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The Red Thread 2
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『The Red Thread』には小説版とコミカライズ版がありますが、今作品はコミカライズ版の2巻目。続きものなので、1巻未読だと理解できません。1巻未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。
大学生のディーンとパーム。
出会い、お互いにすぐに惹かれるものがあり、少しずつ距離を縮めていって。
そして今ではほぼ周囲から認知されている恋人、になりつつある。
が、二人はかつて心中という道を選んだコーンとインの生まれ変わりで…。
というストーリー。
コミカライズ版の1巻のレビューでも書きましたが、今作品はタイの人気BLドラマ『Until We Meet Again』の原作小説の『The Red Thread』のコミカライズ版です。小説版未読の方にネタバレになりすぎてしまうとよろしくないと思うのでちょっぴりだけ感想を書こうと思います。
タイBLというと甘々なイメージがありますが、今作品もディーン×パームの二人の恋、という部分に関しては非常に甘々です。男同士の恋、が認知されているからかもしれません。
が、今作品は生まれ変わりものというバックボーンが加わることで、ただ甘くてほのぼのなお話からは一線を画すストーリーです。
パームが作る料理やお菓子が、ディーンとパームの二人を結び付ける重要な因子の一つになっていますが、この「お菓子」を通して、前世の記憶をリンクさせる展開。甘々な2人の恋にピリッとスパイスが効く感じでしょうか。
『The Red Thread』の小説版は上下2巻完結の作品で、あっさりさっくり進むストーリーではありません。二転三転させるストーリーに引き込まれました。コミカライズ版も、その緻密なストーリー展開をなぞって欲しいと思っていましたが、はい。
コミカライズ版も良い…!
小説からのコミカライズ版は、時にあっさり描かれ過ぎていて拍子抜けするものもあったりしますが、今巻はそういったことはなく丁寧に描かれていて素晴らしい。読みごたえがあります。
前世の記憶を取り戻しつつある二人、ですが、ここからまだ二転三転していく展開なので、今後、その辺りもきちんと書てくださるだろうと期待しかありません。
2冊目に当たる今作品は、糖度が高い1冊。
嵐の前の静けさ、といったところか。
糖度が高い1冊だからでしょうか、ややもすると王道の少女漫画のような側面があって、これは完全に好みの問題でこういう甘い流れがお好きな方はもちろんいらっしゃると思うのですが、陳腐な終わりを迎えたら嫌だなあ、と危惧した部分はありました。が、そんなことは全くなく、杞憂に終わりました。
晴山さんは非常に可愛らしい絵柄を描かれる作家さまなので、パームがめっちゃ可愛いビジュアルをしています。パームはもちろん可愛い。
が、個人的にドツボなのがディーンとコーンのビジュアル。
晴山さんの描かれる褐色男子のなんとイケメンなことよ。眼福でした。晴山さんの描かれる対格差CPって最高だな…、としみじみ思ったりしました。
あと、巻末に小説版の方でも書かれていたタイのお菓子についての記述があります。これが美味しそうでめっちゃ食べたくなりました。
次巻が楽しみ過ぎる。
早く続きが読みたいです。
転生タイBL第2巻!
1巻で再会した2人が近づいて行く展開でした。
当て馬なども登場したりしますが、あまり危機感なくお互いしか見てない安心感のある展開。
原作未読なので、2人が両想いだって分かり合えて、あらこれはお話し終わっちゃう?って感じなんですが他のレビュアー様によるとこれからまた展開が変わっていくようですね。
このままハピエンでは確かに少々物足りないかも知れない。
過去の記憶が薄っすら残ってて、転生してまた巡り会えて…そこからどんな風にストーリーが展開するのか楽しみ半分、不安半分。
タイの若者事情全く知らないんだけど、カップルの隠し撮りを勝手にSNSにあげるのはよくある事なんでしょうかね?
タイの伝統的なお菓子や料理もそうですが、別の国のカルチャーに触れるいい機会にもなります。