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O sole mio
攻めの思いやりが温かい。家庭環境により解離性障害になってしまった海人の心を溶かしていく。海人のすがるような愛は胸が痛む。弦さんの男らしく海人を叱るシーンすごく愛を感じる。わたしは好き。
またまた電子本棚で発見してしまって
お役に立てたためしがない レビュー0撲滅委員会(個人) またまた出張って参りました
黒髪目隠れ男子すきですか?
あたくし男子はスッキリ短髪派です がッ!後ろが刈り上がってりゃ案外OKなルーズなやつで
てか 前髪が顎より長いのに後ろ刈りあがってるとか相当変だよね?でも万が一そんな奴がいたら 許す ←なんの許可?
アーティスト向けアパートに現れた無口な男
小説家らしい男はほぼ部屋からでず他人とも関わろうとしない
最初読んだとき「これって…」になったんですよね
汚部屋住人 からの見かねて家政夫 と出だしに軽快さがあったぶん特にそうなっちゃったんですけど
あの ちょぉぉぉぉおネタバレななってしまうんですが
解離性同一性障害 簡単にいってしまえば二重人格絡みのお話なうえに それを救う側も大概な傷もちで 今の仕事をリハビリにしているような部分が乗っかってくるんです
なので たいした描写はないものの 黒髪目隠れ男子好きでも虐待や精神的苦痛に耐性ないと少々キツいのかな これって ってなるんですよ 途中から
しかも 救済ものでありながら救う側も傷ついているのでヒヨるんですよ 一瞬
ここが見せ場じゃなかったの? 手を伸ばしてるのに救わないの? と このヘタレおやじに不安を覚えるんです
いや これでよかったんですけどね
救わなきゃいけない方がハッキリわかったので
そもそもこういったお話って普通なら 解離で苦しむ本人(海人)がメインになるところじゃないですか
でもここでは海人自身が自分の持つ障害を 解離性健忘 としか認識していないので自ずと本人(海人)ではなく もうひとりの人格(空人)の苦しみが1番の見せ場になってくる その切り替えとしてね
いやもう天才かって感じでした このスマートな切り替えめっちゃいいッ!
信じられる大人がいなかったたったふたりの世界から信じたい誰かを見つけた自分(海人)への苛立ち
生きるためにとってきた行動や行為に傷ついて 誰にも受け入れてもらえない空虚だけを自分小さな体に溜め込んでいった自分(空人)が哀れになる
目の前の彼と 彼を守るために分離した彼
どちらかを失うとしたら自分がとるべきは
恨み辛みを全て吐き出した空人が子どもの姿で泣くのをみて切なくなること間違いなしッ!
ふうううん 久々に読んだけど ふたりを生かすこの終わり 若干物足りなくはあるんだけど
孤独な闇から救い照らす光をくれる人 『O sole mio(オー・ソレ・ミオ)~おぉ私の太陽~』とは うまく言ったもんだよね