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匂いで躾ける
pablophilia no inu
徐々に惹かれてしまう感覚って本能に近くて理性では説明出来ないよね…!!そんな作品でした。サラッと読むとエチチでしっかり読み込むと切なさもあります。
攻めのモノローグなどはほぼないので謎の男という感じで進みますが逆に私はそれが刺さりました。ドキドキする感じが…!!基本体で返済系は強引さが強い印象ですが(勿論それも好きだけど)この攻めの絶妙な優しさはぜひ見て欲しいです。怖さもあり優しいのに表情や台詞にSっ気がバリバリ現れてるのはすごい(すごい)
受けは可哀想可愛い系だけど健気で強気さもありエチチ耐性が無いので好きな人は絶対好きでしょ…美味しいところ取りでした(笑)
脇キャラに出てくるマスターの胡散臭さは計算されたソレでした。好きです。
メインのシガーBARや攻めの煙草店の雰囲気も良かったのと、基本ビターでエロい雰囲気なのもオススメです!直接的でなくともエロさのある空気感というか。
17pある描き下ろしの「キュートアグレッション」は意味からして納得な甘々意地悪両想いなので本編のビターさの後だと更に甘く感じます(スイカに塩みたいな)エチチさと攻めの一皮剥けた突き抜け感が良かったです。
ここでも一話で攻めが発した台詞がラストでアンサー的な役割をしてて、そういう意味でもまとまりのある作品でした!
煙草は吸わないし、香りも好きではないんですが、葉巻とお酒のお店ってなんだか素敵です。葉巻は火をつける前の香りの方が好きですね。香りが控えめだからかな。
設定は素敵なんですけど、もう少し話が掘り下げてあったらな、と思いました。ページ数の関係なんでしょうか?香坂くんの過去がいわくありげなのに全然触れられなかったのが残念です。多分、すごく大事なことが隠されてると思うんですよね。最初のシーンで客が手をつかんだ時に過剰な反応をして水をこぼした所や、「行かないで」と泣きながら呟いていたことなど。なんだかせっかくの設定が活かしきれなくて勿体なかったです。
あと、パブロフの犬というなら煙草のにおいで欲情してほしい。機嫌のいい時の煙草を久野さんは決めているから、煙草の香りで香坂くんの気持ちや性欲も反応してほしかったです。
最後のペットショップ後の恋人えっちで、バックでするのは残念だったな。最初のシーンでバックでするのが好きだと言ってたけど、恋人に関しては顔を見ながらするのが好きだといいなと思ってました。
なんだかいろいろ書きましたが、素敵なお話なので、すごく勿体ないなという思いが溢れました。キャラクターがみんな魅力的なので、続編を期待しています。
あらすじが、本書の導入そのままなので、割愛します。
ひとを食ってかかるような態度、意地悪な言動、掻き立てられる羞恥心、その全てで薫るシガー。掴み所のない攻様に、受様は翻弄されてどんどん深みにハマっていきます。
匂いが記憶と経験に根付いて、興奮を呼び起こしていく様は正にパブロフ現象。えっちですね!
攻様は本当になに考えてるのかわからん感じのキャラなんですが、これもある種の一目惚れなんですかね……?
なんだかんだ、素直に翻弄されて可愛い反応を見せる受様に欲情を強くしていくのがわかり、吐く息荒く攻め立てる姿が最高でした!
受様、攻様、共に生い立ちや幼少期にトラウマ染みたものを抱えていますが、そこの描写はかなり匂わせ程度にさらっと見せて読者が自分で脳内補完する感じなので、ここがもっと掘り下げてあれば、二人の孤独感とそれを埋める関係性に深みが出たかな~と思います。
お互い同士の矢印が極太になるには身体以外の要素が少し薄かったかなぁと個人的に思いますが、その身体の関係が煙揺蕩う中でエロティックに描かれているので、そこは良かった!
巻末の話を読んでからカバー下を見ると、とても萌えました……!
最後にひとつ、苦手なものがある姐さん向け情報。
開幕早々、攻様とモブの最中の描写がありますので、ご注意を。
受様を抱くときとの明確な違いがド初っぱなからわかるあれです。
1ページ目の攻のカラダがセクシーすぎるので購入(セクシー買い)。受ちゃんを拾ったオーナーではなく、その友人(かつ取引相手)と恋に落ちるという、若干の珍しさ?はありますが、わりとあるあるなグレーっぽい職業のスパダリ×貧乏な不憫年下の構図です。
パブロフの犬はわかるのですが、そんなにすぐ洗脳(洗脳ではない。語彙力・・・)されちゃ
うかな?というハテナとか、受ちゃんの過去重めなわりに説明足りなくてもったいないな、、という印象を持ちました。マスターの思惑も、、なんだったんだ?
