッチ!」「犯されてる…!」発言!!
今までそんなに気にした事が無かったけれど、この体格差はかなり萌えました♡
中々の溺愛っぷりがお菓子より甘いですよ♪
しまいには、野村の親が父×パパって(笑) 井上先生、シュールなオトし方を有難う御座いました(笑)
初コミックスという事でデビュー作も有り、それなりに絵柄の違い・時折出て来るデッサンの狂いが気にならない訳じゃないけれど、それを超える程、ストーリーが面白い!
『10DANCE』で見るより柔らか味は少ないし、ギャグの表現もシュール。
いや、もう私きっと、既に井上佐藤さんの魅力から抜け出せないかも。
「10DANCE 1」がとても素敵だったので、作者買いを一気にしてしまった。
デビュー作になるこのコミックス、表題がタイトルの作品になったのが凄くわかる。
個人的には私は表題が読みやすくてかなり好きだった。
作者の雑誌デビュー作の「荒野のラブストーリー」も収録されているこの作品。
かなり深い味わいがある秀作だと思える。
表題が好きだと思えると言う事は、作者自身もあとがきで言っているように
男性版ハーレクインの要素が見え隠れてしていて、女性の共感を得やすいのかも。
それ以外の作品も、コミカルだったり切なかったり、多様な感情が溢れていて
作者のこれでどうだ!って気持ちが伝わる気がする作品。
この作品で2作読んだがハズレ感は一切なく、もっと読んで見たいと思わせる。
独自な魅力ある作品でした。
私の中の分類では、
BL→キラキラふわふわ少女漫画。少し非現実。
ヤオイ→ホモというよりゲイ。なんかリアル。シリアス。
という感じなんですが、この作品はBLというには男くさいし、ヤオイというには女性向けな印象でした。
ちなみに私は前者の方が割と好きなのですが、それでもこの作品ぐっときました(*´∇`*)
キュンキュンするわけではないんだけど、読んでるとドキドキします。
なぜ評価が中立かというと、イラストです(-_-;)
デビューコミックスということで少し不安定な感じでした。
しかしこの作家さん名前をよく見かけるのでたくさん作品を手掛けてらっしゃるのかと思いきや3作しかないんですね!
評価の高い他の2作品も読んでみたいと思います(^-^)v
表紙の眼鏡男子にやられてしまい、購入してしまいました。
素直に面白かった!
井上佐藤さんなので、絵の好みが分かれるかな?と思うのですが、
好みではない方でも、ストーリー重視の方には、
面白いと思える作品じゃないかなと思います。
短編の中でも、やはり好みは、「102」
アパートの店子が皆ゲイというBL界ではありがちな?設定ではあるのですが、
楽しめました。
元肥満で、今は高身長やせ形の受と小さめな攻のお話。
体格差もいいですし、太っても気にしないというのがいいです。
ただ、何よりも気になるのは、攻の両親が男・男っぽい・・・
一体どういうこと!?って気になって仕方がないです。
井上佐藤さんは、お名前は知っていたのですが、「子連れオオカミ」の表紙だけ見てあまり好きでない絵柄かも、と思い、今まで読んだことのない作家さんでした。
でもこの本の表紙はなかなか好みだったので読んでみたんです。
そしたら・・・もう大好きなタイプの作家さんかもしれません(笑)。
絵も上手くて男らしいのに色気があるし、ストーリーもオリジナリティがあって各作品楽しめました。
男らしい外見で、目線や唇、腕などに男性特有の色香を感じます。きっとこの作家さんがそういう所がすきなんだろうなぁ、と思わせる絵だと思いました。
語り過ぎないストーリー展開がとても好きです。読者に想像の余地を与えてくれて色々自分で妄想してしまう(笑)。
初コミックとは思えない堂々としたキャラ達だと思いました。他の作品も読んでみたいです。
