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usotsuki na tsugai
作家さんの新作発表
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こちらの作品、「嘘つきな番~」のスピンオフですが、前作読んで居なくても楽しめます。もし、こちらの作品読んで昴と深月の出会いが気になった方は1、2巻も読むと良いかなと思います。
私は1、2巻の紳司と灯里二人も好きでしたが、こちらの昴と深月編が一番好きになりました。
昴のスパダリ力が凄いです。神名木家のしきたりでお金と引き替えに番契約をする事に異議を唱える10歳の昴。深月は16歳で発情、αである昴はその時12歳、深月に会うことは出来なくなったけど、こっそり深月に会いに来て駆け落ちしよう!って。
駆け落ち計画はまだヒートを迎えてなかった昴では深月を番にするのは失敗して、、それでも凄い行動力です。
そこから10年後、アラブの富豪と番になったはずなのに深月は何故か妊娠する事もなく、ヒートの期間以外は日本でイラストレーターとして自活した生活をしていました。
番となったヘイダルと幸せな様子が見られない深月。ここがこのお話のきもなのですが、それはどうしてだったのかはお話の後半で明らかになります。
そして、深月と再会した昴はものすごく、積極的に深月にアプローチするんですが、そのやり方があくまでも、まだヘイダルの番の立場の深月を思いやって、一線は超えないのです。それでも、年下の爽やかだけど、時に大胆な昴の行動は深月の気持ちを翻弄するんですよ。そりゃ、年下男子にこんなに思われたら、絆されるよなぁと。深月とちょっとでも触れ合いたい昴はふとした瞬間に深月の頭に軽くキスする場面が何度かあるんですが、それがとても可愛くて。深月はあまり表情を表に出すタイプじゃないけど、照れたり動揺したりの表情が可愛いです。
でも、そんな風に二人の間に温かな気持ちが出てくると、二人の関係はヘイダルに知られて…
ヘイダルとの対決、そこからのプロポーズの流れにはほろっとしてしまいました。長年の昴の深月への想いと、深月がヘイダルと番の関係を続けなければならなかった事情、そして、今まで子供を授からなかった深月の体の謎が明らかになります。
ラストまでとても読み応えがあり、昴のまっすぐな気持ちと行動がずっと心地よい作品でした。
2巻に登場した昴と深月のスピンオフ作品ということで楽しみにしていました。
昴は前作までの灯里と紳司と長男で、2巻では妹を助けに行くというとってもヒーローな4歳の男の子なのですが、妹の天音ちゃんを助ける時に深月と出逢います。
今回のお話はその続きから…
難儀な性格のスパダリ(スーパーハイスペック)な紳司さんとちがって、昴くんは真の?スパダリ(スーパーダーリン)でした!笑
なつはづき先生の描かれるΩはとっても可愛らしくて、でも強くてかっこよさもある!
深月もまさにそうで、最後のところでの伏線回収は感動的でした!
えっちシーンはいつも大事なところが擬音で隠れててちょっぴり笑ってしまうのですが…
最後の方に昴と天音が小さい頃のお話があり、結婚式で新郎新婦の小さい頃の映像が出てきたような感動?を感じました。
ぜひ1巻2巻から読んでほしいです!