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the red thread
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
小説原作のコミカライズ版のようです。登場人物名がカタカナだったり、食べ物にタイ料理が出てきたり…と読み慣れない所はありましたがさほど気になりません!
絵も可愛らしく、何よりストーリーに引き込まれました。
冒頭、親に交際を引き裂かれたカップルの拳銃自殺という衝撃的なシーンが流れ、それが実は夢だった……というはじまりです。転生もの大好きなので、この時点でワクワク!
幼い頃から大きな音が苦手な大学1年生のパームには、繰り返し見る夢があります。その夢に出てくる男の子は誰なのか…分からないままオリエンテーションに参加していると、水泳クラブキャプテンのディーンに懐かしいような気持ちになり、涙が溢れ!?
パームの前世はとっても活発で元気いっぱいな明るい男の子ですが、今世ではお菓子作りが好きな静かで控えめな子。対するディーン先輩も夢に出てくる男の子をずっと探しているようで、この後の溺愛が簡単に想像できてしまい最高〜!!となりました。
前世でしんどかった分、今世はなんの障害もなく幸せになって欲しいと思う二人です。
1巻最後には小説に収録されている前世の二人の馴れ初めが漫画化されています。前世のコーン(ディーン)にとってイン(パーム)は太陽みたいに眩しくて自分の世界に色をつけてくれた大切な人だったんだな…と泣
二人が交わした約束がとても切なく感じました。
本編まだ付き合ってないのでエロシーンなど一切ありません。
原作は未読です。
現世でお話が繰り広げられながら、前世のエピソードも差し込まれる。
どちらの世界も、受けのビジュアルが最高に好みでして...
見た目だけで萌えました。
晴山日々子先生の描く可愛い子、最高です...
そんな受けに対する、寡黙な攻めの絶妙な接し方もツボでした。
現世の2人の、徐々に距離をつめていく過程は萌えます。
もどかしいのだけれど、それが楽しい。
車の中で、恋人の有無を言い合うシーンなんて!
心が苦しくなるくらい悶えました。
そして脇キャラたちも魅力的。
受けの苦手なものを知って、配慮しようとするところとか素敵でした。
まだまだ始まったばかりの1巻。
前世を絡めたお話がどのように繰り広げられるのか、続きが楽しみです。
タイBLドラマのコミカライズとの事。
タイBLに興味はあれど、まだ足を踏み入れてない状況です。ハマればきっと商業BLコミックのように沼にハマった状態になるんだろうな…となかなか一歩を踏み出せないでいます。
そんな私の背中をポンと押してくれそうな作品でした。
ドラマが元だけに、ドラマチック!
"運命の赤い糸が手繰り寄せる2人"みたいな帯がつきそうです。
本作は1巻でしてまだほんの序章、2人が出会って連絡先の交換をしたところで終わっています。
良い意味でなんだか古風な、懐かしさを感じられるようなときめきとか胸のざわざわする感じがする作品でした。
作画もちょっと少女漫画っぽくて、可愛い(多分)受けとカッコいい(多分)攻めが由緒正しいBLという感じです(?)
ドラマはどんな2人が演じたのかも気になってきて、多分検索して、何処で視聴できるのか調べる事になりそうです。
1巻出たばかりだけど、早く続き読みたいー!
電子で読みましたが、小説の書き下ろし14Pは収録されていませんでしたので読みたい方は紙がオススメと思われます。
↓ネタバレ含みます
ふと試し読みをしてみたら初っ端から衝撃的な展開で気になり購入してみました。試し読みをしてみると衝撃的の意味が分かると思います。原作小説は未読です!
二人の心中?から物語が始まります。引き離されそうになりコーンがまず拳銃自殺しインがすぐ後を追います。その2人が生まれ変わり再び出会う、というのが今作です。転生系のお話が好きなのでまさに私が好きなタイプのストーリーで今まで知らなかったのが悔やまれるほどです。
パームは前世が銃で自殺したためか、銃声のような爆発音でパニックになってしまいます。ドアが激しく開閉する音のような日常の中でも耳にする大きな音でも苦手らしく完全にトラウマになっているようです。今作は前世の記憶はお互いにあり、またお互いが生まれ変わりということにも気がついている様子。今巻ではやっと連絡先を交換したところで今世の2人に関してはキスもしていません。そのため他の一般的な日本のBL作品に比べるとゆっくりなペースですがぜひこのまま丁寧に進んでほしいです…!
