あらすじ
「僕はにいちゃんを愛してあげられるよ」
締め付けの厳しい家庭で育った翔は、父が再婚し、新しい母が連れてきた義理の弟・由貴を毛嫌いしている。
自分が得られなかった愛情の全てを由貴に捧げる両親を見ては嫌悪し、甘やかされ挫折や苦悩を知らない弟を憎み、早くこの家から出ることばかりを考える日々。
大学進学をきっかけに、上京し新しい生活を手に入れ充実した大学生活を送る翔だったが、翔を追いかけ上京してきた由貴が現れる。
押しかけ同然で同居を迫り、「僕はにいちゃんを愛してあげられるよ」と押し倒されて──?
二律愛反(1) 39ページ
二律愛反(2) 30ページ
二律愛反(3) 34ページ