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虫歯デビューコミックスが新装版で登場!
fake fur
ハワイ行きないなーじゃあ行く?ハワイ。
ハワイに別荘あるから
から始まるんだけど、
東京から飛行機で1時間10分(あれ?)
そこからさらに車で1時間(うん、そこはもうあそこだね)
鳥取県旧名称はわい町現湯梨浜町、はわい温泉
ここにやってきた2人は誰なんだい?
やっと説明が入ります。
雨井くんと烏星くんです。元々友達同士だったのに酔った勢いでやっちゃってから如何にもこうにも世話焼き雨井くんは烏星くんの危なっかしさが気になって気になって。
しかも、烏星くんからはただのセフレと思われてるけど、雨井くんガチ惚れなんだよ。
2人の気持ちのすれ違いがキュンキュンしますよ。
これ、虫歯先生のデビュー作だなんて!本当に素晴らしい。読んで良かった。
同時収録のお話は短いながらもこっちはこっちで青春でした。同じサッカー部花形選手の五反田と何者でもない自分。劣等感しかないと思ってたら性志向について五反田は悩んでて、男でしか興奮しないからAV見て女子で興奮する練習がしたい、オススメのAVと抜き方教えてと相談されるんだわ。うわぁ、楽しすぎる。(読んでる方は)
この先の展開はまぁ、お察しの通りなのですが、見開き1ページを使った五反田くんの笑顔がなんとも言えないです。
虫歯先生の作品ってどこか映像的な手法に感じられて私にグッときます。
新装版で読みましたが、旧版とどこが違ったんだろうか。
表紙は旧版の方が好きだったな。
紙本で購入
白抜き修正
よかったです。
すごくかわいい、いいお話。
かわいいにも種類があると思いますが、本作はいじらしさとか可愛げとか健気な感じがとてもいい。
そして、悲しいお話ではないのになぜか切なく、目頭が熱くなるのはなぜだろう。
キャラたちが明るくふるまっているけど、孤独や寂しさを心の中にほんのりまとっているのが伝わるからかな。
遠くへ行きたかった、ここではないどこかへ、そのどこかなら自分の居場所があるかもしれない。今とは違う自分になれるかもしれない。
それが雨井と一緒にいることで満たされ、意外と近くだったね、というのを軽く笑って終わるのが気持ちよかったです。
よくギュッとしたり、キスのシーンの触れ方がいい感じで好みです。いくらでも見たい。
それは「週刊少年ボーイズラブ」でもそうでした。
髪やうなじへの触れ方、抱き合う絵、触れ合い方が気持ちよさげで。伝わってくる。
あと「つむじ 二個ある…」「アホっぽいつむじを見たらどうでも良くなってしまった」がいいわ〜上手いわ〜と痺れました。
理屈じゃなくこういうことあるよね〜と。
2人の表情もかわいいし、タイトル回収もいいし、こちらもすごく好きなお話でした。
軽快なんだけど味わい深く、笑い、悲哀、切なさ、やさしさがバランスよく織り交ぜられている。
絵柄も合っていて虫歯先生やっぱり好きだわ〜となりました。