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tensai choukoushi to yowaki shinshi
舞台は19世紀のパリ。調香師のレオンと貿易商の跡取り・ルイのお話でした。
天才調香師と呼ばれているレオンは香り以外のあらゆるものに興味がないような変わり者ですが、ルイと恋をしたことで心が柔らかくなっていく様子がわかるのがすごく良かったです。
最初はルイ自身が持つ"匂い"を気に入った部分が大きかったと思うけれど、匂い以外にも惹かれていくと気が付けばベタぼれしているのが可愛かった〜!
ルイもレオンとの出会いでトラウマを克服できたし、仕事面でも成長できて本当に良かったなと思ったけれど、父親の発言に囚われて自分の気持ちを上手く言えなくなってしまうところはちょっとモヤモヤ。
レオンのおかげで自信がついて仕事も楽しくなったのに…離れ離れになるかもしれないなら、そこは弱気にならずにぶつかってほしかったなと思いました。
とはいえ、そんなハラハラするところも乗り越えたふたりの数年後まで見ることができて嬉しかったです。
たくさんの出来事とそれに結びつく香りに包まれて幸せに暮らしていくんだろうな。
苦しいところのない優しいお話で良かったなと思いました。
調香師さんの出てくるお話は、まず読んどこうと思いました。
私が、好きで憧れのお仕事でもある調香師。
それがタイトルにあれば読むしかないですよ。
百々地さ和先生の作品は、今までも読みましたが、いずれも浪漫漂う感じですよね。
滑らかで、丁寧な作画が好きなんです。
こちら19世紀のフランスのお話でした。貿易商のルイと調香師のレオンが香りを通じて近づいて、恋して!
ううっ。たまらない…
何がたまらないって二人を結ぶ香りのエピソードです。
レオンが惹かれたルイ自身の持つ匂い。
ルイの匂いにインスパイアされた良い香り。
うむ。大変よろしいです。
ムスクにジャスミン、カルダモン、シベット、イランイラン。
作中に出てくる香りの原料も、読むとわくわくしてきます。
レオンが創る香りを嗅いでみたいな~
二人がセックスするところも、気持ちと香りが絡み合う良きものでした。
二人の過ごす時間と、香りの記憶が、もう自分に置き換えると深く頷くしかない。
まあ、誰しも記憶と香りは結び付いていますよね。
ふとした時に嗅いだ匂いで、思い出すこと。
なんか、そういうエピソードが説得力あるんですよ。
もう、泣いたことないですか。そういう場面に出くわして。
百々地さ和先生のレオンとルイのいる世界もほんと好みです。
じっくり読んだ作品でした。
天才調香師と言えば、私の中では映画「パフューム」のイメージが強く、正に、天才と変態は紙一重だな…と感じた作品なんですが。
本作攻めの天才調香師・レオンも、理想の香り(ルイ)と出会ってからは一直線にルイを追い求める、"奇人・変人攻め"好きの性癖に刺さるキャラクターでした!
香水さえ作れたら他はどうでも良い、天才調香師・レオンと、トラウマを抱える気弱なブルジョア紳士・ルイ。
2人のキャラクターが凄く好みで、特に気難しいレオンの、好きな物には真っ直ぐなギャップにヤられました…
トラウマから嗅覚を失ったルイに同情して香水作りに協力したレオンが、最終的にルイの為だけに香水を作り続ける変化が堪りません!
香水をモチーフにした作品なだけあって、ルイの匂いを嗅ぐレオンが凄くセクシーでドキドキします。
ただ、個人的にフェチ作品は、変態であればある程良い!と思うので、もっと変態的でも良かったな…と言うのが正直なところ。
ルイの匂いをクンクンハスハスして変態的に興奮するレオンをもっと見てみたかったです…‼︎
2話目でCPになるのでサクサク進みますが、仕事のパートナー兼 恋人ならではな衝突もあり、飽きのこないストーリーで引き込まれる作品でした。
また、19世紀末のパリが舞台と言う事で、表紙や中表紙など装丁が19世紀フランスで活躍した、アルフォンス・ミュシャをモチーフにしたデザインで拘りを感じますね♪
▶︎シーモア/白抜き
レオンがルイの香りがすごく好きなのは相性が良いという意味だったんでしょうか?
誰から言い寄られても、香水の方が好きだったレオンが恋に落ちてしまうなんて。
偏屈と言われつつも、ルイの希望に応えるところが可愛いなと思います。
お互いが臆病で、自分の素直な気持ちを伝えられず、そのまま離れ離れになってしまうのか。
そんな時にルイとの思い出を香水にしていたなんて、切なくて愛しい想いにキュンとしました。
あの多くの香水全てがレオンからのラブレターなんでしょう。
2人を大きく成長させる恋愛って素晴らしい。
そしてお互いを高め合い、認め合う関係に感激しました。
ルイはコンプレックスの自分の匂いを克服したので、仕事もうまく行きそうですね。
ところで、ルイの昔の同級生(成金の匂いがすると虐めた人)が婚約者に「こいつ根っからー」って、何を言おうとしたのかな。気になりました。
鬼の作品も好みで、今回も表紙がキレイだったので手に取りました。
やっぱりイラストがキレイで、するすると楽しく読みました!
トラウマ持ちの主人公が、攻めに香りを教えられて、匂いと自信を取り戻していくのが良かったです。
エロはそんなに濃くはないけど、軽めに楽しく読みたい方にオススメかもです。
まあ好みはいろいろあるかと思いますが、私は好きです。
知らない作家さんだったし いつもちるちるさんのレビュー見てから買うので レビューがなかったから不安だったんだけど やっぱり不安は的中した(涙)
ちるちるさんで高レビューの作品をいつも買っているせいか この漫画のクオリティの低さにがっかり。
似たような角度の顔漫画で背景も驚きの白さ 後半は少しマシになるけど。19世紀パリの雰囲気が分かりにくい。調香師の仕事もエロいことしてて我が儘言ってる人なんだな としかよく分からなかった。
表紙は綺麗なんだよ。表紙だけで買ったら駄目って分かってたはずなのにな(涙)
レオンが香水を作ってくれというルイにいきなり手コキで射精させて精液を舐め そこから調香を始めるんです(初対面)身体を洗いすぎるルイの匂いを引き出すためにそれが必要らしい。
え?これが天才調香師の仕事なの?かっこいい調香師のイメージが一気に気持ち悪いものに。そしてそのルイの匂いがすごくいい匂いらしくレオンはルイを気に入るのでした。
匂いというあたりまえに自分の側にあるものなので精液の匂いから香水を作ったという行為が私は気持ち悪く感じすぎて無理でした。
これに性癖を感じる人がいるかもしれないけど私は生理的に無理だった。
Twitterのフォロワーさんがいいって書いてたけんだけどさ…だから電子がなかったこの作品も買ったんだけどさ もうTwitterの感想は信じない(涙)考えたら タグ付けしてるんだから作者さんが見る前提なんだし 認知されたいファンは良いことしか書かないよね。
はぁ~ちるちるさんのレビューだったら信頼があったのに…私のバカァ(涙)
これからはちるちるさんの高レビューしか買わない!って決めた。