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seishun sizuka ni sasagemasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
下巻もまとめて読ませて頂きました。
凪(攻)は考えるより先に行動してしまうため、勢い・行動力が凄まじく、一生縁を切られても仕方ないくらいのことを欲のままに平気でしてしまい......しかも反省は数秒という...笑
なかなかな性格でしたが、嫌いになれないところがずるいですね...!
しーちゃん(受)も初めからずっとなんだかんだ嫌いになれなかったんだろうな......なんて思いながら読んでいました。
ワンコ攻め最高!
ふたりの恋の行方や鷲崎の抱える家庭の問題など、上巻では明かされなかったものはスッキリと回収されていたのだけど。
その事実に辿り着くまでの前振りが長すぎたというか、ものすごく煽られていたというか。
鷲崎の家のことも陸上を続けられない理由も拍子抜けするくらいにあっさりとしていたなと思いました。
当事者にとってはとてもツラく苦しい日々だったのはわかるのだけど…
それがうまく伝わりにくい展開になっていたように感じました。
上巻に引き続き、ふたりの恋愛への発展の仕方が唐突すぎるなと思う部分があって
凪も鷲崎もなぜ相手に恋愛感情を持ち始めたのかがよくわからなかったです。
これからも一緒に走りたいということがきっかけだとしても、それほど仲良くなるようなエピソードもなかったのにどうしてそんなに好きなのかなと疑問に思いました。
彼らの気持ちの盛り上がりにもイマイチついて行けず、置いてけぼりを食らったような気持ちに。
そして描き文字が多くて読み辛いのが本当に勿体無いな、と。
もっとスッキリしていたらお話に対する印象もだいぶ違っていただろうなと感じました。