電子限定
me wo ubauha hana no kao
鴨井くん、きみってやつは!
古沢が主導権を握ってるようで実は鴨井に振り回されてた?
青少年の性への目覚めをじっくりじっくり読ませてくれます。
なかなか噛み合わないというか古沢のこだわりポイントがよくわからず。自分に自信がないってどうして?
鴨井がどんどん性に貪欲になって…。あの可憐な鴨井が…。
しかももしかして子悪魔ちゃんかな?
古沢の言いなりなようでいつのまにか形勢逆転してるようで。
初エッチの感想が同じで良かったね!初エッチに至るまでの言葉の攻防も面白かったです。
正義感から助けただけだったのに、ぐわっと心を掴まれて変態になっていく古沢でした。
全裸なのに全くイヤラシサを感じない、この表紙…凄いですよね?最早アートのような、お耽美すぎる表紙に惹かれてジャケ買い。
さぞ、耽美な世界観なんだろう…と蓋を開けてみれば、ピュアな学生2人が組んず解れつひたすらセックスしている、ドエロ本でした!!!
すみません。超耽美世界を欲して読み始めたので、最初は「求めてるのはコレじゃない」とか思ってしまったんですが、初心でピュアな鴨居くんの小悪魔的あざとさが次第に増していき、クラスメイトから「レトロ」と呼ばれる古風男子を振り回す様子が、不思議と癖になっていて……
誰も立ち入る事のできない濃厚すぎる2人の世界観と、そのシュールさに気づけば虜になっていました。
BLと言うより、〝美少年趣味〟に近い気がします。
少年たちの性に貪欲な思春期感が溢れていて「友達とイケナイ事をしている」背徳さに興奮しました。
学生とは思えない、執拗な耳舐め描写が変態すぎて拍手が止まりません……!
正直、好き嫌い分かれそうな作品ですが、ちょっと個性的な〝サブカルBL〟がお好きな方に刺さりそうな気がします!
耽美な画風で描かれるシュールエロの沼に、どっぷり嵌ってしまいました♡
▶︎シーモア/白抜き
風呂前有先生の電子限定中編。
1〜4話+番外編という構成。
舞台は、エスカレーター式に大学まで行ける学校。
ある日、とっても可愛らしい美形の編入生がやってくる。
古沢はその編入生・鴨井が周囲からちょっかいを出されているのに苛立ち助けるが、礼を言う鴨井の可憐さに…
…と始まります。
体も小さく恥ずかしがり屋な鴨井を守ってやりたい古沢。
独占欲とか色々拗れ始めて、もう辛抱たまらん…!
鴨井も拒まない。
それから古沢は学内で鴨井にあんな事こんな事、すごいHな事…色々します。
鴨井は素直に、もっとして、触って、気持ちいい…言葉にします。
でも古沢が欲しかったのは鴨井の「好き」という言葉で。
この辺からどうも微妙に食い違う2人。
エロっ子になっていく鴨井に、求められるまま奉仕するような古沢になっていく…
…とこのまま魔性のエロっ子のドレイに逆転?
と思いきや、そこはギリギリ綱渡りで「うぶい2人が手探りでエロに踏み込んでいく初恋」の線は死守した感じ、かな。
鴨井は見た目ショタっぽい。全裸に白ソックスとか背徳感すごい。
Hなアレコレはほぼ学内で。
最後までのHは鴨井の家で。ここでの鴨井はいつものされてばっかりではありません。2人とも同じ熱量で、思いも喜びも全て一緒に感じてるのが伝わってくる。
番外編は大学生になった2人。
鴨井はショタっぽさを脱却してもっと色っぽくなって、ずっと古沢を魅了しています。というよりほんとにドレイになっちゃってる⁉︎