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kedakaki kishi ha ubu na ouji wo ichizu ni aisu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大好きなこちらのシリーズ。今回は第3王子ユリアンが主役です。
母親の妄執に耐える健気一途受け・ユリウスに心から同情し、気付けば道ならぬ恋に悩む彼を心から応援しながら読んでいました。
このユリウス、シリーズ一作目で落馬しナザリオを射殺すしそうになってた、あの王子か!と、釘宮先生のあとがきを読んで思い出しました;
国王となった兄は同性のナザリオと結婚、2番目の兄は母の干渉を嫌い他国へ…
王太子として母親に執着され、叶わぬ切ない恋に悩むユリウス。
正直なところ、終盤の母親の変化、夫である前国王との関係修復はうまくいきすぎな感もあるけれど…
なんといっても、攻めの騎士・セルジオの見せる男気と覚悟が想像以上に素晴らしくてもう、感激…!自分の理想すぎてときめきが止まらなかった。。
ユリウス母との面会を何度拒絶されても全く諦めず、落ち込むユリウスを励ます姿。
恋を成就させるためなら自分の身分が剥奪されても良いと語る覚悟。
そして、夜の優しく敬語で攻める姿。
どれをとっても完璧すぎる!!!
焦ったい勘違い・すれ違いも読者から見ると恋のスパイスになっており、胸ときめきました。
甘く優しく、力強く。
そんなセルジオの魅力に夢中になってしまったー…大好き。。
言葉を話す動物たち、一作目から登場していたピーノとロッコ、それに今作でのルルの愛らしさ可愛らしさもまた、最高に萌えるポイントでした・:*+.
電子版の攻めのセルジオ視点のSSも甘かった♡
最高のスパダリである攻めの献身と覚悟の光るお話でした✨
このシリーズは何作か読んでいますが、本作が一番好みかもしれません。純粋な王子が小さい頃からずっと恋してきて、でも、政治的にあきらめなくてはならないと恋心を抑えようとして抑えきれずに悩む様子。気高い騎士である攻め様も実は…。
彼らのために力を貸す攻め様にとっては大切な友、受け様にとっては尊敬する兄、兄嫁、従兄弟、従兄弟嫁、また、攻め様の妹もみんなカッコよくて良い人で、読んでいて幸せです。
みずかね先生の絵はいつものようにどれもこれも美しいです。あまり見ない感じの絵としては、3歳の受け様に手を貸す10代の攻め様❣️かわいい!
王道なお話で、楽しく、幸せな気持ちになれます。
今回は気になっていたレオンハルトの異母弟のユリアンのお話という事で、発売を楽しみにしていました。
ナザリオが初めてエスヴァルドに足を踏み入れた時から優しくて、占いの順番を他者に譲るなどとても良い子だった事を覚えてます。
読み始めてそんなユリアンの抱えていた痛みに心が苦しくなり、彼の母親の王太后に怒りさえ感じました。
でも、確かエスヴァルドの王族は基本自由恋愛でセルジオとの結婚に、王太后が反対したからと言って弊害なんてあるのかなと疑問に思いました。
ユリアンもセルジオもお互いに憎からず思っている事は最初から分かってるんですが、ことごとくタイミングが悪くてすれ違って、拗れに拗れまくるんです。
もう焦ったくて、どうしてそうなるの?ってシリーズで1番ヤキモキさせられました。
真夜中から眠くなるまでちょっとだけ読もうと思っていたんですが、興奮してしまい朝方までかかって最後まで読む事になりました。
途中で興奮して暑くなってたので、水分補給して扇風機の風に当たった程です。www
でも、それくらい面白かったんです。
クラウスは相変わらず良く気が利いて優しかったし、レオンハルトの異母弟のユリアンに対する愛情も書かれてたし、何より王太后も含めてエスヴァルド王族が理想的な形で落ち着いたと思いました。
セルジオの無骨でありながら一途な愛し方に凄く萌えました。
ユリアンの自己犠牲的な思い込みだけは辟易させられましたが、そこに至るまでの過程が分かったのと彼の優しい心根にジーンと来たんです。
あとがきでこのシリーズ完結とあったのでとても寂しいです。
釘宮先生が書きたいとおっしゃってたヴィオランテのダヴィド王太子のお話等楽しみに待ちたいと思います!
