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ai wo ataeru kemono tachi chiisana kemono to itoshii sekai
『愛を与える獣達』の新しいお話です。
読む順番としては
【無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』】→【むすんだ絆と愛しき『番』】→【『番』と獣は未来を紡ぐ】→【猛き孤狼と緑樹育む新たな『番』】
そして今回の【小さな獣と愛しい世界】という順番になります。
※私がこのお話を読み始めた時に順番が分からなかったので、
私と同じような方がいるかもしれないと思い、念の為書いておきました。
今作もすごく甘くて素晴らしい内容になっています。
ある日討伐に出掛けたダグラスさんとゲイルさん。
無事に帰って来たのは良いのですが、その手には弱った魔獣が。
その魔獣に『チッサイ君』と名前を付けたチカは献身的に看病をします。
ハートフルなお話なのですが、番不足になった二人が謎の暴走をしたりと大変なこともあります。
チッサイ君がとにかく可愛いのと、リヒトが可愛くてすごく癒されるなぁと思いました。
グランツくんとリヒトも仲良くて、とにかく微笑ましい光景が頭の中で浮かびました(*´▽`*)
チッサイ君とのお別れのシーンは寂しかったけど
でも…ね…(*´▽`*)
そこも最後は笑いに変わって微笑ましかったです♪
今回、挿絵が松基先生なのですが、コミカライズからこちらを読んだ私としては
とてもしっくりしたし、他の作品のコミカライズも是非読みたいなぁと改めて思いました。
このシリーズが大好きなので、新刊が出ると欠かさず購入しています。
ひとつ不満があると言えばキャラクター紹介でしょうか?
特に今巻ではリヒトは幼い時のお話なので、獣体の黒獅子の仔で載せて欲しかったです。それとミンツとグレンとパリスとの間の仔たちはどうしたのでしょうか?お話には登場してるのにキャラクター紹介がありませんでした。
今回登場してない人物は入れないで、登場してる人物は入れて欲しかったと思いました。
先に「主要人物紹介」をじっくりと読んだので、肩透かしを食らった気分です。
今作は時系列的にはベルクとアーデの双子が産まれる前のお話でした。
表題作以外のお話は「愛を与える獣達 番外編IV」に関する内容だったので同人誌を読まれると、より世界観に引き込まれると思いました。
個人的にはチッサイくんのお話は面白かったんですが、とくに目新しさは無かったと思ったので萌評価になりました。
思うんですが、この作品はセックスシーンは長く無い方が良いと思うんです。
ダグとゲイルに呆れる皆の生温かい視線とか、ヘクトル様視点のお話は面白いのにセックスシーンになった途端に間延びした感じがしてページを飛ばしたくなりました。ちゃんと読んでるので凄い苦痛なんです。特にチカには番が2人いるので他のCPに比べて長いんですよね。
それから「愛を与える獣達 小さな獣と愛しい世界」は、編集上の不備で、P253に入れるべき挿絵がP231に入ってるそうです。確かに甚平と作務衣と浴衣を着ている筈なのに、3人とも着流しを着ていました。
こちらの本は着払いにて交換して頂けるそうで、「ビーボーイ ノベルス編集部」のTwitterで確認出来ます。
それとは別なんですが、216ページの下段1行目の「時に場所は走り出す。」は「時に馬車は走り出す。」の間違いなので、こちらも直っている事を期待します。