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victoria milan no daisyo
はぁ、面白かった。
もしかしてと思ってたけどなつめが貴斗の子では無いことは分かりました。両親の会話からすると彼の兄の子なんでしょうか?
それでも梓とのことで気落ちしてたとはいえ、結婚するのは愚かだし早まったかなとは思います。
でも、ここで謎なのがなつめの心情でした。あそこまで2人に対して怒りを持つとは思いませんでした。それとも貴斗を本当の親だと思ってる?もう自分たち母子から解放してあげようとは思わないのは彼がまだまだ子どもだからでしょうか?
そして驚いたのは梓と樹李の出会いのキッカケでした。仕方がないとはいえ、2人は間違った選択をして無関係な人たちを巻き込んでしまったんですよね。
日本を離れた土地でお互いの思いを知り、相手への愛情を再確認してました。梓が最後だと決意を決めたショーの緊張感と2人の行く末が気になってページを捲る手が止まりませんでした。
ハマる人にはハマるし堪らない作品だと思います。下巻読むぞ!
中巻では梓の恋人、樹李の異常な束縛ぶりがあらわになり、梓に暴力的なことをする描写が出てきてしんどい気持ちになるのですが、ひどいことをされている梓が自ら罰を受けているようにも見え、篁アンナ先生の画力も相まってそんな梓がとても美しく妖艶で、先生の描き方が本当に素晴らしいなと思いました。
貴斗の息子なつめと梓の関係も複雑になり、ついになつめから貴斗との不倫関係を責められてしまうシーンは本当につらくて、このままだと貴斗の家族や仕事を自分のせいで壊してしまうかもしれないという不安に動揺する梓と、お母さんを守るためにも二人の関係を壊してやりたいと苛立つなつめ、どちらの立場になって考えてもすごく苦しくて心が締め付けられました。
そんなしんどいことばかり続く梓に、仕事で訪れたミラノでアクシデントが起き貴斗と二人電話ボックスに閉じ込められてしまうのですが、ここのシーンが本当に良くて、ようやく二人はお互いずっと片思いだと勘違いしていたこと、離れても変わらず想い合っていたことを打ち明け、誰でもないお互いじゃないとダメなんだと心を通じ合わせ交わすキスが悲しくも本当に幸せそうでキュンが止まりませんでした。
その後コレクションのショー本番で、最後のトリを務める貴斗の圧巻のランウェイを見た梓が、自分はこの舞台に連れてくるためにこれまで貴斗に似あう服をつくり続けてきたんだと、離れてからも忘れられず自分の生きる意味として大きく存在していたのはいつも貴斗だったと気づき、涙する梓の手を貴斗が引き舞台上で抱きしめ合うシーンは涙が止まりませんでした。
自分にとって貴斗はどうしても惹かれてしまう存在で、もう離れることはできないと改めて自覚した梓と、梓とのこれからを真剣に考える貴斗が、許されないこの関係にどういう答えをだすのか、二人の結末を是非最終巻で見届けて欲しいです。
貴斗×梓
中巻
白薔薇
許されない恋。
簡単にやめることはできない。
愛する人のために、
切なく痛く深く愛しい気持ちは
白薔薇と共に咲く。
あの頃の恋が叶わないまま、
貴斗と梓の愛は
壊れかけた純粋さと罪と共に
永遠に続くのでしょうか。
過去への後悔の切なさ。
愛しい想いを隠し続ける痛み。
愛する人を守りたいという深い愛。
に感心してしまいました。
しかし、
不倫はーー絶対にダメです!!
貴斗は奥さんのことを愛しているのか?
ただ現実逃避を目的に結婚したのかもしれない。
どんな気持ちで梓を結婚式に招待したのか?
酷いですね。
梓の場合、
貴斗の結婚式で泣き、
自分が不幸だと思っていてる。
貴斗のためなら仕事など、
すべてを捨てられるのが切ない。
が、同情することはできません。
再会してからも流されないように、
最初に離れた時の決心を
最後まで堅守するようにしてください。
貴斗に似たDV彼氏の樹李が、
自分を貴斗の思い出から
解放してくれる存在だと思い込んで、
暴力を受けても構わないとまで思っている。
ただ、梓が貴斗の愛を求めるための
現実逃避しているのではないか?
痛々しくてお気の毒に思います。
ずっとすれ違っていたが、
不器用な2人も、
実はずっと恋愛をお留守にしていたのだ。
とりあえず、読み終えました。
下巻も頑張ります・・・。
白薔薇の中巻では、
罪深い相思相愛に落ちてしまったが、
赤薔薇の下巻では、
どのような愛を紡ぎ出すのだろうか。