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「こころ」は先生総受けメリバBL? 授業中萌えるのを我慢したあなたに
oshiete BL sommelier oniisan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
小説家志望の古書店員・又来の前に、突如として自称「匂い系ソムリエお兄さん」(略してソムおに)が現れる。その名の通り匂い系作品を、激しいBL的考察とともに紹介してくれる表紙の男。
この第一巻は6作構成で、作品紹介が5作と、又来がソムおにをストーキングするお話が1作。
紹介作品は「こころ」「泣いた赤おに」「銀河鉄道の夜」「貧乏神」「駆込み訴え」というラインナップ。各話に付けられた副題からすでに萌えの気配を感じる。匂い系作品が好きな方やちょっと興味を持ってる方におすすめの一冊。
上に挙げた作品は、1作に1話を使って掘り下げている。腐女子界隈の専門用語をバリバリ使ったギャグテイストで、かなりハイテンション。内容はめちゃくちゃ濃くて、匂いを嗅ぎ取る嗅覚に感心させられた。
まず作品を掲げ、ソムおにが捻じ曲げとも思えるBL的解釈を披露し、又来がツッコミを入れる形で進んでいく。
又来は作者への冒涜だ!って方向からの反論で、なるほどそう考える人から見ればBL的解釈は不快だろうな、と冷静になれる。作品を通した主張がBL一辺倒になってないところがすごく良い。
対するソムおには、発表済みの論文を根拠に同性愛論に持っていく。参考文献は巻末に書かれてるので、気になったら読んでみるのも良いかも。
又来もソムおにも、どっちも極端でレスバみたいで、ちょっとした傍観者気分を楽しみつつ、いろんな意味で勉強になった。
で、やっぱり見どころは強引なBL的解釈。作中で男が涙なんぞ流そうものなら腐ィルターで大変なことに(笑)。ソムおにの演説が見事過ぎて、鮮やかに納得させられる説得力があった。
こういう見方をすれば萌えの幅が広がるっていう参考になるものも多く、匂い系作品をさらに楽しめるようになると思う。
一点懸念事項というか……新旧入り乱れたオタクノリがかなりキツイので注意。「切な・F・セイエイ」と太字で言って頭を抱えるとか、「しゅてき界のしゅてきぷりんしゅ…わかりゅ…」とかのノリが大丈夫なら問題なく読めるかな。
元ネタが分かるとちょっと嬉しくなれるかも?な小ネタも多く仕込まれている。
ラスト1話はソムおに×又来展開くる……?という匂わせアリ。以下続刊らしいので、2巻も楽しみ。
匂い系小説を中心に解説されているストーリーになっています。
会話のテンポというか、ギャグセン高くてストーリーがめっちゃ早く進みます。
出てくる小説としては、有名な作品が多く、現代作家さんのものは出てきません。
漫画を読み終えた後、実際にその作品を読みたくなります。
匂い系文学を読みたい人間としては、様々な作品を紹介してくれるこの作品はとてもありがたかったです。
作品紹介系漫画なので、主人公たちがすごくどうこうなる訳ではないですが、主人公の友人の明智くんの話は応援したくなります。(人によるかも)
会話の内容だけ切りとったら意識高い系腐女子の日常会話みたいだなと思った(?)
エロい話をしているんだろうけど主人公とお兄さんの顔面インパクトが強すぎてほぼ顔芸((
猫耳は必要なのか?ツッコミ役にその要素は欲しいのか??
いろいろつっこみたいところは多いけど会話の内容だけはちゃんと解説あるしあるある〜とはなるけども、続き読みたいとはならなかったかな、、