『子連れオオカミ』が大人気な井上佐藤さん、絵も好きだしお話も好きだし、やっぱりイイ!と思いました。
大人の男のアホで可愛い恋愛とエロを描かせたら、右に出る者はいないんじゃないかなと思うほど。
とくにエッチな場面の絵からは重さと肉感を感じさせてくれる。生々しいのに下品にはなってなくて、非常に美しいです。
ストーリーには陳腐さがまったくない。
ユーモアを散りばめて、説明しすぎることなくお話を進行させていく。
ニヤニヤどきどきしつつ、じっくり時間をかけて読んでしまいました。はやく読むのがモッタイナイと思わせてくれる稀有な漫画家さんなんですよね。
けして分かりやすい作品ばかりではないです。
男の臆病な部分や偽悪的な部分、そしてアホな部分などに対する愛おしさがどんどん増してくるのが一番好きです。
あとあと、
表題作のフェロモン先生のマッサージ、受けてみたいですw
男性の作家さん?と思えるような画風で、ナニもかもしっかり描いているのにいやらしくなく、それでいて色っぽい。
表紙だけ見ると、白衣のメガネでフェロモンむんむんってことは、鬼畜攻めでしょうかねと思っていたのですが、真面目で仕事熱心なうえに恋愛にも疎い感じでアレレ?と思うのですが、それがまた実にカワイイのです。(フェロモンはむんむんではなく、ダダ漏れでした)
恋愛経験ではちょっと暗い過去も持っていて、その影響であちらのテクはバツグン。でも純情。って!こんな萌えキャラ反則です。
お話の流れもとても面白く、セリフなどの活字も多いせいか1冊読むのにかなり時間がかかりました。どっしりと読み応えがある作品です。
子連れオオカミがハマり、作家買いしたんですが、、、買って良かった!!
最近は同人を経てデビューする方も多いから新人といえども絵が上手い作家さんもいたりするけど(井上さんは同人出身なんでしょうか??)
上手いね~、デッサンに狂いが無いし、背景もしかり、キャラが立ってる!
はぁ~凄いな。
絵は青年漫画っぽいというか、劇画ぽいっというか、レディコミぽさもあり、あまりBLでは見ない絵柄です。
そして、エロの画力の高さがブッチギリです。ふとももとか腹筋とかリアルでエロい、湿った息使いまで伝わるような。
そして、表情が魅力的なの!!視線の色っぽさたるやたまりません!!
絵があまりに好きなんで絵の事ばっかですが、ストーリーもいいですよ。
ただ、よく読まないとちょっと解りつらい部分があることも確か。
でも読ませてしまう吸引力!キャラが魅力的なんですよね~。
五樹先生のエロエロマシーンなのにウブなギャップはBL的ともいえる。
それを戸川くんの今時の冷めててフツーな感じが斬新です。戸川くんの普通さがなんかすっごいリアルなんですよね~。
私は大体BL読むときは攻め目線なんですが、五樹先生の「抱くよ?」にはデ、デレるぅ~(>_<)くそうっ、抱かれたいぜ~!!
表題作以外では、102が好きですね。
まっすぐ負けん気ちびっ子攻め×ツンツンクールビューティー受け。
ツンツン受けが一人でシクシク泣いてたり、好きって言ってって頬染めたり、激萌え!!
ツンデレスキーは是非っ。
そして、すべての作品で眼鏡男子登場なので、眼鏡スキーさんには堪らん事なっとります。眼鏡好きの私はそりゃもう堪らんです。ごちそう様でした。
私の中の選別でいくと 井上佐藤さんの画は 艶かし~~~~エロ!に属しますvv
エグさがあるとか リアルさが際立つとか キレイさとかより 絶妙~~~~に艶かしいvv その画で エンドルフィンマシーンの五樹先生のメガネをはずしながらの『抱くよ?』には グラッと来るわ!!! 外川くんがベットの柵に掴まって揺さぶられてるカットvvと 騎乗位vvvvはエロい もう イっちゃってる顔が キタ━━━━(つ∀`*)━━━━!!
麻薬並みのSEXができるって!!どうよvv どんだけスゴイの????
