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魂を司る天才人形師×奴隷となった聖騎士 愛憎渦巻くインモラルな侵略愛
ningyou yuugi roku
初読み作家さん。絵が綺麗だな~と思い、割引時にポチリ。
なんと初コミックスでこのクオリティですか!すごいな…!
2022年末の発売ですが、その後のBL発表作は小説の挿絵のみ。
もっとBL漫画も読みたいなぁ~。
本作は中世ヨーロッパを舞台としたファンタジーBLで、魔術が出てきます。
「人形師x敵国に囚われた黒髪騎士」
"人形に魂を移す" という概念をBL作品に落とし込んだ作品は私が知る限り唯一無二であり、そこがとにかくすごいなと。
重いテーマと聞いていたので尻込みして数週間積んでたんですが、思ったよりスラスラと読み進められました。
☆を一つ減らした理由は、なかなか二人の心情、特に攻めの心情がつかめなかったこと。
人間らしい表情がやっと拝めたのは描き下ろしのセッシーンでした。
<以下注意>
・大勢のモブがタヒにます
・名前があるキャラの流血シーンあり
(しかもその際 デビ○マン的な首チョ…あっ、やべぇコレ若い人に通じねぇわ)
・無理やり要素あり
<こんな方にオススメ>
・筋肉がしっかりある受けがお好きな方
・重め、深めのストーリーをお望みの方
以上、大満足です。めちゃくちゃオススメ。
大好きな曽祢まさこさんの「呪いのシリーズ」を思い出しました。
なんて美麗な絵柄なんだと思って、試し読みからの購入です。
戦争のくだりはあっさりで、捕囚から人形師に囲われてからがメインです。
人形になりたくない、というところから自ら性奴隷に。ちょっとそこまで…とも思います。
そこまで生に固執する何か…。
仲間からの裏切りに侵される日々にと、絵柄が美麗なので読めていますが辛いなぁというところです。
西洋的な鎧とか建物とかとにかく画力が素晴らしいです。
魂をいれるための空っぽの人形と人としての魅力、なんて当たり前に人としての魅力が勝つんじゃないかと思いますがそれらを豪華絢爛な世界で描いている感じです。
とにかく眼福でした。
まず、カバーイラストが素晴らしくないですか?
色味といい、甲冑の金属の表現といい本当に美しい。デザインも素敵で、思わず手に取りたくなる本とはこのこと。
極め付けは人形師と奴隷となった敵国の聖騎士という組み合わせ。これはわくわくせずにはいられません。
高い画力で描かれる鍛え上げられた受けの腹部の筋肉と、甲冑姿のまま鎖で拘束される受け…とっても良い受けでした。
ストーリーは一貫してシリアス。美麗な作画と共に細部に至るまで作家さんのこだわりが濃縮されています。
敗戦の将であるギルバートの処刑を止めさせ、お前の魂を使って自分の作品にしたいのだと言う人形師のクリスと、絶対に人形にされたくない元聖騎士ギルバートの攻防戦が続くお話といった印象を受けました。
ギルバートの騎士らしい凛とした言動の数々や、しっかりと筋肉がついた身体の描写は非常に魅力的だったんですよ。
なかなか屈しそうにない相手が少しずつ…なんて最高です。
ただ、設定のひとつひとつはどれも心惹かれるものがあるのだけれど…分かりにくい部分もあり、綺麗にはまとまっていなかったように思いました。
題材も、終盤の流れも描き下ろしもすごく良かっただけに、クリスの内面や2人の関係が愛に発展するまでのエピソードが少々薄いのが惜しいです。もう少し関係性の変化をじっくり読めたのならきっともっと素敵な作品になったのではないかなと。
ガタイの良い高潔な受けや、ドールがお好きな方はピンとくる作品かもしれません。
美麗な画に圧倒されました。今後のご活躍が楽しみな作家さんです。
〝奴隷となった聖騎士〟
この言葉の響きの良さよ(*´艸`*)甘美
最近、騎士だのなんだの世界観好きなので
おもわず衝動買い。
もともとファンタジー系好きな私にはツボな設定でした。
敵国に捉えられ処刑寸前の騎士を救ったのは
その国の人形師。
彼の目的は騎士の男をそのまま人形にすることで。。!?
