談虎色変−虎を談じて色変ず−

dannko shikihenn tora wo dannjite iro hennzu

談虎色変−虎を談じて色変ず−
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
1
得点
11
評価数
7
平均
2.1 / 5
神率
0%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784046819819

あらすじ

「君を喰いたいほど、愛してる」

人ならざる「黒い人影」が見える書生の百合江成緒。
東京での住み込み先の家主・美虎貴と出会った日、「黒い人影」に襲われた成緒は白い虎に助けられる。
その日から、成緒のまわりでは不可解な事件が起こるようになって──!?

これは、神獣と人間による愛と渇望の物語。

表題作談虎色変−虎を談じて色変ず−

小説家
書生

その他の収録作品

  • おまけ/あとがき
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数1

ニラ料理ですきなのは 卵とじとお浸しです

レビューがなかったので あたしごときが書いていいのか三五十五したんだけど


出だしを言えば 小説家と書生の話 ではあるんですが

誰にも信じてもらえない 他人には視えないものが見えてしまうその目

そんな書き方したら展開読めちゃうじゃん って?
いやいやいや そう簡単には読めませんでした スケールデカすぎてw


無駄なショタ感とおどろおどろしい雰囲気に好き嫌いは別れちゃうのかな?とは思うのだけれど(途中グロい描写も入りますしね) ただ 何かをもったいつけているような魅せ方に前のめりになること間違いなし


読んでいればあっという間に気づくことですが うん君たち人外だよね と
そこから一気にお話が動くので 瞬きしてる暇はない! お見逃しなく!



村の奇病を鎮めるため 四神のひとり 白虎 である自分に供えられた生け贄
互いに想いを寄せながらも神と供物の関係に抗えず彼を喰らった

あの アレですアレ
一緒にいたいと願いながらも引き離されひとり残る恋人に 必ず見つけて とねだるアレ
流石に 不幸なものになってる とは言わなかったけど


最悪の別れを思い出し悔いては 彼との再会を何百年も待ちわびた哀しき虎
やっときた再会の時 なのに約束すら思い出さない彼に苛立ちを隠せない


募りすぎた想いに蝕まれどうすることもできない神の飢えが もうさ
永遠を望む神の身勝手な愛と身代わりとしてしか愛でられない苦しみ ってのもさ


正直 激情はあるのに躍動感がついていけてないのでそこまでキモチ悪い話にはなっていないのだけれど 多少なりともオカルト・ホラーやグロ表現が苦手ならおすすめはしません でもほんとお話はいいのよ


それまで襲ってきたものが何だったのかとか 彼らの囁きに何か意味があったのかとか
置き去りになったものもあれば 展開が若干雑だったりするんだけど 思いの外しっかり設定が効いてるので読んでいてワクワクするし

ただ エロはないし終わらせ方に中途半端さが出ちゃって 優しく幸せな最後ではあるんだけど 彼らのラブを期待しちゃうとどうしても物足りないって事になっちゃうのかな?と

いや でも面白かった
個人的には次もちょっと読んでみたい作家さま またまた発見って事で

1

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