単行本版(限定描き下ろし付き)
「お前、俺の囮になれ――」
yuta oto
pixiv作品読んでいるのでわかる部分があります。
この作品は結構な世界観と関係がからまった中のほんのひとつのCPの話です。
なのでこれだけ読んでもハテナだらけなのでは…と思います。
最初の作品を描き直して商業化すればよかったのに…と思ってしまいました。
もともとは生贄として神に捧げられた男の子がいて、実は嫁入り、てことで神様とラブラブな生活を送るうちに鬼やら天狗やらと交流していくほのぼの作品があります。
そこから派生して、生贄の子の縁者がこの作品の主人公オトリくんです。
なので、オトリくんのことを知っている鬼や雀にはちゃんとつなぎのお話が存在しますが、そちらは商業化されてません。
この作品だけ読むとはっきり説明されないことが多いので、説明なしなのかな?と思ってしまうかもしれません。
それともこれから説明しようとしていたところなのかもしれませんが、1巻におさめるのは難しいかなぁと思います。時間経過も必要だし、縁者のつながりのお話も必要だし、と思うと1巻では短すぎます。
1巻に収まるようにしたせいなのか、終わり方が唐突で続くの?終わるの?これで終わるの?
と思ってしまいました。
もともとの世界観や設定、キャラクターがとても好きなので残念に思いました。
商業にしては線が雑な感じもするし、キャラクターをデフォルメしすぎな感じもしてしまいましたが、世界観のファンなので萌にしました。
うーん、もったいないです。
深読みしていいものなのか、素直にそのまま読めばいいのかわからない!
顔がない男の子“ユタ”と悪いものを寄せ付けてしまう体質の“おとり”の物語なんですが、終わり方があまりにも唐突で中途半端すぎて続巻ものなのかわからないです。多分、、恐らく続き物じゃないとおかしいんですよねぇ。雀との因果も匂わせがあったし、、。
ユタの誰にも気が付かれない、忘れられちゃうってそのまま受け取って読んでいいものなのかも謎です。
深読みする系なのかな、、
ちょーっと謎に感じる部分多すぎる作品でした。
お話の設定は面白いと思いました!
しかし!日本の妖怪がでてくるのかなと楽しみにしてましたが、そんなことはなく。妖怪じゃなく、なにか黒い悪いものを退治もせず、殴って追い払ってるだけの描写でちょっとモヤモヤ。
あと、おとりくんの体を売るって意味もどんな意味なのかわからなかった。。
血をあげるから自分を食うな。
足りなければ次もあげるから自分を食うなって言ってましたが、自分を売ると表現するの?犠牲にするだけだと思うのだけど、なんかよくわからなかったな。
bl世界で売るときたら、つい下だと思ってしまいました。混乱の原因は自分の下品さですね。笑
正直、作画は拙さが目立つ感じが多かったです。顔や髪型がページによって違うようにみえたりとか、雑なコマとか割とあって、正直上手くは感じませんでした。お金を払って購入したものだから、ある程度のクオリティは望んでしまいました。ひどいことを書いてしまってごめんなさい。
ファンタジーものとして続刊するならユタくんのお顔気になるし、二人の関係も気になるので読みたいかな
ただ、もし読み切りなら全く納得できずモヤモヤしてしまうので、続報のんびり待とうかと思います。