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ore no mune de sake
爱在我怀中绽开
おや、思った以上に評価が低くて驚いてます。
わたし的には「萌2寄りの萌」だったのですが…。
華道の家元の家に生まれた双子の楓と紅葉。
優しくて穏やかな紅葉が生けた花は、自由で伸びやか。
それに対して楓の花は「花が死んでいる」と言われて…。
行った相手・氷川は天才とまで言われるフラワーアーティスト。
父に言われて、楓は氷川の元へ通うことになるのですが、花の生け方なんてミリも教えません。
基礎や型通りの生け方であれば、楓は幼い頃から父親に叩き込まれているでしょうから必要ないとは言え、氷川が生けるところを見せることもしませんよ。
じゃあ何をするかって、「お前の花を咲かせる」作業です。
人間が花を咲かせると言えば、一番に浮かぶのは「恋の花」なわけで。
恋の花を無理矢理咲かせてやろうと言う織田信長的な指導が始まります。
そもそも楓は同級生で紅葉と共通の友人である節という子が好きだったわけで。
双子によくある「同じ人を好きになったけど、相手が選んだのは自分じゃない方」というパターンです。
恋が実った人間は、不思議な万能感で何をやってうまくいくもので、こっちが主人公だと始まった途端に話が終わってしまうから、このパターンは仕方ない。
伝えずに終わったことで余計に閉じてしまった心を、こじ開けますよ、ぐいぐい。
もはや花が大人のおもちゃに見えてきます。
紆余曲折ありまして。
CP成立後の後半になって、氷川の元カノと噂されるモデル出身のデザイナーという美女が登場するのですが、このひと、何がしたいのかさっぱりでした。
やってることは邪魔と妨害。
それも自分が元鞘に収まるのを目的としているようなやり方ばかり。
それが最後になると、「え?」でした。
あれだけ妨害して、それ?そのスタンス取る?みたいな。
不思議な人でした。
1冊まるまる1CP、閑話休題的に氷川が飼っているロシアンブルーと新入りの黒ちび猫が主役2人そのままの姿で擬人化されたショートストーリーが入ります。
そんなこんないろいろありつつも、ちょっとSが入った大人の攻めと、生真面目系でうぶな受けのお話でした。
どうせ付き合うなら、ただの同級生よりも才能溢れる天才の方がいいよねと思ってしまったわたしはだめ人間です。
表紙の赤襦袢。
遊郭ものだとずっと思ってたのに、まったく関係なかった(ノД`)・゜・。
お話としましては、双子の兄弟がおりまして。
華道の家元の息子なのですが、弟は調子がいいのに兄はダメだとけなされてしまう。ナニがいけないのかわからない。
そんなとき、氷川という有名フラワーデザイナーのもとに、行くように自分だけ申し付けられた兄・楓は・・?!
『お前に足りないものは』とエロ攻撃をされてしまい、かまわれ。
いつの間にか、かまわれなくなると寂しくなって~な王道ものがたり。
正直ベタ過ぎてあんまり楽しめなかったカナというのが雑感。
絵柄はかわいらしいんですが、一辺倒なところが目立つかな。
弟君カップル。もう出来上がってるんですが、これも別の話があるだろうか・・・!?
にゃんこなカップル。
これが一番初々しくて中ではスキです。
にゃんこ~な話は続編が読んで見たいw
丸ごと一冊同じカプのお話です。
攻め様は年上でハンサムで少し俺様な人気フラワーアーティスト、受け様は高校生で華道の家元のお坊ちゃん。
受け様は最初は素直じゃない所があるんですが、次第に心を開いてからは奥ゆかしくて健気な感じになっていきます。
絵も綺麗で読みやすいんですが、お話の展開が少し「う~ん」という所がありまして、本編にはイマイチ萌を感じませんでした。
序盤で攻め様がいきなり受け様にHなことをするんですが、「あれ?お花を受け様に教えるんじゃなかったの?(笑)」という感じでどうも引っかかってしまいました。
ただ、攻め様が飼っている猫が擬人化された短いお話が収録されているんですが、こちらの方が可愛くて萌えました。^^
あとがきも面白くて思わず吹き出してしまいました(作者さんが災難に会ったお話なのにすみません…><)。