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mibu no tsugai
これは賛否分かれそうな展開でしたね。
新選組のキャラを使った別の読み物、2次創作的な物だと思えば楽しく読めました。
この後どうするのかな?と思っていた話が、斜め上に進んでいって吃驚しました。
いいキャラだった斎藤一がちょっと可哀想でしたが、沖田総司が現れた現代の方も楽しかったです。総司が現代に順応して楽しそうにしてるのが面白いです。
総司が道場で親戚をボコったのはスッキリ!とてもザマァな気持ちになりました。
全体的に深く突っ込むと気になってしまう事も多いですが、軽く読むと楽しかったです。
上巻と一緒に同時発売された下巻です。
引き続き新選組の時代にタイムスリップした沖田総司の末裔・沖田総介のお話。
新選組副長・土方歳三(攻)・α×沖田総司の末裔・沖田総介(受)・Ω
下巻は初っ端からあの「池田屋事件」です。でも史実とは全然違うのでご注意を。以下、完全ネタバレでご紹介します。
最初は留守番だった池田屋に、応援のため駆けつける事になった総介。そこで傷ついた土方さんと合流。隠れている間に「伴侶にならないか」といきなりプロポーズされる。しかし、そこに土方の暗殺を目論む斎藤一が現れる。強くなりすぎた新選組を弱体化させるため土方を殺す様、上に命じられたのだ。ところがこの件を知っていた近藤との密約により、斎藤は土方に逃げる様促す。このまま総介を新選組には置いておけないと以前から考えていた土方は、その案を受け、総介と共に新選組を離脱。京を離れ、2人で仲良く暮らしました…とさ。END。
えーーーーーー!?土方歳三が早々に新選組を離脱!?北海道にも行かないの??…と、目が点になるラストでした(笑)新選組ネタでそれはないよー(笑)
そして、そのまま話は現代へ。今度は総介の叔父・沖田響と、沖田総司のお話へ。2人は早々にセフレになり、なんだかんだで恋人へ。過去に戻るなよ、と響が引き止め、現代でハッピーエンド。
最終的に、タイムスリップで入れ替わった総介と総司が、お互い本人として、そのまま成り代わった…ストーリーになったわけです。
ちなみに、響×総司編の途中で『土方歳三と沖田総司は新選組を辞めて2人で密かに暮らしていた』的な、新しい史実が発見された事になっています。
それでも回収しきれない、このモヤモヤよ…。
全体的に設定は面白いし、絵柄は綺麗だし、嫌いじゃないんだけどなー。ラストはもっと丁寧に書いてほしかった。下巻が急にせかせかと話を進めてくるので、それだけが残念でした。もっと超大作で描いてたら、名作になった…かもしれない。
上下巻???となるあっさり展開!!!
土方×総介パートは実質7話だから、分厚い1巻くらいですかね、ページ数だけで言えば。
池田屋事件の黒幕、沖田総司の現代編はとっても面白かったです!!!
沖田総司編は4話であるある展開だけど、マイペースで自分を持った沖田総司、それを放っておけない響のやりとりもメリハリがあって、ちょっと変態ちっくなエロも楽しかった!!こっちをメインで見たかったくらい。
土方歳三に関しては自分の中で固定概念があったのか、総介にいい所もあるけど、土方歳三が好きになる???男で?未来から来た人だけど??とついつい思ってしまい、上巻から引き続き、土方歳三の恋の盛り上がりが謎すぎて気持ちが入り込めず…プロポーズするほど好きだったんだ!!って驚きが強いです。土方歳三だからというのも強いけど、ただの腕のたつ無骨な剣士だったとしても、うーーーん??
