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sensai-san wo suki ni naru
猿和香ちみ先生のコミック2冊目です。前回の『いっそ声がなかったら』がすごくお気に入りで大好きな作品ですが、こちらの作品も優しいとても素敵なお話でした。生きづらさを抱えている人の気持ちを描くのがとても上手な先生だと思います。
まず攻くん名前が知代と書いてともしろさんだなんてなんて粋なんでしょう!
雪長くんも可愛かったです猫に夢中なとことか
HSPという言葉こちらで初めて知りました。エンパスの人にちょっと似てるのかな?私も一昔前は、色々と思い悩むたちだったので、少しだけ雪長くんの気持ちに共感しました。年を取るとまっいっかとかいいかげんになってきましたけど、まわりにも音や光が苦手な人や、気にしすぎる人確かにいますね。だからそんなにめずらしいことではないかもしれません
個性なんでしょうね
ところでこの2人最初の印象からして最悪だったんですけど、大丈夫?特に知代がキッツーと思っていたのですが、なんかすごく自然にくっついてくれましたね。なんの違和感もなくまさに割れ鍋に綴じ蓋?なのか?
良くも悪くも知代が裏表のない人間なんですよね。だから雪長も安心できるというか言いたいこと言えちゃうんでしょうね。知代にはそんな包容力とか、人の話をきちんと聞ける、ぶっきらぼうでも実は優しいどこにきゅんとしました。
あと伏線が良かったです。雪長が、幼いときママと行った美容院
は知代ママが経営してたのね。2人はすでに繋がりがあったんですね。
イチャイチャなシーンは少なかったのですがとても心に響く作品でした。
またこんなお話よみたいですね。
私はたぶんHSPでは無いですが、彼の思考にちょくちょく共感しました
「見なくても良い、気づかなくても良い所ばかり見つけてしまう」
「自分が嫌いな自分を好きだという気持ちが分からない」
とてもよく分かります
私も自分が嫌いだし、好かれても意味が分からない
あと、自分で自分の感情がコントロールできなくて内側ぐちゃぐちゃになって涙が溢れてしまうのも、本当によく分かる、つらい
感覚、思考、価値観、……
そもそも他人と同じ訳が無いんですよね
それでも、同じ好きなものや時間を共有したい相手ができるというのは、きっと幸福なことなんだろうな、って思います
読んだ人が少しでも生きやすくなれたら、っていう作者の優しさも伝わってきました
良き作品をありがとうございます
2023/02/12 読了
BL目線で述べると普段目付き悪いのに受けの前では犬歯剥き出しにしてかはっと笑う攻めの顔めっちゃ好物ですご馳走様です
欲を言うなればもう少し進展した2人を見てみたい
試し読みを読み終えたあとに表紙のイラストを見た際に「知代さんこんな風に笑う展開になるの?!」と続きが気になって購入し、二人の初々しさにめちゃくちゃ癒されました!
キスまでなのでそれ以上の甘々イチャラブ展開が好きな方には物足りないかもしれません。
HSPがテーマに驚きました。
実際私もHSPなのですが、「神経質で他人の目を気にしすぎる」「向こう側の人がうらやましい」という雪長くんのセリフや表現にとても共感し試し読みの時点で「わかる…!わかるよ…!!」の一点張りで大号泣をしてしまいました。(その翌日に即購入しました)
表情の描きかたがすごく好きで鉄臣さんが雪長くんに告白してしまったシーンや雪長くんが鉄臣さんに恋をしていると自覚してしまったシーンで赤面してしまうところが可愛くてキュンキュンしました。
ついにHSPがBLになったかぁ…( ゚д゚)!!
という驚き&自分もそうなので、気になって購入しました。
あーそうそうそれ気になるよね、わかるわかる…
と頷くところが多数ありました。
私はまだ陽な方なんですが、そういうネガティブな思考に陥ってしまう気持ちもわかって、切ないシーンではうるっときてしまいました。
攻めは本当に対照的な人、もっと気使えよって思うレベルでズバズバいうしちょっと荒い。でもそんな対比がこの作品のいいところかなって思います。世の中結構こういう人多いんですよ。笑
でもそういう相手に救われたりもします。そんなこと気にしてたのか、って気付きを貰えたりね。
手紙もらってあんな顔になったり、名前を教えてもらった途端に別のものに見えてきちゃうって言ってたところも、そうだよね!!!わかるよ!!!って気持ちになり微笑ましかった。
HSPを知ってもらえるきっかけになるような本を描いてくださった作者様に感謝したいです。
ちなみに絡みはキスまで、ライトめなBLが好きな方にもおすすめです。
初めて知る言葉、HSP。
周りの人や場の空気を読みすぎて繊細な人。
カバー下の先生の説明はとてもわかりやすかった。
美容師の雪長洋はHPSにより細かく繊細なところが人より気になり日々感情の渦の中にいた。
ハサミの研ぎ、カバーのほつれ、壁紙の捲れ、、、、人より繊細に。
そんなある日、研ぎ師を変えたら自分の思う通りのハサミに仕上がる、しかも素敵な手紙が一緒に。
腕は確かだが、繊細さからは程遠い研ぎ師の鉄臣知代と手紙のやり取りと実際の人物とのやり取りのギャップの振り幅が広過ぎる!!
雪長とのやり取りも最大と最小なくらいの振り幅があるけど、雪長にとっては鉄臣は色々な渦に飲み込まれない為の防波堤の様な存在。
エロは無いが、ふたりのやり取りに幸せと安心を感じる事ができる。
HSPという気質にスポットを当てた、とても繊細なお話でした。
私も知らなかったのですが、HSPとは「人一倍繊細な気質をもつ人」のことらしいです。
繊細さんの恋愛をメインにしたお話というよりも、世の中にはそういう人がいるんだよ。だけど、それは病気じゃないよ。
……そういったことを伝えるための作品なのかなと思いました。
HSPである受け・洋の心理面を丁寧に描いているので、恋愛面は少々物足りない感も。
特に、攻め・千代が洋のどこが好きなのか伝わってこなかった。
距離を詰めるのが早かったり、否定的なことを言ったり、相性としてはどうなの?と思わなくもないし。
自身に対してネガティブな洋に対し、「言うのやめたら」というのもちょっと…と思った。
ただ、他人と同じように自分のことも大切にしてあげたら?という事が言いたいのだろうと解釈。
千代の母親のことを掘り下げたり、上下巻くらいで読ませてくれたらもっと理解が深まったかなぁ…。
一冊にきれいにまとまってるけど、一冊にまとめるのは勿体なかった気もします。
ただ、全体的にはいいお話。お手紙のやりとりも素敵。