そのすごさをちゃんと表現できてる井上佐藤さんはスゴイなぁ~v もう 失神のカットは 気を失うというのはこうなるんだ!の リアル描写 両手を放り出した戸川くんに それを抱える五樹先生!!! クーーーッ 堪ら~~~んvvv 五樹先生の 挿入したままで男を抱える腕と支える太ももvvv
私の忘れられない描写の一つとなってますvvv
オオカミ~が面白くて、いつか読みたい!とおもいつづけて
今になってしまいました( ´艸`)ムププ
文句なしに面白い!というか、読まずにいたのが惜しいくらい。
最近もガッツリ描いておられるんでしょうか。新しいコミックスの匂いがしない。スンスン
■エンドルフィン~
表題作。整体師~なお話。
美形な整体士。セクハラまがいなことをしているとうわさが立っている。
証拠をつかむべく潜入してほしい!
バイト代を詰まれて行った先。話に聞いてたのとぜんぜん違う人物像、そしてなんだかウズウズするこの気持ちはいったい・・・!?
これがまた気持ちよさそうな受が見ものなのです!
触れてくれなくなった攻にあてつけ~なように他の男に抱かれるシーンも個人的には好きw
ホノボノ~な雰囲気も嫌いじゃない。
エロリックw万歳!
■102
なぜだかゲイがあつまるアパートに引っ越してきたノンケくん。
隣の家に住む男が泣くもんだから・・・・!?
可愛い顔したちびっ子な方が隣の男前さんに乗っかられ~なでこぼこカップルが可愛かったりする(* ´З`*)モジ
初エッチ後~な真っ赤な顔の受と、おねむ~な攻の絵柄がすごく好き。
ちゅぅか、、、、、攻の両親(!?)が恐ろしく気になるのでうが・・
■コーリング
こういうの嫌いじゃないw
インコーするために生徒の家に通うとか・・はぁはぁw
■蜜蜂の発見
ちょっww結局なエンドが面白かったw
いいじゃんw3人で付き合っちゃいなよ!
■荒野の~
ノンケが酔っ払ってゲイと致してしまう。
目覚めて信じられない事実に驚きそして・・・!?
ノンケが落とされていく~の流れがすき。
そんなところ舐めても~なくだりからな展開好きです。
そうなのです!簡単に感じちゃいかんのだよ諸君!!
というわけで、どれもよく出来たお話w
読むほどに味がでるいい作品が多いと思います
ユリイカの別冊でレビューを読んで購入したのですが、想像以上にドキドキさせられました@0@
五樹の妖しさ全開の見かけと違って、自室ではジャージというより体操着、飲みに行くのは居酒屋さんと、ギャップの落差がまた……!
戸川を前にしてのエロフェロモン垂れ流しは、紙面から漂ってくるようでした。
絵そのものが色っぽいのもツボにハマりました*^^*
表題作のほかには「102」がGoodでした!
まず、ゲイばかりが住んでいる(管理人さんはどうなのでしょう?)アパートという場所設定。これだけでも一味違います。
受けがツンデレなのもいいのですが、身長差が20cmあって攻めの方が低くて年下で童顔というのもそそられました。
が、なんといっても見かけによらず漢な攻めくんがキュートでした☆
最後のオチも意外性があってイイです。
表紙になっているのは、表題作の「フェロモン全開・天然エロマシ-ン」な天才整体師・五樹
眼鏡で流し目、厚めの唇に長い指と、確かに表紙絵だけでもむっちゃエロい
ストーリーの運びにちょっとわかりづらい所があったりなかったりだけど、絵は凄く上手い。
人物の顔、特に目線とか、なかなかエロくっていい。
全体の作品にいえるのは、せっかく色っぽいお顔がすてきなのに、これでもうちょっと大きなコマ割で、描き込みがスッキリしてたら、もっとよかったのに
っていうか、単行本になった時のことは、あんまり考えてなかった?
