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tensei ouji ha byakko no ou ni dakareru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初読み作家さんand絵師さんです。
獣人がブーム➕中華風も好みで。
腐仲間からもお墨付き。
神仙になる!白虎が好き!と成人しても中身は少年のようなリーレン。
修行の身ゆえ、まだ未通なのがポイント高し。
千年もの間、転生されてくる愛しい人を待ち続けている白虎獣人のガイル。
ずーっとずーっと我慢している姿が好感度◎!
テンポ良くお話が展開していき、
どんどん読み進められました。
ところで猫のイチモツには棘があるんですかね!?
最初から最後まで、このくだりはかなり笑いましたww
凄く感動したんです。
ガイルの相手を思う一途さとか、シャオリン(リーレンの前世)からどうして神仙になってまで離れようとしたかの理由とかを知ると、凄く切なかったんです。
1000年もの間にシャオリンの生まれ変わりを探しては失望し、唯一の希望を持ったリーレンが尚国の王太子だと知った時の気持ちを考えると胸が締め付けられました。
シャオリンには妃や子ども達が居たのですが、ずっと一緒に居てくれると思っていたガイルが離れたからこそ、国を起こした王族としての責務を果たしただけで心はずっとガイルにあったのだと思いました。
だからこその記憶を取り戻した時の選択だと思いますし、死の直前で想ったのも身近にいた妃や子ども達ではなくてガイルだったと思うんですね。その上での約束だと思ったんです。
リーレンが昇仙を目指して修行して禁欲した生活を送っていたのも、月牙将軍が従える神獣白虎に執着してたのも運命だと思うんです。
1番泣けたのは琅国の宮城が尚国を模している点でした。2人が作った城と同じものを用意してシャオリンが生まれ変わるのを待ってたんです。1000年もの間です。
人物の名前はカタカナにしてくれてるので、中華BLにありがちな漢字に戸惑うことはありませんでした。
でも臣下の名称とか宮城の特徴の名前とか神仙とか昇仙とか、当たり前のように出て来るのには閉口しました。家人が中華ドラマが好きで神とか仙人とか出てるのを観てるのですが、私は全く興味がないので注釈を付けるとかして欲しかったです。ルビさえふればいいわけではありません。今人気の中華BLにも興味がないので、いちいち調べるのが苦痛でした。電子にすれば良かったです。
今回は白虎の獣人の琅王と尚の王太子のお話です。
同盟締結で琅に赴いた受様が攻様の伴侶となるまでと
受様が琅に嫁いだ後の短編を収録。
受様は中原の西の国・尚の王太子です。
長く戦いのない穏やかな国でしたが
受様が加冠の儀式を行った数日後に南東の喬が
尚との国境の城に攻入り、城主と民を壊滅します。
残酷な喬王は周辺の小国を次々と併合しており
尚は5万の兵を向かわせるも苦戦し、
次の関塞が落ちれば王都も無事ではありません。
受様は万一の備えとして西の琅との同盟を提案し
自ら琅王への使者に立つことを進言します。
この琅王こそ今回の攻様です♪
琅は獣人の国で攻様は白虎の獣人です。
獣人は人を食う蛮族との差別意識から猛反対を受けるも
王族で使者となれる者は受様しかおらず
3日後には琅国に向かいます。
琅王城は獣人兵に守られた巨城で
幼い時から神獣白虎を従える武神月牙将軍を信心し
白虎が大好きな受様の好奇心を大いに刺激します。
攻様に対面すると受様の鼓動は一気に高鳴りますが
憧れの対象に出会えた喜びだけではない
何かに激しく心を震わされたようにも感じます。
豪胆な受様は尚王から要請した同盟だけでなく
琅国からの援軍も願い出るのですが
対する攻様も傑物で援軍は受様が自分の子を産むなら
という条件を突きつけるのです!!
攻様の提案に受様が出す答えとは!?
