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saiai no partner ga shiniyuku hanashi
幼なじみであり恋人でもある渉(攻め?)と怜(受け?)の二人。病で渉が亡くなるまで、怜のその後の人生、そして二人のそれからを描いた、切なさあふれるラブストーリーでした。
参考までに書くと、死ネタです。電子配信限定のお話です。ちなみに表紙の黒髪の彼が怜です。
タイトルの「しにゆく」の言葉の強さに度肝を抜かれて思わず購入した作品でした。本編・描きおろし・特典含め45ページの短編です。でも、45ページしかなかったとは思えないくらい内容が詰まっていました。
ほぼ怜の目線で語られています。要所要所にある光の演出が印象的で素敵でした。
怜が渉のいない人生をどんな風に生きたのか
渉のもはや見守ることしかできなかったはがゆさ
これまでの二人の過ごしてきた思いに涙が出てしまいました。
そして、「ちゃんと立派に生きたよ」と渉に笑顔で言えるくらいの人生を送った怜に、全ての気持ちを持っていかれてしまいました。
もうね、タイトル、ですよ。
本当に、タイトルに釣られて良かったです。
胸のあたたかくなるお話でした。