単行本サイズでもこれだけエロモンだだ漏れ状態なんだから、B5サイズか、もしくは原画そのものをみたら、鼻血物のエロじゃないかな。
こちらでは評価の高い『子連れオオカミ』を先に読んでいたんですが
お話はすごく面白かった“はず”なのに
あの独特の絵とリアルな局部や性描写の印象が強烈過ぎて
全体の印象が「エロい」になっちゃったんですよね。
そんな時に、この作品のことを教えてもらって
再度チャレンジ!ってことで読んでみました。
やはり、印象は「エロい」なんですが
絵にも性描写にも慣れて来たのか
前回よりも冷静に楽しむことが出来ました。
全部で5つのお話が入った作品集なのですが
私の中では、ダントツで表題作の「エンドルフィンマシーン」がツボでした。
見た目も言動も、どう見てもタラシのような整体師・五樹(いつき)が
実は超真面目で、さらにはとても臆病で寂しがりや、というのがなんとも可愛いし
最初は何の感情ももたないまま、金のためにスパイみたいな事をしていた外川が
五樹に惹かれて行くにつれ
普段の無気力、無表情に変化が現われて
いろんな表情を見せてくれるようになるのもいい!
絵がリアルだ、ってだけではなく
感情表現も自然でリアルで萌えました。
残念ながら、この作品の印象が強すぎて
他の作品はさらっと読み流してしまったんですが
唯一、『102』の明らかにサイズ的に受け攻め逆だろ!っていう絡みシーンには
意外に萌えたw
あと、最後に入ってた『エンドルフィンマシーン』の4コマ的漫画も良かったです。
これで、井上佐藤さんの絵にもかなり慣れたので
改めて「子連れオオカミ」を読み直してみようかな~、って思いました。
“何度も失神してその度甘いキスで連れ戻された”ってどうよ?
↑コレ、表題作「エンドルフィンマシーン」に出てくるセリフなんすけどね。
ものすごい絶倫の整体師の先生が攻めなんですよ。
天然悩殺マシーンの五樹先生と研修生の戸川くんとのお話。
井上佐藤さんの絵は、淫靡な感じがしてすごく好きだ。
とにかく、エッチが気持ち良さそうに描けてて好きだ。
そして体位がいろいろ違うところがとってもいやらしくて好きだ。
ハッキリ描写ばんざーいv
ほか、収録作。
「102」
ゲイばっか住んでいるアパートにて
歳の差6歳
身長差21cmのカップルの話。
もちろん受けのほうがデカイw
半裸で、部屋に軟禁状態つー設定もすごかったぜぃ。
「コーリング」
予備校の講師が生徒に強請られちゃう話。
もちろん予備校の講師が受け。
酷くねじれた愛情表現から、はじまるホントの恋。
このお話を井上佐藤先生が“王道”と記してるのですが
先生の王道って・・・w
「蜜蜂の発見」
上司(男)とキスしてるところを奥さんに見られた数時間後に
奥さんが死んでしまって、以後、自分を責めてくれるようなプレイを好む受けの話。
短いお話なんですけど、もちょっと読みたいなぁ~。
お姫様みたいに調教するってどんな???
「荒野のラブストーリー」
失恋した勢いで、リストラおやじにカマ掘られちゃう話。
投稿作ということで、お顔にエロスが足りない感じがします。
全体的に、セックス描写が非常に生々しく
そこにある湿り気みたいなものが、しっとりと読み手に伝わる作品。
なんつっかこうミストサウナにいるような雰囲気になるのは私だけか?
