吉沢ツムリ事務所

吉沢ツムリ自体は最高なんだけど

読みたい方向迷子すぎて いろいろ検索してみたんです
詳細検索で何をよどうしたんだかヒットして タイトルといい試し読み部分がなんだか気になって手をだしてみたんです
あらすじの『よにも恐ろしいミステリー短編集』にバディものの何かがみれる期待に舞い上がって

あの BL一切関係なかったですw

てか あらすじにある 吉沢ツムリ事務所に勤め始めて3ヶ月の私
この人が女だった時点で　ん？ とはなったんだけど

お話は４部構成

表題作【吉沢ツムリ事務所】と【お悩み相談】【事件の顛末】は吉沢ツムリが誰かの願いで起こす殺人事件
【やみくろ】【お供えもの】は橋野という男が体験する闇に潜む正体不明の黒い生き物と知人の実家に伝わる言い伝え
【Angel Syndrome(ｴﾝｼﾞｪﾙ･ｼﾝﾄﾞﾛｰﾑ)】はある日突然 妻の背中に羽根がはじめた事で壊れていく日常

最後が夢の中の殺人鬼に恋をし 夢と現実が溶けていく【侵食する夢】


奇々怪々も生臭いのも バドエンも大好きなので面白くは読めたんですが せめて非BLとうたっておいてほしかった
ずっとまっちゃったもん 誰と誰に接点が？みたいな
主人公の男たちにいくらかの(オムニバス的な)接点でもあって何らかの感情で繋がっていくのか？　
なんて最後までBL脳温存しちゃったもんだから読み終わったときのがっかり感たるや　ﾊｧ

ちょっとこれはお伝えしておかなければと出張って参りましたが BL関係なく なんとも言えない後味の悪い薄気味悪いものを読みたい時ならアリです　たぶん
どれもダークサイド寄りな結末なので