見目たくましい騎士が自ら性奴隷になることを表明し、人形の手によって身体を作り変えられていくとか
設定だけでモユ。なんて思ってたんですが
ストーリーや背景
聖騎士、人形師が背負っているもの
気持ちの変化と身体を重ねること。
1冊読み終えてホッとする作品でした。
好きな設定要素が多いのもそうですが
巻末の膝枕のがエピソードがまた愛しくて好きでした。
孤独を抱えていた二人だからこそ
幸せになっていただきたい
続編があっても嬉しいなと思える1冊でした。
ずっと気になってた作品です!人形というワードが入ってたのが決め手
ビスクドールをこよなく愛する者です。
出てくるお人形さんたちが可憐、美しいまた衣装も素晴らしいです。
表紙がまた良いですね!
双子?の人形も綺麗
あと人形師クリスのビジュアルがまた好みで、金髪美人攻がよいです。大佐と名のつく軍人さんにろくなのいないとか思ってたけど、クリスも例外ではなく、この鬼畜が~って思ってました!でもそこがいい!黒髪で美形マッチョなギルバートが受、こちらは敬虔な魂の持ち主で誇り高い聖騎士様です
後で多分ギルバートの言う通りクリスは、好ましい人間の魂は美しく輝いて見えるのかな?と思ってしまいました
だから母親が大好きで、母親に愛されたかったからその魂も美しく見えたのでは?
孤独で本当は甘えん坊なクリスはギルバートの大きな愛に包まれると良いですね
コチラ表紙がとても美しい。
カラーが得意な作家さんですね、今後小説の表紙と挿絵もぜひ担当して頂きたい!
ファンタジー作品、正直苦手分野です。
でも表紙と騎士団長が性奴隷ってキーワードに惹かれて買っちゃいました。
内容的にはそんな難しい設定ないのでサラッと読めました。でも、理解できない部分も。
魂を移した人形にされるのを拒んで性奉仕をすると提案するってのが、いかにもエロ作品な感じですが、そこまでエロエロしくはないです。
自分から言い出したもんだから、主人公のギルバートはギャーギャー言わずに従順にご奉仕するし、身体を開発されていきます。
人嫌いな人形師クリス、最初は人形に性開発させて高みの見物してるのですが、途中から自分で積極的に手を出し始めて割と頻繁に夜のお楽しみしてるっぽいセリフが。
マッチョな男らしい方が受けで長髪美人が攻めです。男前受けです。ギャップが良きです。
ギルバートの魂が美しかったから人形にしたくなったってよくわからないんだけど、結局は一目惚れだったって事?私の読解力のなさよ。
あとクリス、天才人形師で人の魂を移した人形作れるってまぁファンタジーなのですが、糸を操って瞬時に甲冑着た複数人殺傷出来るってどゆこと?って思ってしまった。
まぁ、考えるな感じろって事なんでしょう。こう言うところでいちいち引っかかってしまうからファンタジー読めないのもある。
お互いの魂の救済、成長物語でラストのまとめ方はよかったです。
作画コストの高い美しいお衣装のキャラクターに目が奪われる作品です。
次回作はどんな作品になるのか楽しみな作家さん。
紙本で購入。
極太白線修正。一本のちんに最大6本!
洋風ダークファンタジー、男前騎士受け、囚われの性奴と主従関係、私の好きなものがここまで詰め込まれ、それがとても美しいイラストとキャラデザで歓喜しました。ストーリーに関しては少々評価が難しかったです。
魂を使って人形を作りたいクリスと、人形になどなるかと帰国を望む聖騎士ギルバートの精神的攻防。それらも超えて最後は結ばれるのだけれど、頑なな気持ちが覆される程のBL的エピソードが少し足りないような?
