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renkinjutsushi to ao no tomoshibi
錬金術師とホムンクルス(人造人間)のお話でした。
本編はキスのみ。描き下ろしでフ○ラまでで最後までしていません。
世界観・絵柄・雰囲気とても良かったです。
錬金術については、フワッと描かれていますが…そこを気にしなければ問題ないと思います。
ちなみに心が物理です。出し入れ自由です。
途中から出てくる、親友のエピソードが切ないです…描き下ろしの親友エピソードも切なかったです…。2人の過去旅のこと〜弟子付近も読みたいですが、最終的にはバッドエンドになっちゃう…。。。(夢ならエロも…!)
ココとヨシュアのラブラブになった続編や初夜編も読んでみたいです。同人誌でも是非…!
紙本購入
修正は白抜きです。
ほのぼのした絵柄とちょっとダークなファンタジー世界観との組み合わせがとても好き。
天才的な錬金術師の弟子の受けと、師匠の忘れ形見のホムンクルスの攻め。師匠はホムンクルスに魂を与える禁忌を犯して処刑され、その忘れ形見の攻めにも実は心があるけれど受けには隠している状態。受けはホムンクルス達に育てられた環境もあって、彼らを粗雑に扱う人間よりホムンクルス贔屓なタイプ。
攻めは受けは自分に心を開いてくれているしこれからも側で見守り続けようと思っていたんだけど、それが思い上がりで受けはずっと「ひとり」で自分はそばに在った人形でしかなかったと気付くシーンがとても強烈で印象的なシーンだった。
その後、師匠の作品が廃棄対象となり追われる身になった時に、攻めに人間の振りをさせることとなり「心がないふりをしながら、心があるふり(人間の変装)をする」というややこしい事になっているのも面白かった。
そして人間のお見本である受けの真似をする攻めが可愛かった。
世界観が珍しかったし、試し読みで気になったので購入きました。
ものすごく惜しい感じがします。
この作品の中の錬金術、がどうするものなのか、が描かれておらず、傷を直したり、もともと人造人間の腕だったものを鳥にしたりと、一体どうゆう仕組みなんだ、と気になりました。
お話は錬金術の師匠シリルをなくした弟子ヨシュア、とシリルが残したホムンクルスのココとの話です。
師匠は禁忌の術を使いすでに他界しています。
街の感じや錬金術師を取り締まる教会という組織、少しありがちな設定ですが1巻しかないので説明は省かれています。大きめの街で、敵が近くにいるのか、という認識でどんどん読めます。
昔師匠に救われた、というギャリー。彼が話の展開を進めてくれます。
禁忌の術を使われ死人から蘇った人、それがギャリーで、顔はココそっくりです。
シリルとギャリーの関係、ココとヨシュアの関係、ココとギャリーの関係、関係性が絡み合っているのはリアリティでます。
ストーリー展開も世界観も好きです。 説明がなさすぎてどういう意味なんだろう、思うシーンもありましたがそこまで気になりませんでした。
やっぱりファンタジーを1巻の中に収めるのは大変なんだなぁと感じます。上下巻くらいせめて必要なのでは、と。
エチは最後にありますが、正直エチなしで、もっと終盤に時間かけても全然いいのに!って思いました。
優しい絵柄で描かれる物語は、どこか切なさを含んでいました。こういう雰囲気が古川ふみ先生の作品の特徴だと思っていて、作者買いしている理由です。
今回もそれが味わえて良かったです。
心があることが、良いことにも悪いことにも繋がってしまうなんて。
心があり感情の存在する人間と、心がなく感情がないホムンクルスの対比がしっかりと描かれていて、彼らに対する人間の言動には辛くなりました。
個人的に好きなのは、攻めの身体の中にあった心が、ちゃんと彼の経験によって育っていたこと。
元は攻めのものではなかったけれど、個としての自我がきちんと芽生えていて感動しました。顔が似ているというだけで、中身まで一緒なわけないですもんね。
攻め自身に元から心があったと、受けにばれてしまった後。
ずっと自我のあった攻めに翻弄されていく受けが可愛かったです。
ホムンクルスとのえっちが想像できないというよりは、この攻めとのえっちが想像できなかったので、少なめな描写で良かったなと思いました。
ただそんな攻めに乱されちゃう受けが、これまた可愛かったのでそこは良かったです。