斎藤一は裏と表の顔、心の奥を見せないところが最後までめちゃくちゃ好きだったんですけど!!不憫~
土方×総介パートは軽くほんわかすぎなのが合わなくて中立ですが、斎藤一、沖田総司編が良かったです。
新撰組副長土方歳三×沖田総司の末裔沖田総介
沖田総司の末裔の総介がタイムスリップして土方と番になるお話です。
沖田総司もまた現代にタイムスリップして、沖田家の末裔である響と番になります。
ここで疑問に感じたのは、総司が現代に来たということは子孫は残せてないのでは?そうなると、総介は生まれてこないのでは?と・・・
あと、総介が沖田家の末裔なのに新撰組の歴史を何も知らない!普通、末裔ならわかるのでは?と色々モヤっててしまいました・・・
土方と沖田の生まれ変わりで前世の記憶があるとか、別の設定ならストンと落ちたかもです。
上巻の最後が不穏な雰囲気で終わったのですが
その続きからになります。
不穏の正体がまさかでびっくりしました。
そうか…そんなこともありえるのか…と
しばしBLだということを忘れてしまいました。
土方歳三と総介の恋のお話はなるほどーとなりました。
そしてまさかの沖田総司が総介と入れ替わってるパターンだとは…!
斎藤さんがいるので、沖田総司はひょっこり帰ってくるパターンだと思っていました。
まさかの現代へ行ってしまうとは…。
最後まで読むとそれぞれハピエンで良かったとは思うのですが、
斎藤さんのことだけが心残りになってしまいました。
沖田総司のこと待ってるんだよなぁ…と。
それ以外は個人的にあっさりと読めてしまいました。
上巻と同日発売になった『壬生の番い』の下巻。
ついに池田屋に踏み込むことになってー。
という史実に基づくお話を軸に、怒涛のストーリー展開が繰り広げられていきます。
剣豪・沖田総司ではない総介は、命を懸けた戦では役に立たない。けれど、土方を守りたいという気持ちはだれにも負けなくて。
これ、どういう終わりを迎えるのかな、と思いつつ読み進めましたが、んー。ああ、こういう終わり方?とちょっぴり肩透かしを食らった感は否めなかった。「新撰組」という舞台ではありますが、硬派な展開ではないのでそういうストーリー展開がお好みの方にはやや不向きかも。反対に言うと、ホンワカ~とした雰囲気がずっと続くので、痛い展開が苦手な方にはお勧めかと思います。
土方×総介のお話は半分くらいで完結。
後半は沖田総司がどうなったのか?というお話。
総介が幕末にトリップしたのと入れ替わるように、総司は現代にトリップしていた。そしてそこで出会ったのは総介の叔父の響。響は総司が、すぐに自分の祖先の「沖田総司」だと気づき、彼をサポートすることにするが―。
総介と異なり総司はかなり豪胆な人物です。彼のその性格のせいなのか?ドタバタコメディの様相を呈しているお話なのですが。
今作品では、それぞれ自分の元いた世界に戻ることはなく、戻りたいというそぶりも見せない展開で、突っ込みどころもたくさんありますが、色々深く考えたらアカン作品ですね。綺麗な男の子たちがイチャコラしているのを楽しむが良き作品な気がします。
上巻でドツボキャラだった斎藤さん。彼を幸せにしてほしかった感も否めないのですが、響もナイスガイなのでこれはこれでアリだなと。上巻では響はちょっと変わってて、でも優しい人物として描かれていますが、総司の方がより破天荒な人物なので総司に説明したりなだめたりする役目を担うためかスパダリ感が半端ないのも良かった。
面白くないわけではないんですよ。
新選組とか、タイムスリップとか、斬新なストーリー展開ではあるんです。あるのですが、んー、もう一声ほしかったなあという気もしました。ごめんなさい、完全に好みの問題で、こういうほのぼのなお話がお好きな方は多いと思いますが、何回も読み直す作品かと言われると否かなあ…、というのが正直な感想です。
1巻読了時に恐れていた「ものすごくサラッと終わってしまう説」が現実に・・・!これだけ設定を詰め込んで2巻で回収は無理だろうなと思ってはいたんですが、こんなにもアッサリとは・・・!
関係性としては萌えるんですが、ストーリーがちょっとお粗末かな?と思います。『新撰組』をオマージュした作品ではなく、『新撰組』という設定を使うことによって説明を省いた入れ替わり転生BLと言った方が正しいかな?
せめてメインCPのみで2巻もまるっとよみたかったです。