私も「子連れオオカミ」ではまって読んでみました。
表題作の整体師のお話。整体の医院が舞台ってのも斬新に感じましたが、攻の五樹先生の外見と中身のギャップにまたしてやられました。決してヘタレでは無いのに本当に可愛い攻です。何だろう、この独特の雰囲気…。受の戸川くんにご飯食べさせてあげるシーンが特に可愛かったです。そんなに大切なんですね、戸川くんが。
戸川くんの方もこれまた、普段はサバサバしててあんまり受っぽくないのに、いざエッチの時には本当に気持ち良さそうにメロメロになってしまうのが可愛いです。五樹先生のテクのせいって部分は大きいですけど。
読後がさっぱりしてて良いです。エッチがねちっこいのでそのオン/オフ感というか、とにかくギャップ萌えの私にはたまらないです。
表題作以外では、「コーリング」が、こういうドロドロしたのは好きです。終始ドロドロなのに最後はさっぱりしてるのがまたいい。
緊縛描写があるのですが、途中で受が「(手を)縛ってくれ」と攻に頼むシーンがあって、その手の描写がお好きな人には結構くるものがあると思う。
この作者様の作品全体的に感じることなのですが、キャラクターそれぞれに良い意味で生活感があるというか、本当にどこにでもいるその辺の人が内に抱えている性欲だったりとかドロドロした部分を、それと悟られないように暮らしていて、見せる時には大胆にひけらかすような、メリハリがとても利いていて読んでいて爽快です。
多分誰でも普通にそうやって暮らしているはずなんですけど、それをとても多感に表現して下さっているように感じます。
後は、何と言っても描写がリアルなのが良いです。リアルと言うのは、形が具体的とかそういう意味ばかりではなく(それもありますが)、エッチの最中ってどうしてもポーズが間抜けだったりと冷静に考えると醒めちゃうような部分もあるものですが、そういう部分を誤摩化さずにあえて表現しているように感じます。それが嫌味じゃないのがまたツボだったり。
表紙の色っぽい五樹先生にドキドキ。
目元(眉毛が好き!)や、唇が色っぽいですよね。
表紙の色っぽさと「この男要注意人物~」な帯の煽り文句に、
エロエロしい鬼畜な男の話かと思っていたのですが。
本を開くと自分の予想・妄想をことごとく裏切ってくれる展開でした(笑)
顔はゴージャス・無駄にフェロモンをダダ流しな男なのに。
中身は真面目で仕事熱心な堅物で、
やや夢見る乙女も入っているヘタレな五樹先生。
……………なんという愛らしさ!可愛さ!!ギャップ萌えです!!
そんなギャップの激しい五樹先生を受け止めるのは、男前の戸川。
外見からしてチャラチャラした男なのかと思っていましたが。
五樹先生の東洋医としての腕の良さに傾倒していく戸川を見ていると、
彼も仕事熱心な整体バカなんだなぁと。微笑ましくなりました。
二人で長く一緒にいるための努力を惜しまない五樹と戸川が素敵です。
年をとってもずーーっと二人で仲良く暮らして欲しいな~と、
心から思えるカップルでした。二人の幸せを願わずにはいられない!!
そして表題作以外もどれも面白く、
特にお気に入りはホモアパート「102」です。
チビで可愛い子ちゃんだけど、包容力に溢れ男前の野村くんが好き。
年齢差6歳・身長差21cmのカップルに萌え萌えです。
子連れオオカミがよかったので購入。
五樹先生、意外にダメ男なんですね。
というか、このコミックスに出てくる男はみんなダメ男じゃないですか…?
一番男前なのはやはり野村くんでした。
五樹先生は戸川くんが浮気したら泣いちゃうくらいだし、きっと別れるって言われたら泣いてすがりついちゃうんじゃ…
そして五樹先生のHにメロメロな戸川くん。
恋愛とか将来のこととか、不安でわからないことだらけな年頃だと思います。
先生はちゃんと彼とのことを考えてくれてて、恋人としても整体師としても一緒に歩んでいきたいって思ってるのに。
彼もちゃんと五樹先生との未来について考えてくれてたら嬉しいです。
今時の子だからな…心配だ…(私のほうが年下かもしれないけど…)
井上佐藤先生はエッチだけど、ストーリーでもジンとさせてくれるところが好きです。
後ろ2作はちょっとよくわからなかったんですけど…
一番好きなのは描き下ろしのメリークリスマスな先生です!
可愛い!!
