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ashita no kimi wa koko ni inai
titleの意味は本文にもありますが、「生きていれば人は変わる、昨日とおなじじゃない」と言う意味。
同名の小説のあとがきを讀むと、「原案を描いた山本小鉄子さんの漫画の文字オコシをして、小説が出来た」とのこと。最初は、原作だけの予定だったらしいです。
漫画→小説→CDの順で作品が生まれたと知ったので、比較の為に購読。
★小説にある「あしたをきみとこの場所で」は漫画にはありません。小説の購読をお勧め。タガが外れた先生がベタベタの恋人に変身します。
★小説から漫画化された続きが「ショートストーリーズ」に掲載されています。
「あしたのきみはここにはいない」(原作:崎谷はるひ)
「あの日のきみを抱きしめたなら」(原作:崎谷はるひ)
「ほんと野獣」の輝君の純情版のような主人公がいじらしくて可愛い。こういうキャラだと思わなかった。童顔だけど、芯が粘り強い。
泣きながら、拒否られても恋を諦めない主人公朝陽に、先生は、卒業後初めて気持ちを明かします。
実は、先生は報われない愛の痛手を消せない人で、拒むことで朝陽を守ってあげていた人でした。可哀そう。
★私は、小説→漫画の順で読んでしまったので、漫画は自分が作ったイメージが正しかったかの確認だけ。
絵はどんなに上手な人が描いても、自分のイメージどおりではないので、文章を読んで脳内で描写した想像した場面の方が美しいです。
心情描写と情景描写が上手な作者なら、漫画より小説のほうが私は、好きです。
神
冒頭、社会科準備室で、いきなり先生と生徒が
絡み合っているシーンから登場!?するので、
「あ、そーゆーマンガか…」
と思っていたら、
全くそんなことはない!
切ない系のストーリーでした。
【攻め】北原先生は、全く束縛もしないし、
ベタベタもしない、なんなら距離をおいて接してきます。
それもこれも、生徒である【受け】三尾朝陽を
想っての行動。
「三尾はいつか、僕を忘れる」
と思っている北原先生。
それは過去にも同じような経験があったから。
でも、三尾はまっすぐ素直に気持ちをぶつけてきて、
それを受け入れた後の北原先生の束縛っプリが
ヤバい。(好き)
最後の方は、お二人のイチャイチャ度120%が
拝読できます。素敵…
※こちらのマンガはこれだけでも楽しめますが、
この後に出版している、
"あの日のきみを抱きしめたなら"が
サイドストーリーとしてリンクします。
(三尾の姉が↑では、会社の先輩として登場)
2009年に買って読みました。昨日、久しぶりに読んで衝撃を受けました。もう7年も経つということにも衝撃を受けました。当時の感想は社会科準備室に石油ストーブを置きたいでした。
*開き直った北原がやばい
社会科教師(北原)×高校生(朝陽)のお話です。ラブコメではなくシリアスです。
朝陽は補習を受けたことをきっかけに北原を好きになります。北原は自分が学生だった頃に教師を好きになり関係を持ったが、卒業して疎遠になり忘れてしまったという過去を引きずっています。そのため卒業すれば北原のことを忘れるのだろうと、朝陽のことが好きなのに突き放します。
しかし、最後は朝陽の粘り勝ちでした。からの、最終話で先生が豹変しベッド上で言うことがいちいちエロくて、それまでのクールで冷たいキャラとのギャップに萌えました。小鉄子先生がコミカライズされたホラー漫画も読んでいたので、北原の豹変ぶりや表情にホラー漫画に通じるぞわぞわも感じました。
年上攻めよりも年下攻めを好む傾向にある私ですが、とても楽しめました。(小説も買ってしまいました。)
描き下ろしの介護のくだりが微笑ましかったです!末永くお幸せに~!