白虎人の攻様と白虎が大好きな受様の
中華風輪廻転生ファンタジーです♪
獣人は同族動じてなければ子が成せず
攻様は最後の白虎獣人で跡継ぎはいませんでした。
人間は気の強い獣人と何度が交われば
男でも妊娠可能と言われいます。
褥に侍れば2万の援軍、
子を孕むかわかるまで伽を務めれば
王師2万ほ出してもいいとまで言う攻様に
受様はあっさりと夜伽を招致するのです Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
これには受様に随従してきた尚の者達はもちろん
攻様や攻様の家臣一同も驚愕することになります。
受様が破天荒すぎるのたですが
攻様も受様を困らせようとした提案ですが
攻様には受様を望む訳があるのです。
受様が白虎に惹かれる理由もソレに由来していて
そんな攻様の秘密が明かされていくことで
2人の関係が進んでいきます。
攻様の助力によって喬国の脅威が去り
受様が攻様の伴侶となるまで
とても楽しく読ませて頂きました。
王道展開なので安心してハラハラできますし
攻様の正体が明かされると謎が次々と解けて
畳みかけいく展開も良かったです。
中華風BLファンタジーで転生ものの作品。はるか昔、共に戦い新たな国を興した2人がその後別れ、千年の時を経て再会するストーリーです。
その2人とは、尚国を建国したシャオリンと、仙籍を持つ不老不死のガイル。尚国の王太子・リーレンはシャオリンの生まれ変わりで、ガイルは琅国の王で白虎の獣人です。
生まれ変わりといっても、シャオリン→リーレンなのに対し、ガイルはなんと千年の間生き続けています。不老不死ですからね…すごいもんです。彼こそが千年もの間シャオリン(リーレン)に一途な愛を貫いている攻め様です。
現世での出会いは、尚国を脅かす敵国から身を守るために獣人王が統べる琅国に同盟を求めたことがキッカケです(その前にもちょっと会ってます)。武力を貸す代わりに、リーレンの身を差し出せと言うガイルに了承するリーレンは、しばらくの間琅国で過ごすことになります。
身体を差し出せという割には特に無体を働くこともなく、リーレンが昔の記憶を取り戻すその時まで手を出さないガイル。……千年ですよ、千年も待って待ち続けて目の前に食べたいほど(笑)愛する人がいるのに、我慢に耐えるガイルが本当に一途で優しくて素敵です。
この作品で印象的なのは、やっぱりガイルの存在かな。リーレンのことをいつも見守り助けてくれるガイルは守護神のよう。リーレンが自分から思い出すのを待ってるのが健気なんですよね。早く思い出さないかなとヤキモキしちゃう。
まあ、思い出すんですけどね(笑)
千年前にガイルがシャオリンを守った理由もシャオリンを愛するが故のことで、その気持ちの大きさはすごいなーと。でもですね、何となくシャオリンとガイルの気持ちに差があるような気がしてならなかったです。
シャオリンが亡くなる時、ガイルのことを「恩人であり無二の友」と表現していたことが、何だか引っ掛かりました。身体の関係もあったのに…友とは?ガイルの方は友とは思ってないような…と思うんですけど。
シャオリンの言葉や想いにガイルへの愛があまり感じ取れなかったので、ちょっと白けました。ガイルの想いと比較しちゃうとね、どうにも同じ気持ちだったと思えず…わたし的には盛り下がってしまいました。
千年の深い想いに相応しいくらいの2人の愛を期待してましたけど、何だかあっさり。リーレンと身体をつなげる時も、良いのか?と聞いたガイルに、千年も待たせたから構いませんってさ…。ここ、気分がグワ〜ッと盛り上がるところだと思うんですけど、なんかクールで寂しいよー
そんなワケで、一番の盛り上がった気持ちが削がれちゃって「萌1」にしました。
ガイルの一途な男前ぶりが引き立つ作品でした。