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「痛い記憶なんて気持ちいいことで上書きしよ♡」 衝撃の話題作「ファントムドッグ」のスピンオフ登場!!
phantom dog
前作の「ファントムドッグ」の前哨戦ですね
世界線での主役が違うので前日譚っていうより今作の副題の通り「誕生譚」になる話です
どのように「ファントムドッグ」という歪な存在が界隈を賑わすようになってしまったのか?
その産みの元となった2人の愛憎劇とそこに翻弄された1人の一途な男の愛情物語です
前作を読んでいた方がいい所もあるし、前作を読んでいるから混乱する所もちょっとあったりする位、人物の絡み合いがちょっぴり複雑です(私には…)
でも、絡み合う人間関係と心理戦を考えるとこの形になるのも納得
そしてその分ページ数も結構割かれております!(250ページ越え‼)
全体的に少し仄暗いトーンで続くのでエロがよりエロく感じられる淫靡さがあります
そもそも愛のある絡み自体が少ないのもその要因かも知れません
大多数の人が「分かるーーー‼」と共感するような箇所の少ないお話しなのですが、それでもある意味人間らしい「心変わり」や「変化」を正面から描いている点は私には都合が良過ぎない展開で読み応えを感じて結構惹き込まれて読みました
ただ、残念なのは一応この1冊のメインの2人となったら榊とジンになると思うのですが、この2人のやっと想いが通じた後がこのページ数の割に少ない事が評価をグッと上げにくい所でした。。。
榊の溜めに溜めたジンへの想いを込めた絡みが見たかったなぁ~…と
そしてその想いは別冊の後日談で補完されるのでそちらを合わせて読む事をおススメします
なので、このファントムドッグの世界を網羅するには「ファントムドッグ」→「ファントムドッグーbirthー」→「Phantom Dogーafterー」と3部作で読む事が1番理解し易いし、満足度が高いようですね
後日談が出た事でこの作品への評価も上げやすくなりました♡
なので、この作品単体は萌2~神ですが3冊併せての評価は神だな、と思っております!
尚、地雷要素の多い作品です
間違いなく光属性の方は読まない方がイイと思う作品ですのでご注意下さいませ
精神がゴリゴリ削られる(´・ω・`)心が痛い
なんだろぉね
精神的に痛いのは嫌いじゃないはずなんだけど
やっぱり想い捻り潰される系はシンドイ。
さて、ファントムドッグも二冊目
続編かと思ってたけどスピンオフなんですね
単体でも読めます。
こっちのほうが精神削られる
というかあの男はどうなのよ
歪みに歪んだところがどんどん歪んで
息子を抱くことすら問題にしないて
壊れすぎてて怖い(笑
どんな顔をするのかてしたたかに練ってきた
計画楽しみにしてたんだけども
一途な攻はいいんだけど
ラストのハピエン部分がサラッとすぎて
不完全燃焼ではある。
焦がれた人が他人に抱かれる様を散々見せられるという半ばネトラレプレイにくらべて
あっさりで勿体無い
もすこしイチャコラ多めに読みたかった
京くん含め
美少年がモブなおっさんどもに
犯されるネタは好き
まーじでなんていうかメリバになるんじゃないかというストーリー進行で途中はめちゃくちゃ不安だったけどなんとかハピエン(?)にたどり着いて良かったです。
右京とのことが解決するまでに年月が凄くかかっていて少し虚しくなりますが榊がほんとうに報われてよかったという感じですね~!
ハピエンしか勝たん!という方はちょっと読んでいくのが辛いかもですが個人的に結構世界観とか面白いなと思いました!
右京が人の行為でしか興奮できないところがいい感じに気持ち悪くていいと思います笑笑
重たいし、辛い
けれどファントムドッグのキャラクターを深く知って読み返すとまた感慨深い
全てが歪んでいるから、全員救済は難しいけれどもう少し円満なエンドを求めます
そうしないところに、このお話の闇があるからなんとも言えない
評価はし難いし、好き嫌いとかではなくプロローグとして読んで、ファントムドッグをより楽しむ一冊
恋心が歪でそれぞれのキャラクターなら思惑が混沌としているから、時間経過があらばあるほどもったいない気もする
ただただ一冊にこれだけの世界観を凝縮するのはすごい
既刊の『ファントムドッグ』の前段。
大手広告代理店のタカムラくんと結ばれた京の飼い主であるジンバヤシさんと榊、右京(今日の実父)のお話。
ジンバヤシさんも元々は右京の飼い犬であり、というストーリーなんですが、、こっちは前作よりもドロドロしていて重たい印象。榊との関係性も、最後は一応ハピエンなんですが、そうなるまでに何年かかっているのかと思うと、、たのしいより可哀想が勝ります。
右京さんが全力でクズなのも読んでてつらい・・・最後の爆弾はザマァではありますが、、誰も救われない、というか不幸になる。後味悪めです。
右京さんとジンさんの見せつけ♡♡♡とかは個人的に大好きなんですが、右京さんの執着が愛やら何やらによるものではなく、利用価値があるから、というのが強くて。光属性としては関係性にハマれないまま終わりました。
前作と、必ず併せて読むことをお勧めします。
たぶん、最初に発売された、ファントムドックが主体となっていて。あんまり登場人物たちの心情を深く掘り下げてなかったり、右京のをもっと人間味のある感じにしてほしかった。