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koi no ne-mu ga kiremasen !
編集 羽柴さんと恋人になったムギですが、
羽柴さんが新人担当になってなかなか会えなくなる2人。新人くんは羽柴さんに個性を大事に育てられてて、俺の時は…と深刻に考え込んでしまうムギが過労で倒れてしまいます。
実は1巻、私は“萌”評価でしたが、2巻は“萌2”になりました。
というのは、ムギが“本当に描きたい漫画”と言ってうやむやになってた所!そしてどうして高校生なのに一人暮らししているのか(いくら売れっ子とはいえ)という所!が2巻できちんと描かれていてスッキリ~
えっ!H少なめ?というか無し!?でも気が付けば最後まで一気に読んでしまいました。
1巻では羽柴さんはおそらく大卒すぐの編集者、高校生の漫画家ムギの2人はまだまだ若かったんだと思います。
続編で料理スキルを身に付けサポートしていく羽柴さんと、のびのび仕事し恋人力を付けていくムギが見れて良かったです。
2020年の発売から2年を経ての新刊発売となりました。偶然なのか作中でも2年経過して紬が20歳になっていました。
前巻で既に紬の担当編集を降りていた羽柴でしたが、今回は紬のアシがデビューする事になり新たなアシによって羽柴が疎外感を味わうことになってしまいます。
そんな時に羽柴のアドバイス通りに原稿を直して持ち込んだ新人作家が売れ出して、今度は紬が不安定になるんです。
恋人同士になったから甘々で進むのかと想像してましたが、思いのほかシリアスな展開でした。
正直言って新アシの羽柴を敵視する態度が2人がギクシャクするキッカケにはなったと思うんですよね。だから彼には最後にはちゃんと謝って欲しかったと思いました。何故か最後まで上から目線でしたけど。
病んだ紬を見てるのもそのお世話をする羽柴を読むのがちょっと辛かったです。
最終的には紬は立ち直って大きな決断をしていました。そして恋人同士としても2人は一歩踏み出していました。
ただコレでこのお話は完結なのか、まだ続くのかは分かりませんでした。中途半端感があったので前巻より評価を下げて萌にさせて頂きました。