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Santa Claus ga ataerumono
季節はずれも大概にしとけ?って感じなんですが 朝活で見つけちゃったんですよ
いや調べてたのは市内のフラワーガーデンで そういえばあたしクリスマスローズってそんなに好きじゃないんだよなぁ と紆余曲折したらなぜかバキバキの腹筋のサンタさんにたどり着いたっていう 不思議すぎる
あの4話構成のお話各話27ページしかないんだけどビックリするくらいよかった まぢで
で 勢い余って飛び出してきちゃった次第です
クリスマスに夢を持ちすぎる喜義(きよし)
彼の妄想を見せられた時はこんなお話がくるとは思ってなくて なんてったったって相手サンタクロースですしね 軽いラブコメでしょうねってタカを括っちゃってて ほんっと はじめましての作家さまだったのに
とりあえずサンタとサンタを慕うトナカイ(ヴィクセン)の行で平謝りした
あの 喜義とサンタの話もいいんですよ ちょっとウルっとくるくらいには いいんだけどヴィクセン 彼の健気さが
作中の彼の説明に“女王様”って書かれてて 気の強さは前面にきてるのに コンチクショー
ぶっちゃけ再会ものです サンタさんがずっと喜義を探してた系の
んんん 書き出したことはいっぱいあるんだけど これはちょっと本気でネタバレなしで読んでいただきたい
サンタさんへの主従を越えたヴィクセンの想いやら 喜義を送り届けた先でみせた新主の気づかい
ヴィクセン自体は当て馬未満なんだけれど彼の失恋の上にふたりの再会があるのがせつなさを誘うし
たったひとりのサンタクロースになった彼がたったひとりの世界でどうやって暮らしてたのか ここがちょっとふぁたじ~ってとこではあるんだけど
いや そもそもファンタジーだったわ
クリスマスのお話なのに少々せつなくはありますが 悪人一切なし
出だしで速攻別れた喜義の元カレも サンタクロースを追放したマザー・クリスマスもみんないい奴
ただ最後の最後 いちゃいちゃする二人よりヴィクセンのしあわせ願っちゃうくらい ヴィクセンが全部かっさらって帰っていっちゃったのよ お空にぃぃいいい ←え
喜義がもらった最高のクリスマス&プレゼント 間違いなく主役はサンタと喜義なんですけどねw