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nobara to pretender
正直、好きな要素しか無かったです!
まず、カモバーガー先生の絵が至高。黒髪でキリッと眉毛の目力強い攻め、大好きです!!!
病に伏せる母親の薬代を稼ぐ為、使用人として出稼ぎにやって来たノア。奉公初日、屋敷の主人・ルパードから政略結婚を逃れる為の"恋人役"に指名されてしまい…⁉︎
【心を閉ざした冷淡な貴族×純粋無垢な使用人】の"仮初の恋人"から始まる、ラブストーリーです。
過去のトラウマから心を閉ざし、利己的で傲慢な貴族のルパード(攻)。初めは、政略結婚を逃れる為にノア(受)を利用し、恋人役以外の仕事はするな、俺の事に構うな、言われた事だけしてろ!と冷淡に扱っていた筈が、ノアの無垢で健気な姿にだんだん絆されていき……
冷淡で傲慢だったルパードが、ノア溺愛になっていく様子にキュンとします♡
やはり、俺様傲慢男子の溺愛変化は最高ですね…!
平民の出で、母一人子一人のノア。病に伏せる母のために、一生懸命働く健気さがとても可愛く、初めて経験する豪華絢爛な生活に戸惑いつつも、キラキラした笑顔で受け入れるノアの姿にルパード同様、思わず「何でもしてあげたい!」と心を擽られました。
花が咲くようなノアの笑顔に癒される〜…!
ルパードの父や継母などヒール役も登場しますが、大きな危機はなく、意外にも緩やかに展開するのでハラハラ・ドキドキ感は薄めです。
正直、人によっては物足りなく感じるかも……
とはいえ、見惚れるような繊細なタッチで描かれる煌びやかな装飾衣装や世界観は、中世舞台の作品の中でもダントツに雰囲気がありました。
さて、上巻は"仮初の恋人編"と言う事で、二人の出会い〜心を通わせるまでが収録されています。
トラウマによって愛する事を恐れていたルパードが、ノアとの生活を通して本当の愛を知っていき……
偽物ではなく"本物の恋人"となった二人ですが、階級差など一筋縄では行かない二人の関係にどのような試練が待ち受けているのか……⁉︎次巻へと続きます。
▶︎紙書籍/白抜き
前作「スイートアワー1R」が好きで今作も購入しました。
カモバーガー先生の描く繊細で緻密な絵柄が好きになったきっかけのひとつだったので、今作の中世のような西洋のBLを読めるのをとても楽しみにしていました。
案の定、背景や室内の様子、そして豪華なジュエリーやフリルいっぱいの衣装などとても素敵で隅々まで楽しめる作品でした。
攻めの貴族ルパードと受けの使用人ノアの偽りの恋愛関係から、ふたりが幸せになるまでの物語です。
ふたりは正反対です。体格も身分も性格もなにもかもが違っていて、それがまた萌えてしまうんですが、1つ同じ想いがあります。それは母親に対する愛情と悲しみ、そして喪失感になります。
~上巻についてお話します~
物語は攻めのルパードの悪夢、母親が亡くなるシーンからはじまります。
自死と血のシーンがあるのでダメな方はお気を付けください。
継母から都合のいい相手と政略結婚をさせられるのを回避するためと恋に落ちないためにルパードは、たまたま部屋にお茶を運んできたノアを運命の相手だと言ってキスをします。