ちょこちょこ前世の2人のエピソードが挟まっていますが前世の2人も尊くて…二人の最期を物語の最初で知ってしまっているため尊さと同時に切なさがきます。心中するくらいですし本当に心の底から愛し合ってたんだなぁ…。今世ではどうか幸せになって欲しいです。
今から次巻が楽しみです!とりあえず続きが気になって仕方ないのでドラマも見始めてしまいました、初めてタイBLに触れましたが沼の予感しかしません。タイのお菓子も食べてみたくなりました。
タイの超人気BLドラマ『Until We Meet Again』の原作に当たる『The Red Thread』のコミカライズ版。ドラマは未聴、小説は既読です。小説がドツボに突き刺さる萌え作品だったのでコミカライズ版があると知った時はとても嬉しかったのですが、さらにコミカライズされたのが晴山先生。これは買わずにいられない、ということで、発売を心待ちにしていました。
内容は小説版とほぼ同じ。小説の方でレビューを書いてはいますがこちらでもあらすじをざっくり書こうと思います。ネタバレ含んでいますので苦手な方はご注意ください。
マフィアの父を持つ大学生のコーンにはインという名の恋人がいる。けれどコーンのその出自のために、コーンもインもそれぞれの父親から交際を反対されていた。悲観したコーンは自死を選び、そしてインもあとを追うように死を選んだ。
そして時は経ちー。
パームは大学に入学したばかりの新入生。
すぐに同じ1年生の親友・ティーム、マナウもでき新たな生活を楽しみにしていた。そして水泳部に入部したティームを介し、水泳部の部長であるディーンと出会う。なぜかディーンから目を離せず、そしてなぜか涙があふれてきて―。
というお話。
ドラマも人気のようですし、小説版がすでに発売になっているのでご存知の方もいらっしゃると思います。また序盤にその描写があるので理解できてしまうのですが、パームはインの、ディーンはコーンの生まれ変わり、というお話なんですね。いつでも、どこで出会っても、恋に堕ちる二人。という、まあひと言で言ってしまうとそういうお話なんですが。タイトルにあらわされているように「赤い糸」を軸に、二人の恋を追う展開。
そこに二人の友人たちや家族、そしてパームの作るお菓子だったり料理が加わることで奥深いお話に仕上がっていきます。
で。
小説版は野々宮さんが表紙を描かれていて、そちらもとっても素敵なのですが、コミカライズ版は晴山さんが描かれています。晴山さんは良い意味で非常にあっさりとさらりとした絵柄を描かれる作家さまで、それが今作品にぴったり合っている感じがしました。パームの素朴で素直な感じや、ディーンの硬質で寡黙な雰囲気が過不足なく描かれています。とにかくパームが可愛い!
さらにコーン×インの2人も。
追い詰められ、インを守るためにコーンが選んだ道は賛否両論ありそうですが、そんな彼の内面がきちんと描かれていて、読んでいて胸が痛くなるほどでした。
一転、過去のコーンとインの描写が温かくてそれにも泣ける。
なぜなのか分からないけれど、お互いにこみあげてくる想いが止められない。
どうしても目が離せない。
動向が気になって仕方ない。
そんな二人のモダモダする想いが手に取る様に分かります。
そしてそこから現在の2人にうまく繋げていく原作者であるLazysheepさんが紡ぐストーリー展開と、晴山さんによるコミカライズの仕方が非常に素晴らしかった。
コーン×インの恋は悲恋で終わりを迎えますが、今作品の終盤に小説版の下巻に収録されているSSが収録されています。二人の恋は悲劇という形ではありましたが、二人が深く想い合い愛し合っていたことがうかがえるエピソードで、こちらもとても良かった。
コミカライズということで小説と比較すると端折られている部分はもちろんあるのですが、でも軸となる部分はきちんと描かれていてむしろ非常に読みやすかったのも高ポイントでした。ディーン×パームの濡れ場、という部分に関しては皆無。BLなら濡れ場必須とお考えの方にはお勧めしづらい側面がある作品ですが、身体の接触などなくても萌えがたっぷり。
あと、今作品は「料理」が大きなキーポイントになっています。
コーン×インの時も、ディーン×パームの時も。
これが切ないのですが切ないだけではなくってストーリーに奥行きを与える因子になっているのも良き。
そして飯テロに遭います。空腹時は注意が必要ですよ!
コミカライズ版は何巻まで出るのかなあ…。
大人の事情もあると思いますが、できればあまり端折らずに巻数を増やしてじっくり描いてほしいな。小説のコミカライズ版はちょっぴり残念な気持ちになるものも時にありますが、今作品はそういった感はなく素晴らしい仕上がり。小説はあまり読まないという方にも、ぜひともこちらを手に取って欲しいと思います。
今から次巻が楽しみです。