スピンオフ。レオンハルトの弟ユリアンのお話でした。チャンバラ等攻め大活躍!!!って感じのシーンが少ないように感じたし、受けはピュアピュアうぶ天使でさらっと読み終えたため、萌にしました。本編320頁弱+あとがき。
三歳のときにすっ転んだユリアンに手を差し伸べてくれたのはダルザス家の次男セルジオ。それ以来何かと優しくしてくれるセルジオに恋心を抱くようになったものの、王太子となったため母からは妃を娶り子をなすことを命じられていて…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
前作までのカプ、ルイーザ(攻め妹)、受け両親(国王、王妃)、アデル(受け側仕え)、ルル(受けに懐いているネズミ系小動物)、近隣諸国の王族少々。
++攻め受けについて
受け視点で記載されていて、、受け自身は武勇に優れるタイプではないため、戦闘シーンなんかの攻めのカッコ良さ(多分)が全く無く、攻めに惚れられなかったんです。ヴィジュアル的にはさいこーにうるわしいんですけどねえ…1ページあった神挿絵(14才攻めと3才受け)は、受けのラブリーさと相まって最高だったんですけどねえ。
受けは優しい、うぶピュア天使で、まだ自由でいられる残り少ない時間でセルジオに対する恋心をとっても大切にしている方。中学1年生ぐらいの初心者な印象です(知識はあり)。おぼこい子にはあんまり興味ないので、やっぱ萌え上がれず。ぐるぐるしているピュア天使受けが好きな方には良いのかも。
前作までのカプや、小動物のエピは楽しいし、美麗挿絵は猛烈に好きだけどキャラにあまり萌え上がれなかったお話でした。
タイトルでわかるはずなのに、ユリアンの恋は実るのか?セルジオはどう思ってるのか?とずっとハラハラでした。
長いお話でユリアンがいつまでも、母上が母上が…と縛られていて。
大好きなセルジオへも遠くから眺めたり偶然のふりをして少しでも会いたくて図書室へ通ったり、二人の仲が亀の歩みのようで。
いったいどうなるの〜?と思っていたら…。
セルジオへの切ない片想い、成人までのカウントダウン、まさかの想い人を誤解され…となかなか厳しい状況でした。
が!想いが伝わると、なんてことでしょう!
今まで縛られていたことや、思い込んでいたことなどがいかに独りよがりだったか実感したり。
また意外な人が思ってた以上に大切にしてくれていたことがわかったり、母上の変化も!
ユリアンの初心さ可愛さ!セルジオの覚悟!
こんなふうに求婚されたら泣いちゃうよっ!
長い道のりでしたがユリアンには必要な時間だったのですね。相手がセルジオで本当に良かったね!!!
ぜひ続編を希望します!そちらでちらっとでも二人のその後を読めたら嬉しいです。
なんならこの二人でもう1作お願いします。
シリーズもののスピンオフとのこと。
BLの小説デビューが遅かったので、スピンオフとは知らずに読みましたが、このお話だけでも十分に理解できました。
エスヴァルド王国の王太子・ユリアンと軍人セルジオとの両片想いのストーリー。
兄やいとこが同性と結婚、もう1人の兄は別の国の元王女と結婚したとかで、ユリアンには国の跡継ぎを作るよう母親からプレッシャーを与えられる日々。
そんなユリアンは貴族の軍人・セルジオに小さい頃から想いを寄せています。しかし、跡継ぎを作らないといけないと言う母親からの圧力で、セルジオとの未来は諦めています。
王位を継いだ兄やいとこが同性婚しているので、自分もしまーす!とは確かに言えない状況。というか、この国は婚姻相手の条件が割とゆるいのね…王族なのに大丈夫?とBL的には好ましい条件だけど、それがユリアンを苦しめることになっています。
母親想いのユリアンは、母親の望むようにしなきゃ!と気を張る毎日だけど、セルジオへの想いはそれとは逆に募るばかりです。
割と多いページ数!読み応えありました。
身分差もあるし、多少のすれ違い・誤解はあるだろうと覚悟して読みました。ユリアンとセルジオが恋人同士になるまでの軌跡を楽しもうとウキウキしていたのに。。。
んーーー…ユリアンの母親が…邪魔で邪魔で仕方ねぇ…。ムカつくほどの毒親…なんなの。ユリアンが可哀想でラブストーリーに集中できませんでした。ヒステリックだし、もう何もかも要らんことしまくって、最後は軟禁って。
この毒親問題を解決しないと、セルジオとは結ばれないってことなのね……ユリアンが不憫すぎました(泣)
セルジオもユリアンも想い合ってるのに、母親が障害となっていて、読んでいて切なかったです。母親の毒は旦那である元国王との関係が改善することで解決しましたが、ユリアンはずっと母親の重責に苦しめられていたのに、ちょっとは謝罪ないんかい!?って思ってしまいました。
家族愛がテーマのようでした。
母親との関係や家族愛が際立っていて、セルジオとの恋愛のインパクトは薄いような気がしました。
もうちょっとラブの部分の供給をして欲しかったです。ユリアンの健気さにずっと心打たれっぱなしだったので、セルジオはユリアンをデロデロに甘やかして欲しいです。だってユリアンはまだ17歳ですよ!番外編や続編でユリアンのその後が見れるのなら、あまい幸せエピソードお願いします。
あと。ユリアンの女装姿を全身で見てみたいと思いました(笑)