病気の母親の薬代のために「恋人のふりをしてほしい」と言うご主人様を断れないノアに対してルパードは、しょせん金目当てだと見下します。でも一緒に過ごすうちに、コロコロ変わる表情やかわいい笑顔、無邪気な姿や優しい行動にだんだんと眼が離せなくなっていきます。心と身体が苦しい時に優しくケアされて愛しくならないはずないんですよね。
ノアは最初からルパードのことをかっこよくて優しい人だと思っています。ノアの鈍感で純粋なお陰で、このふたりの物語は進んでいくんだなと感じました。
ルパードの前に立ちはだかるのは継母だけではなく、かつて母親が愛し焦がれ過ぎた父親もいます。
父親が悪い人なわけでもないんですよね、ただ貴族らしい人なんですよ。
父親と母親とのことでルパードは取り乱してしまいますが、それをきっかけに自分の気持ちに気づきます。
そしてふたりは身体を重ねます。とても厳かに行為が行われています。
その後に約束していた王室のパーティにふたりで出席し、ふたりともに離れたくない、好きだと思いを募らせていきます。
衣装やパーティの様子がとても見事に描かれています。ダンスシーンは圧巻です。カモバーガー先生の画力だからこその見どころになっています。
きゅうぅぅぅ(´;ω;`)ブワッ
父を愛してしまったことで
眼の前で命を絶った母親のトラウマにいまだ悩まされている攻
愛なんて必要ない
他人をむやみに近づけることを嫌った男が
ひょんなことで仮りの恋人に選んだのは
はじめて屋敷にやってきた純粋無垢な使用人だった。。
なんやかんや攻の性格的に
根っこは優しい男なのが要所要所なのがまた切ない。
あんな形で母親を失っていなければ、父親がもっと情を知る人間ならば
かぞえあげればきりがない。
枯れてしおしおだった心に水をやるように
何気ない気遣いや優しさ、笑顔で枯れた土地が潤っていく過程がとても切なくて優しい
思わずきゅぅっとなる一冊でした。
作画が美麗なのもあって
また良きですね。
好きになるのに条件などなく
優しいお話。泣く
初読み作家さんですが、今の今まで知らなかったことを後悔しました!!
画面の緻密さと、書き込み、登場人物の表情、どれをとっても素敵です。
ファンタジー作品にとてもよく合う絵柄だと思います。淡くて切なくて、硬さもあり、苦しいような、息遣いが聞こえてくるような。
思ったほど評価されていなくて逆に驚きです!
貴族の跡継ぎであるルパードと貧しい使用人のノア、
身分差のある二人が惹かれあい、恋に落ちるという
王道とロマンチックが詰まった童話のようなお話でした。
母の薬代を稼ぐためにルパードの恋人役のフリをすることになったノア。
見かけ通りとにかくいい子で、心の中ですら裏も表もなくひたすらに素直!
そんなノアを前にしてはじめのうちは冷たい態度をとっていたルパードも
次第に絆されてゆき…。
どんなひどい仕打ちにも笑顔で応え、健気に耐えるノアが
本当に癒しの塊でした。
雨の中、ルパードの迎えを待つ姿に心打たれたのは私だけではないはず!
自身の過去に囚われ、そんなノアの優しさを蔑ろにしていたルパード。
ノアの優しさも素直に受け取ることもできず、逆にノアに
八つ当たりしてしまうルパードに焦れてしまいますが、
徐々にノアを拒めなくなってゆく変化の過程にキュンとしました♡
二人の体格差がかなりあるので、初めて身体を繋げるシーンでは
しんどそうなノアですが、それでもルパードを全身で受け容れようとする
表情に絆されてしまうこと間違いなし!
最後はようやくノアへの想いを認めたルパード。
想いが通じ合った二人は…?下巻へ続きます!