そういえば、朝陽のお姉さんがすごくいいキャラしてます。本作品とリンクしている「あの日のきみを抱きしめたなら」にも登場します。
小説の登場人物がまさに!というコミックでした。
真面目で頑なで傷つきやすい先生
可愛らしく優しいけど明るくて強い生徒
の恋の話。
先生が変態チックなセリフをばんばん飛ばすんですが、この絵の先生が言うと妙にエロティックです。^^;
それにこたえる生徒も純情で。
赤い顔で汗が出ている表情に
ε=(/*~▽)/
見ているこっちは、何度もパタリとページを閉じてしまうほどの熱いやりとりが続きます。
生徒のミオがとても好きです。
ただ、読後
やな男につかまったなぁとリアルならバカめと言いたい気分になります。(ΦωΦ)ふふふ・・・・
好きな二人の作家のコラボ作品だということで、読んでみましたこの作品。
ふとした瞬間読み直したくなります。
先生×生徒という設定で、しょっぱなからそういう雰囲気が漂っており、
これはそういう関係なのかな?と思わせるのですが、
ところが、どっこい。
中々そう簡単に済む話ではありませんでした。
始終苦しくて、最終的に心を通じ合わせるのかひやひやしつつ
ページをめくっていきました。
最期は、崎谷先生ならではのあまあまで、きゅんきゅんさせられました。
つかみどころのない攻めと、求める受け。
そして、受けのお姉さんが理解があり良いキャラをしていました。
BLにおいての女のキャラクターは大体いじめる役や悪役が多いと思うんですが、
お姉さんは味方をしてくれ、とても心強い存在となっていました。
本編が終わってからの話は、今までの暗い雰囲気から一転して
甘い甘いムードでいちゃいちゃしてくれます。
途中しんどくなる場面もありますが、ぜひとも最後のらぶらぶしているシーンを
満喫できるように丁寧に読んでもらいたいです。
私にとって、初・山本小鉄子さん。
淡い紫の色使いが綺麗な表紙に惹かれ、ずいぶん前に手にとった1冊。
大学受験を控えた高校3年生のミオは、日本史の担当教師・北原のお話。
キスして、触って、でも最後まではしない。
ミオの告白を一度は拒絶した北原は、「好きにはならない、気持ちいいことだけしよう」と提案し、同情でもいいとそんな関係を放課後1時間だけ続けていくのだけれど――と進んでいきます。
可愛らしい小鉄子さんの画が逆に大きな切ない空気を生んでいる作品だなぁと思います。
こちらは崎谷はるひさんが原作ということで、ストーリーの流れも綺麗で読みやすく、作家お二方の魅力が存分に伝わって来ます。
ミオははじめは北原に対しての感情に気付かずにいたのだけれど、会わない日々が続いて、嫌でも気付きます。
そして、北原はそんなミオを見て、きっと辛くなったのでしょう。
何故なら、昔の自分とミオが重なるから。
内容的には大きな山場があるわけでもなく、静かに淡々と進んでいくのですが、途中で出て来るミオの姉・夕奈が凄くいい味を出している!
弟の良き理解者でしっかり者。自身の過去の痛い恋愛沙汰を曝け出したりと、思い切りがいい姉。
この姉がいるからこそ、こちらの作品の面白みが増している気がします。
気持ちいいことだけをする、そういう口約束だけをかたく守ってきた北原の決め事を打ち破いたのもミオ。
心を動かしたのもミオ。
若く純粋だけれど、真っ直ぐで曇りのない気持ちと瞳が強くて清々しかった!
そして、「本当の自分」を出し始めた北原の豹変ぶりが怖い程面白い。
本当はミオを大好きですぐにでも手に入れたかったんだろうなというのが伝わって来ました♪
(あの可愛がり方は尋常じゃない!けど好きです♡)
ラストは結ばれた後の後日談、『かわいいこ』。
もう本編では少ししか見れなかった甘々空気がこちらでは存分に描かれています。
くすぐったくてニヤニヤしちゃって仕方ないです♡
北原センセイがおじいちゃんになったら、ミオがしーっかり抱っこして面倒みてくれることでしょうっ♪
山本さんの作品はもれなく
購入しますblに限りますが
この作品は小説を是非読んでもいただきたいです
とはいえ、私も先にマンガを読んでもから小説を読みました
先生と生徒
身体の関係を続ける
最後までの関係ではなく、先生が生徒を
触りまくる状態です
逆にいうと、先生には触らせてもらえません
先生には過去があり、踏み込まない
理由がある
色々あり、結局は結ばれるのですが
結ばれた後の2人がかわいいです
ミオくんへの愛情が強くなりすぎていて
ほっとします
冒頭からエロシーンですが
山本さんの描くイラストが
しっかりしているせいか
エロを全面に受け止めなくても
読めるので素晴らしいです
原作がしっかりしているからこそ
ではあります
北原の気持ちがみえなくて
つらい思いをした分幸せになって
もらいたいです
背景のイチゴのイラストがキュートでした
ずっと読みたくてやっと手に入れたこの一冊。
最初の方の2人のカラダだけの関係が続いててたシリアスっぽいところは、う~ん。て感じだったんですが、先生とミオの心が通い合った後が好きです!
崎谷さんの作品は何作か読みましたが、受けと攻めがきゃっきゃうふふしてるあまあま小説が大好きです。
後半は正しくそんな感じで、2人のやりとりが可愛らしかった(*^^*)
コミックだと全体的に展開が早い気がしたので、小説も読んでみたいなーと思いました。
もー!すっごい良かったー!
好きが故に逃がそうとする北原、好きを真っ直ぐに通そうとするミオ、そして懐の深いお姉さん、みんななんて男前なんだっ!
そして本編の殆どが、ひたすら切ないので、書き下ろしは甘々ツボ満載でした^^
「先生×生徒」の題材は重くてちょっと苦手なんだけど、絵風の為かすんなり入って行けました。
ひたすら切なさでジリジリしながらクライマックスへ、そして最後に解放された北原の色男っぷりというか、ハジケっぷりがたまりません。そしてもう一度読み返すと、違う感情で読めると言う・・・とても素敵な作品に出会えました。
リンクしている、お姉さんの同僚の方のコミックも続いて読んでみます♪