「子連れオオカミ」を読んで、千曲荘のことが思い出せなかったので読み直してみました。自分の過去のブログには、「わかりずらいので減点」と評価してありましたが、今回はそれなりに理解できたので、1年前の私より読解力が上がったのかと思いました。
さて、表題作ですが、凄腕の整体師・五樹先生のセクハラ疑惑調査のために送り込まれた助手の戸川くんが、先生のフェロモンと神業の施術と仕事熱心な姿勢にほだされていっちゃうお話です。
ごくノーマルで冷静な戸川くんが、先生の色気に当てられてオロオロする様や、自覚のないまま色気を振り撒いていてエッチも絶倫なのにヘタレで逃げ腰なところが面白いです。
しかし、ほんとうに肛門を緩めるツボってあるんでしょうか?先生。
「102」が千曲荘のお話です。あーそうでした。男前な野村くんと元デブの柴田のお話でした。元デブですが現在はロン毛で長身の美形・柴田(受)を暴力愛人の手から救っちゃった製菓学校生野村くん(チビだけど攻)のお話。あー、男前だ。(ちなみに、「子連れオオカミ」に収録されている「201」には柴田は説明だけで登場。再び順調に太っている様子)
あとは、生徒×予備校講師の恋の駆け引き(多分に痛い)お話と、会社員の三角関係のお話(一番罪なのは受けちゃんだと思う)と、デビュー作(これが一番難解だと思います。)
表紙のイメージと帯のキャッチコピーから受けたイメージと、五樹先生のイメージがまるで逆だったのでタイトルはそれで(笑)
でもそこが良かった気がします。
この顔でエロのテクニックがすごくて、更に鬼畜眼鏡ってそりゃ出来すぎでしょ(笑)って感じなので~。
そして、お相手の戸川くんが今時の若者っぽく?クールでそっけない風なとこもまた五樹先生と合うのかな、と。
他の読みきりの中では、「コーリング」が年下攻めで、結構好きな話でした。
(年上の人を脅して好きにしちゃうとか)
絵柄なども結構好みのタイプだったので、今後も楽しみです。
淡々とした雰囲気なのに表題作も他の話もかなりヤリまくっていたような気がしました。しかも心なし、変な…というか漫画ではあまり描かれないような体位が沢山出てきました! さすが麗人!! でもエッチシーンだけではなくて、ストーリーもしっかりしていて全部の話が面白かったです。
表題作のエンドルフィンマシーンは整体師の先生の話ですが、私はこの先生がかなりいい味出してると思いました。整体師とかマッサージの人って体格いい人が多いですよね、それとあの医者とは少し違った制服……。あの優しそうなんだけど、力はめちゃ強そうでちょっと恐そうなところが妙にツボです。受けの戸川もナヨナヨしてないのに可愛いところがあって良かったです。
102(イチマルニ)は住人全員がホモのアパートの話です。これはギャグではないのですが、結構思わず笑ってしまう場面が多かったです。
予備校が舞台の話のコーリングは先生の弱みを握った予備校生がいろいろ……。これはかなりエロかった……。この他の話もどれも◎です!
でも、どれも変わった設定だなと思っていたら、最後あとがきで、『コーリングは一番王道な気がする』とあったのにはちょっとびっくりしました。そして、あとがきでは、この作家さんがすごく努力して作品を生み出しているんだなぁということも垣間見えました。これからも大いに頑張ってほしい方です!
五樹先生は最初、鬼畜メガネ系かと思いましたが、意外とやさしく美人系の攻めというのは、テンプレパターンとちょっと違っていました。
なんでも受け止めてくれて頼りになるお兄さん五樹先生といかにも現代っ子で子供っぽい戸川くん。わがままな戸川君の振る舞いを大きな心で受け入れてくれる先生は理想の人だよぉ。
こんな風に成長させてくれる人間がまわりにいたらいいなぁ。
なんだかメーテルと鉄郎の関係を思い出します。
表題作以外の「102」もめぞん一刻みたいなアパートもの(しかも全員ホモ)は連載にしてもおもしろいんじゃないかと思いましたよ。話がもうちょっと見たいです。