作家様買いです。
病に臥せた母の薬代を稼ぐためにラインハルト家にやってきたノア。
その初日に、義母に政略結婚をさせられそうになっていたルパードは
その場にお茶を運んできたノアと実は恋人同士だと言います。
そしてそこから二人の偽りの恋人契約が始まりー…。
ノアがとにかく良い子でなんです。
ルパードは最初かたくなな態度なのですが、それにも理由があってその理由が切なかったです…。
ノアに段々と惹かれていくルパード。
ノアもルパードに惹かれていくもののー…。
上巻は切ないところで終わってしまいました。
ノアの当初の目的は母の薬代を稼ぐことだから
仕方ないっちゃ仕方ないんですけど
ルパードが最初に期間を決めていたのがよくなかったですね。
まぁ…好きになる予定はなかったからなんだろうけど…。
切ない展開から、下巻がどうなっていくのかとても気になります。
上巻のみの感想です。
初読み作家さんですが、絵が美しいですね!読みやすくサラサラ読んでしまいました。
お話は、両親の影響で本当の愛を信じられない貴族ルパードが、希望しない政略結婚を逃れるため、使用人のノアに恋人のふりをするよう命じ、2人の偽装恋愛が始まるというものです。
表紙は攻めのルパードの強い眼差しと寒色を多く使われているせいか、もっと仄暗いストーリーなのかと思っていましたが、読んでみたら王道シンデレラストーリーでした。
この後の下巻の展開によってはその評価も変わるかもしれませんが。
孤独な貴族の攻めが、純朴で心優しいノアに惹かれていくのが上巻で描かれています。
中世ヨーロッパ風舞台で、地位のある貴族が同性婚できるのかとか、ルパードがノアに心を許していく過程が簡単に思えたりだとか、気になる点は無くもないのですが甘々王道ハピエン(おそらく)好きの方は安心して読めるかと思います!
(しつこいですが上巻までの感想です)
気になるところで上巻終わっていますので、下巻もこのあと読みます!
すごくキラキラした衣装や建物や豪華ですね。描くの大変だったろうなあ。
愛を失った貴族の青年ルパードが庶民のノアを偽恋人にして、やがて恋を知るように…。
素敵なお話なんですけどね、けどね…。
ルパード、何様だ?勝手に思いつきでノアを偽恋人に仕立て。ノアがルパードの意に沿わないことをしたら怒鳴りつけ。ノアの親切も受け取れず邪険にし。とんだ暴君だな!
なのにノアはとっても良い子なので苦しむルパードをほっとけない。怒鳴られても介抱して。
それなのに!ノアに惹かれたルパードが!!かなり強引じゃない?挿入前に意思確認だけで、何勝手にやってんの?
約束の舞踏会の日。この頃にはもうルパードはすっかりノアを大切に慈しんで。
あの頃の暴君はどこへやら。
偽装恋人もの。トラウマ攻め。尽くす受け。
攻めも恋をして変わったけど、私はしつこいので暴君だった部分が許せません。
素朴な北国が舞台の前作とは打って変わって、きらびやかな西欧(風)貴族社会のお話。
タイトルも何だか洒落ててキャッチー。
前作では雪降る情景、空気感を捉えるのがお上手だなと思いましたが、本作では終盤の舞踏会シーンの高揚感と共にキラキラと光る照明が美しく描かれています。
人々が華やかに踊る姿はまるでルノワールの絵画のよう。
デコラティブな衣装はクリムトを彷彿とさせる。
作家さんの力の入れよう、楽しく描かれている様子が伝わってきます。
対してストーリーは、ちょっとフライングですみませんが、2巻あと書きでカモバーガー先生ご自身が「こういうクリシェ大好き」言われているので、いわゆるテンプレを意識的に描いたということでしょうか。
使用人になるため初めて訪れた屋敷で、バッタリ出会ったメイドに頼まれて主人と客人に給仕をするというあり得ない発端も、その場で初めて顔を合わせた下男を主人(男)が恋人と言って偽るという急な展開も、全て「クリシェ」にのっとって、と言われると免罪符になるような(ならないような)。
いくらBがLするお話で読み手はエチを期待しているにしても、恋心を自覚したとたんに体を繋げるとは。
ちょっと早すぎんか?
……とツッコミどころ満載です。
1巻はまだお膳立て段階なのか。
クリシェとしての面白みも、それを上回ってくるワクワク感も、まだまだこれからなのかなー。
ワタシ的にはまだ主役カプのこと好きになりきれてないし。
……と期待して2巻へ。