やや厚めの本なのですが、それを持ってしても重厚なストーリー、世界観や設定の説明、二人のバックグラウンド、エロを全て含めてラブを進めるのに1巻ではページ数が足りないのかもしれません。描かれていない二人の距離を縮める長い時間とやり取りの数々が、本編の裏側にあるのだとは思う。
残酷描写は物語を創るのに必要だし、BLで描ける範囲なら平気なのですが、目の前で騎士達が一瞬で全滅させられたり、過去に一つの人形を作る為に千の魂を…と具体的な数字を示されると、それを主人公の一人であるクリスがやっているからちょっと複雑な気持ちに。
国のため、仲間のため、神への信仰のため、全てを捧げてきたギルバートに待っていたのは、信じてきた者達からの容赦ない仕打ち。
「〇〇のため」の根本にあるギルバートの人としての本能的な欲。どんなに正義だ、誰かのためだと綺麗事並べたって結局人間は…人の本質を描くようなこの辺りのストーリーは良かったです。
魔術師の次から次へと出て来る言葉の誘惑は、常人なら心が揺さぶられてしまうと思います。ギルバートの騎士としての心身の強さが伝わり好感でした!
クリスの過去を知ったギルバートは人形になる事を望む、その理由がクリスの心を動かします。彼の魂が美しく見えたのは、後に自分を救ってくれる運命の相手を潜在的に見抜いていたのかもしれません。
明暗と立体感あるイラストで描かれる、肉感あるボディとそそる表情が魅力的なエロも美しい。
作品のせいでは無いのですが、太めの横向き短冊修正がブツなどの形状を隠し、境界線を解り辛くしてしまい、棒以外の場所にも多く入っているのが残念。(※紙本で購入しています)
やや飛び飛びには感じたけれども、序盤は本当に屈辱だけ、少しずつ嫌悪感とは別の感覚を知り、終盤は素直になっていく変化も楽しめました。
エロを除外して見ると堅苦しいお話がじわじわ続く地味な印象で、ブロマンス作品を読んでいる気分。平行線上だった二人の気持ちは、5話の中盤辺りで始めてその決定打となるエピソードがあり、やっと愛情に向かっていく。
ラブに入るのが少々遅く、クリスのやって来た事にも少しモヤモヤするので、手放しで好きな作品!とは言えない。
それでも読んで良かったと思うしこれ以上評価を下げないのは、好きな要素いっぱいのBLを描いて下さった事への感謝と、しっかり練られた設定とストーリーに読み応えがあったから。
そして人物はもちろん、背景や衣装、小物など細部まで美しく大変手を込めて描かれているであろうイラストが素晴らしいからです、今後の活躍が気になる作家さんです。
この作品がデビュー作らしいです。
人形師クリス×聖騎士ギルバート
処刑されるはずのギルバートをクリスがもらい受ける。
ギルバートは、仲間を案じながら去るけど、仲間がどうなったのか・・不明。
ギルバートの“魂”を使って人形を作るつもりでいる。(サイボーグ?)
構成も、描画も、台詞も、とても上手で丁寧 世界観に引き込まれました。
人形に魂を入れこむ細工師がテーマだけど、
この作品の絵も丁寧で、漫画家魂を感じる。
丁寧な作業だと、根を詰めてからだを壊してしまう作家が多いけど、
是非長生きして、良い作品を沢山生み出して欲しいと思いました。
もぉおおーとにかく攻めがめっっっちゃ好みでした! ꒰⁎˃ ॢꇴ ॢ˂⁎꒱➴ෆ⃛ ·
あの凍り付くような眼差し!しかもオッドアイ!髪型はおしゃれなハーフアップだったりポニーテールだったり、こめかみ当たりの赤い髪の毛もステキ♥
本作のキャラはどれもすごく魅力的なんですけど、個人的にクリス様のデザインが完璧どストライクでした!
後から先生のデビュー作と知ってビックリしました。絵が憎いほど美しい。
物語の世界観もかなり作り込まれていて面白かったです。
マイナスを1つだけ上げますと、受けの聖騎士くんですかね。
彼の心は誰よりも「綺麗」…らしい?
その理由をもっと掘り下げて欲しかったです。
どうしてギルバートは特別なの?忠実だから?それとも人一倍優しいから?
いまいち彼の本質が掴めませんでした。
ともあれ、先生の今後の活躍がとても楽しみです!