葉巻燻らす色気ムンムン攻を楽しむための作品かな?と思います。
シガーソムリエで煙草の輸入販売をしている久野と、シガーバーのバーテン見習い香坂。
久野に高い借りができた香坂は、それを「身体で」払うことに。
シガーバーやシガーソムリエといった題材や、エロスな雰囲気はとても良かった。
久野の煙草の香りに身体が反応してしまったり、従順な可愛げを見せる香坂が好き。
久野も、ちょっとコワい雰囲気と煙草の煙が合っていて魅力的な大人の男という感じ。
ただ、「ヤクザみたいにコワい」だけじゃなくてガチで「前職がヤクザ」っていうのは設定を盛りすぎでは…と思った。
前職のせいで、後半の倉庫街?で男と会ってるシーンがヤバい取り引きの現場にしか見えず(わざとそう見えるように描いているんだろうけど)「あれ?久野さんとこの煙草ってダメなハッパ入ってる系のヤツだったりする??」と混乱したので勘弁してほしい…。
クライマックスも、不穏さで盛り上がったわりに因縁のホストの絡み方がクソダサくて拍子抜けしてしまった。(路地裏に連れ込んで「俺が気に入らないなら殴ってみろ」てなんだそりゃ)
駆け付けた久野さん格好よかったけど、告白シーンで一から十までベラベラ喋っててちょっとダサかった。初日で惚れ込んでたらしいのも納得いかない。チョロすぎん?
誕生日のエピソードと、最後の描き下ろしは良かった。
キュートアグレッションとM気質の組み合わせ、美味しくないわけがない。
あとシガーバーのマスターは、にこやかに胡散臭い雰囲気が素敵なので、もっと掘り下げが欲しかったしスピンオフがあったら嬉しいなぁと思う。
読み方もままならないのにはじめましての作家さまに手だししすぎじゃね?
えぇ 言われなくとも自分が一番そう思っていますとも
でもね 食わず嫌いして美味しいものを見過ごしちゃう方が俄然勿体ないと思っちゃう 勿体ないオバケけなので テヘ
タイトルに条件反射して飛びつきました
パブロフ わんわんッ!←パトラッシュと間違えとりゃせんか?
この(BL)界隈よく人間がごみ捨て場に落ちてますが ご多分にもれず落ちてたらしい
拾ったのはシガーバーのマスター
そこはいいんです 誰が拾おうと
ただ くわえタバコで闊歩する久野って男がどうにも気になりすぎて
店内に入ってくるのもくわえタバコなら 商品陳列するのもくわえタバコ
そこら辺灰だらけにならない?とか
なんなら 迷惑防止条例みたいなのにあたらない?とか
変な心配が先にきて落ち着いて読めやしない
久野と香坂 このふたりに関わりができたところはすんなりいけたんですが なんでその匂いに反応したのかがわからない
ふたりそれぞれに過去に何かありそうではあるのに その説明はないし
さらになんとッ! 香坂が久野をすきになった理由もわからなけりゃ 久野がなぜ香坂を振りほどけなかったかもわからない
ダメだもう 理解力以前の問題な気がしてきた
なんでこう大事なところを読めないんだろう? なんたら条例とか余計なこと言ってるからだめなんだろうか?
丁寧に読んでるつもりなんだけど ほんと自分が嫌になる
たった1回嗅いだ匂いに反応して ちんこ勃てたのを指摘され エロを仕込まれていくって流れはいいし
なんならもっと調教の域で我慢させて その匂いだけでイケるドMに開発していただいてもいいくらいだったのだけれど てか それでこそパブロフじゃね?
結局最後まで条件反射に至るまでの教え込みもなきゃ ふたりの過去に迫ることもなく やんわり幸せな感じでおわっちゃった
うんそう パブロフはね 犬用オシッコシーツ買いたかっただけの起用だったんじゃないかとさえ思えてきたw
香坂が抱えた過去だけでもわかればな… もう少し面白かったのかな?
なんなら 香坂や久野よりあの 善人面のマスター の方が黒いもん持ってそうだったんだよね
初めての作家様です。
タバコや葉巻が専門のシガーBARで、ワケあって1週間前から働いている香坂と
シガーソムリエの久野とのお話です。
あらすじの通りの展開で、葉巻の弁償代を「払うよ。身体でもなんでも」と言う香坂。
そしてー…。
謎の多い久野にどんどん惹かれていく香坂。
でも久野は特定の人を作らないと有名で…。
久野が何を考えているのかわからなかったです。
最後はわかるけど、なんだろう…いつ好きになったのかがわからなくて
本当に好きなのかなぁって思ってしまいました。
表紙に惹かれて購入したのですが、絵が荒削りな感じがして私は好みではなかったです。
お話も久野の感情の変化が全く分からなくて、ふたりが特別な関係になったけどなんで香坂なんだろう?と思ってしまいました。
ごめんなさい。